節約生活と聞いて、どんな印象を持ちますか?
「面倒くさそう」「我慢ばかりでストレスがたまりそう」と感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、一生お金に困らない生活をするためにできる、気楽な節約術をお教えしましょう。
固定費に注目するところから財テクはスタート
食費や交際費といった変動費は、時と場合によって節約できないこともあります。これってストレスの元。
節約でまず注目すべきは、定期的&ほぼ定額の出費である固定費です。
保険を変えてみたり、携帯電話のプランを見直してみたりするのは億劫かもしれませんが、一度見直せば、毎月節約に頭を悩ませることなく無駄をなくすことができます。
固定費節約のチェック例
- 家賃……月収(手取り)の4分の1~3分の1がおすすめ
- 通信費……格安SIMを利用すれば数千円~5000円になる
- マイカー……都市部の場合は毎月約1000円のカーシェアリングがお得
- 保険……ネット保険などでの見直しで掛け金が半額以下になることもある
お金を貯める仕組みを作ることも大事
知らないうちにお金が貯まっているという状態を作り出すこともポイントです。
「節約してお金を貯めなくちゃ」と思うのはストレスですが、“知らないうち”であれば、ノーストレス。
実は、自動的に(知らないうちに)貯金されるというシステムがあります。ご存知でしたか?
2つほど例を紹介します。
自動定期積立貯金を活用しよう
給料が振り込まれる口座から、毎月決まった金額を引き落として積み立てる方法です。
給料口座にあるお金だけで生活をやりくりすることで、貯金することができますよ。
勤め先の福利厚生をチェックしてみよう
社内預金制度のある会社に勤めているのであれば、社内貯金制度の利用を考えてみましょう。
この制度は給料の一定金額を会社に積み立てる預金なのですが、銀行に比べて金利が高い場合があります。
財形貯蓄は、会社が給料から一定金額をあらかじめ天引きし、金融機関に預けてくれるシステム。
無意識に節約できますから、「節約しなきゃ」と気持ちが苦しくなることもありません。
小さな節約にはこだわるな!
安いものやセール品を爆買いしたり、こまめに電気を消したり……。
これらは外食や固定費の見直しで解決する程度の節約にしかなりません。
また、小さな節約のために、長い時間をかけることもナンセンス。
タクシー代をケチってバスを30分待つなら、タクシーを使って時間を有効利用したほうが生産性のある時間が持てます。
電気をこまめに消したりエアコンを我慢したりするのも、生活の質が下がります。
そこを節約したいのなら、契約のアンペアを変えるなど基本料金を下げることを考えてみてください。
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頑張りすぎずにお金が貯まる節約法で、お金の心配ゼロになりましょう!
ファイナンシャルプランナー。
30代女性を中心に、相談者に寄り添うライフプランニングをしています。
2つ年上の旦那と東京で2人暮らしをしており、お酒&お肉LOVEの妊活中ライターでもあります。毎日の食生活や運動を意識しながら、自分の子どもを妄想しつつ世界各国の育児ノウハウも収集しています。