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【人生100年時代の働き方】第5回: 専業主婦はもう古い!?これからの時代、主婦は働くべき?

投稿日:2018-09-28 更新日:

最終回は働き方についてです。女性は家事・育児・介護など「家庭責任」を負うことが多く、働くこと、収入を得ることがサブ的になりがちです。

人生100年時代を乗り切れるよう、働き方も変えていく必要があるかもしれません。

【人生100年時代の働き方】女性は「収入を得る力」を退化させてはいけない

某医大の入試で、女子だけ一律減点されていたという事実が発覚して問題になりましたが、背景の1つに女医の離職率が高いこともあるようです。
職業にかかわらず、結婚や育児、介護で離職する女性は少なくありません。

家事も育児もこなす男性が増えているとはいえ、未だに家庭責任を女性が負う傾向は強いままです。
結婚後に夫に求められるケース、女性自身が望むケース、社会が「当然」と要求するケースといろいろあることでしょう。

たとえば介護離職者の7割超が女性であることを見ても、総じて女性の働き方は環境に左右されがちだといえそうです。

家事・育児・介護などの「家庭責任」は誰かが負わなければなりませんが、女性だけが負うものではありません。
そのツケはすべて自分の老後に回る可能性があることも知った上で判断し、家族のサポートを引き出しましょう。

もしも自分が望んで仕事を辞めて専業主婦になるにしても、長い老後を考えると、女性は「収入を得る力」を退化させてはいけないし、むしろ高めておく必要があると思います。

【人生100年時代の働き方】働き方・収入を得る方法は「3本柱」で

老後資金の回でも書きましたが、「できれば生涯現役で働く」という選択肢は重要です。これを実現するためにも、早めの準備が必要です。

現在、会社員やパートであるなら、定年後の仕事を確保するために、週末起業や副業をする方法もあります。
現在の仕事で安定収入を得る一方で、定年後の収入源を確保する準備としてダブルワークをする形です。

そのため、セカンドワークは60代以降も続けていけるようなものであることがポイントです。
今は趣味レベルでやっていることでも、いずれ仕事になるかもしれません。いずれにしても、職場の就業規則に抵触しないことが大前提です。しっかり確認してから始めましょう。

メインの仕事をする中で、将来の収入源となる仕事の種まきをして、さらには「お金や資産に働いてもらう」

この3本柱の体制が取れれば最強ではないかと、個人的には考えています。40代になったら、このような3本柱を本気で考えてみてはどうでしょう。

私も今、親の介護問題が秒読みですが、仕事を減らすことはあっても「やめない」ことを心に決めています。

そのため、収入減になったり、頻繁に実家へ通うようになっても生活していけるような環境づくりも検討しています。収入構造も変更しようと考えています。

具体的には、「お金や資産に働いてもらうこと」です。
iDeCo、NISAはもちろん、余力があればほかの投資も…。リスクがあるため、誰でも可能なわけではありませんが、うまく回れば、3本目の柱に育ってくれるかもしれません。

投資はリスクがあることを踏まえ、しっかり勉強した上で始めることも大事です。

現在、専業主婦の方は、働いて世帯収入を上げることから始めてはどうでしょう。
有り余る資産があれば別ですが、100歳まで長生きをした場合に老後資金が不足する予感があるなら、早めに手を打ちましょう。
「扶養の範囲で」などと抑えずに、厚生年金に入れる働き方に切り替えれば、自分の将来の年金額を増やすことにもなります。

夫の扶養の範囲で働くことを「オトク」と勘違いしている人がいるかもしれませんが、長い目で見れば、自分の年金が作れて、しかも保険料の半分を会社が負担してくれる方がオトクでは?

長い老後を貧困に陥らずに過ごすための働き方、40代になったら真剣に考えて準備を始めたいものですね。


執筆:豊田眞弓(とよだまゆみ)

ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、相続診断士。FPラウンジ代表。
経済誌・女性誌等のライターを経て94年より独立系FP。「家計の永続性」をテーマに、個人相談や講演会、雑誌や新聞、サイトへの寄稿や記事の監修などを行っている。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。
40代からの生き方をマネー面から考える「親の介護・相続と自分の老後に備える会」事務局。
座右の銘は「笑う門には福もお金もやってくる」。
◆著書紹介◆
「マイホーム」賢い人はこうして買う!―夢をかなえる資金計画マル秘テクニック(PHP研究所)
50代・家計見直し術(実務教育出版社)
住宅ローンは55歳までに返しなさい!(アニモ出版)
など。


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