ここ数年でよく耳にするようになったフリーランスという働き方。
今では、フリーランス人口も増え、経済規模も大きくなってきているといいます。
また、フリーランスとして働く人の平均年収も増えているそうです。
そんな話を聞けば、「フリーランスの働き方に興味が出てきた」なんて考える人もいるのではないでしょうか?
フリーランスに見られる4つのタイプ
フリーランスには以下のように様々なタイプがあります。
- すき間ワーカー:会社勤めをしながら、すき間時間で副業をする人
- パラレルワーカー:複数の会社から仕事を受ける働き方をする人
- 独立系ワーカー:個人で会社・店舗を経営している人
- 自由業系ワーカー:雇用先を持たず、個人で仕事をもらう人
この中でも、最近ではパラレルワーカーとして働く人が急増しています。
収入を増やすために複数の会社と取引するのは合理的ですし、どこか一社との取引がなくなっても収入がゼロになることがない、安心な働き方です。
フリーランス人口はなんと1,119万人!
ここで、クラウドソーシングのプラットフォームであるLancersを運営している株式会社ランサーズが2018年4月4日に発表した『フリーランス実態調査』結果を紹介しましょう。
日本においてフリーランスとして働く人は1,119万人(2018年2月13日~15日に調査。有効回答数3,096人)。4年前は913万人だったというのですから、驚異的な伸び率です。
経済効果も20兆円超え。2017年度に比べて約8%増加しています。
日本に比べ、働き方が比較的自由なアメリカの調査では、2027年には、会社に属する働き方よりもフリーランスとして働く人のほうが増えるという結果も出ているとか。
フリーランスという働き方に魅力を感じる人が増えているのでしょう。
フリーランスの魅力とは?
真っ先に思い浮かぶのは自由であるということでしょうか。
それも確かに魅力的な部分ですが、多くのフリーランスの人が口にするのは、「自分の能力を活かせる喜び」です。
会社に雇用されて働くよりもダイレクトに感じられる喜びに、満足感を味わえるようです。
ただ、フリーランスって稼げるのでしょうか? 収入は不安定ではないのでしょうか?
フリーランスの平均報酬は186万円
こちらの数字も、株式会社ランサーズが2018年4月4日に発表した『フリーランス実態調査』結果によって明らかになったものです。
年収186万円と聞くと「少ない」と感じるかもしれませんね。
ですが、注目は伸び率。実は、2017年の調査時に比べると12%ほど増加しているのです。
これは、社会の中でフリーランスとして働く人が評価され始め、必要とされるようになってきたということではないでしょうか。
フリーランスは、会社勤めに比べると収入は低くなりがち。また、必ず仕事があるかといえばそうとはいえないので、不安定です。
ですが一方で、最近ではネット上で、仕事を依頼したり受注したりするような場所(クラウドソージング)もあり、フリーランスとして働きやすい環境が整い始めています。
働き方は「これ」と決まっているわけではありません。
フリーランスとして働くことも考えてみるのもいいかもしれませんね。
ファイナンシャルプランナー。
30代女性を中心に、相談者に寄り添うライフプランニングをしています。
2つ年上の旦那と東京で2人暮らしをしており、お酒&お肉LOVEの妊活中ライターでもあります。毎日の食生活や運動を意識しながら、自分の子どもを妄想しつつ世界各国の育児ノウハウも収集しています。