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【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

投稿日:2018-07-09 更新日:

【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

こんにちは、FPの豊田眞弓です。
突然ですが、これから人生は「100年」を想定して生きることになります。

それで何がどう変わるのか、特に女性の生き方にどんな変化をもたらすのか、について考えていきたいと思います。
第1回は総論的なお話です。

ライフコースが多様化。マルチステージへ!

【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

最近、よく耳にする「人生100年時代」。
発端となったのは、リンダ・グラットン教授の「LIFE SHIFT」という本です。

2007年生まれの日本人は2人に1人が107歳まで生きると推測され、人生100年時代の構想が必要な時代になっているとのこと。

人生100年を前提にした場合、教育を受ける→働く→リタイアして老後へ、といった固定的なライフステージは当然、変化します。
どう変わるかというと、マルチステージ化するとのこと。

マルチステージ化とは、一言でいうなら「人生いろいろ」が当たり前な状態になります。

【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

教育を受ける→働く→教育を受ける→(起業をするなどして)生涯働く、といったことも普通になるでしょうし、1人が複数の仕事や役割を担う「ポートフォリオ・ワーカー」となることもあり得ます。

日本政府も「人生100年時代構想」を打ち出しています。コンセプトは次の通り。

一億総活躍社会実現、その本丸は人づくり。子供たちの誰もが経済事情にかかわらず夢に向かって頑張ることができる社会。いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。人生100年時代を見据えた経済社会の在り方を構想していきます
F-style

100歳までの長い人生、あなたは何をしますか?

【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

人生が長くなる分、生き方をもっと柔軟に考えていけそうですね。
私は今アラフィフですが、子育ても終えて、昨年より大学院で学んでいます。それ以前は親の介護と自分の人生のエンディングばかり考えていた状況を思うと、自分でも驚く方向転換です。

皆さんは100歳まで生きるとして何をしたいですか?夢や目標を再設定してみてください。
1つでなくても、かなわなくてもいいんです。私などはたくさん書き出してリストにしてあります。
これがないと長いだけの人生は苦痛なだけかもしれません…。

長きするほどマイナスに?マネー戦略が必要な時代

【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

人生が長くなると、大きな問題となるのはお金です。

少し前まで、平均寿命を指して「人生85年」などと言われていました。個人的にも、ご相談者のキャッシュフロー表(長期でお金の収支を見る)は90歳くらいまでで作成していました。私自身のキャッシュフローも同じでした。

これを単純に100歳まで伸ばすと、恐ろしいことが起きます。いわゆる老後が10年延びるわけですから、90歳でぎりぎりだったキャッシュフローは完全にマイナスになります。

【人生100年時代のマネー戦略】第1回:もっと「人生いろいろ」。マネー戦略が重要に!

私自身も、昨年100歳までに修正をしてみたところ、マイナスに陥り、根本的に今後を考え直す必要があると自覚しました。

このことを、働けなくなってから突き付けられても困るだけです。早くに知ることができてよかったのだと思い、今から準備を始めましょう。次回以降で詳しく見ていきますが、次のようなことが考えられるでしょう。

<今できる準備>
・生活を見直し、定年前にある程度の老後資金を貯める
・お金や資産にも働いてもらう
・生涯現役で働く準備
・健康維持

老後に直面してからではなく、今のお金の使い方から見直す必要があります。場合によっては教育資金のかけ方なども変える必要があるかもしれません。

特に、女性は男性よりも6歳長生きなため(平均寿命は男80.98歳、女87.14歳。厚生労働省「2016年簡易生命表」)、自覚をもって長生きに立ち向かっていかなければなりません。

高齢単身女性の貧困率は5割超という事実から目をそらしてはいけません。

次回は人生100年時代における「教育資金」についてご説明します!

エコスタイル

執筆:豊田眞弓(とよだまゆみ)

ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、相続診断士。FPラウンジ代表。
経済誌・女性誌等のライターを経て94年より独立系FP。「家計の永続性」をテーマに、個人相談や講演会、雑誌や新聞、サイトへの寄稿や記事の監修などを行っている。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。
40代からの生き方をマネー面から考える「親の介護・相続と自分の老後に備える会」事務局。
座右の銘は「笑う門には福もお金もやってくる」。
◆著書紹介◆
「マイホーム」賢い人はこうして買う!―夢をかなえる資金計画マル秘テクニック(PHP研究所)
50代・家計見直し術(実務教育出版社)
住宅ローンは55歳までに返しなさい!(アニモ出版)
など。


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