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【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

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【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

前回は、投資信託の特徴とメリットについて見てきました。投資信託がどのような投資方法なのか、お分かりいただけたと思います。

では、投資信託を使ってどのような投資をしていけばいいのでしょうか。リスクを低く抑え、将来の資産形成を目指すという観点から見ていきます。

投資信託を使った分散投資法

【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

リスクを抑えるためには投資先を分散しておくことが大切です。そのために投資信託を活用するのが効果的だと、説明しました。

それでは、なにをどう組み合わせ、それぞれにどのくらいの割合で振り分ければいいのでしょうか。

【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

同じような傾向の投資先を複数選んでも、分散効果は期待できません。違う値動きをするものを組み合わせることで、お互いが補完し合って、資産価値の下落を防ぐことができます。

これが分散によるリスク低減の基本です。

そのためには、さまざまな地域や資産を組み合わせる必要があります。

具体的には「日本株式」「日本債券」「外国株式」「外国債券」という4つの投資対象に分散投資していきます。

【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

日本を含む、世界の株式や債券に投資することで、日本国内だけでなく、先進国・新興国など幅広く世界中に分散投資ができるからです。

また、株式だけでなく債権を持つことでも、分散投資の効果を高めることができます。

一般的に株式と債券は異なる値動きをします。株式だけだと値動きが大きくなる傾向があります。

上昇局面では大きな利益が出ますが、下落局面では、大きな損失を生む可能性もあるのです。

【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

そのため、株式と債権を一緒に持つことにより、互いに補完し合い、株式だけを持つ場合に比べて安定した値動きになります。

また、海外の資産を持つことで、地域や通貨も分散させることができます。

外国株は、先進国だけでなく、新興国の株式も併せて持った方がいいでしょう。先進国に比べ、高い成長率が見込めますし、分散効果も高まるからです。

以上のことから、「日本株式」「日本債券」「外国株式」「外国債券」という4つの投資対象に、毎月均等に積立投資をすることから始めるのがお薦めです。

資産が増えてきて投資にも慣れてきたら別のやり方も考えられますが、その点については回をあらためてご説明したいと思います。

時間の分散も忘れずに

【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

毎月、積立投資をしていくのですから、短期的な売買をするのではなく、長期の保有、つまり時間の分散をして、よりリスクを低減させることを目指しましょう。

さまざまな対象に分散投資をしていても、1年ごとに見ると損失が出る年もあります。2008年のリーマンショックのようなことが起これば、損失は免れません。

【投資信託活用法】初心者が投資リスクを減らす“分散投資”の分かりやすい考え方とは?

しかし、下落局面はいつまでも続かないものです。実際、リーマンショックの後、数年で相場は回復しています。3年、5年、10年と投資期間が長くなれば運用成績は平均化し、安定化していくものです。

投資の目的が将来の資産形成であるなら、30代、40代の人は時間的なアドバンテージを持っています。短期的な利益や損失に一喜一憂せず、長い目でコツコツと投資を続けていきましょう。


中郡久雄
中小企業診断士、ライター。転職を繰り返していたため、他人より退職金が少ないことに不安を覚え、2008年ころより資産形成のために投資信託を活用した金融投資を開始。当初はインデックス投資を中心に運用していたが、徐々に投資哲学に共感できるアクティブファンドに軸足を移す。ただし、積立を基軸とする「コツコツ投資」のスタイルは維持している。

中小企業診断士兼ライターとして多くの経営者にインタビューさせてもらう中で、成長する経営者の「お金に対する哲学」を学ぶことができた。

現在は、経営者の資産形成のアドバイスもできるようになることを目指している。
主な執筆先は、クーリエジャポン、企業診断(同友館)、道経塾(モラロジー研究所)、など


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