多くの女性が通る道であろう「更年期障害」。一般的には閉経を迎える前後である45歳~55歳くらいの約10年が、その期間とされています。
一般的に、更年期障害と聞くと、女性特有のイメージが強いですよね。
私も、最近までそう思っていましたが、実は男性の更年期障害もあるのだとか。
男性は女性と違い閉経がなく、男性ホルモンが徐々に減少していく為、症状に気づきにくいそうです。
体調不良の原因は男性ホルモンの低下かも
男性の更年期は加齢男性性腺機能低下症候群(Late-Onset Hypogonadism:LOH 症候群)とも呼称され、男性ホルモンであるテストステロンが低下することが原因とされています。
個人差はありますが、テストステロンの分泌量は、20代を境に緩やかに減っていくのだそう。
中年期に入り、肥満や倦怠感、イライラ、やる気がなくなるといった症状が目立つようになってきたら、要注意かもしれません。
改善の鍵は女性と接する事!?
現在、男性更年期障害の治療はホルモン補充療法等がありますが、日常生活でも工夫出来る事があるそうです。
テストステロンは概ね夜中に作られるので、睡眠の質を上げる事が大切なのだそう。
特に、寝る前のスマートフォンは、LED液晶の光で交換神経を優位にしてしまう為、控えるようにした方が良さそうです。
他にも、女性との何気ない会話や、身体が触れ合う事により、分泌量が上がる可能性もあるのだとか!
既婚者でも、奥さんと行った事がない所に出掛けたり、2人きりで外食をするだけでも、新鮮な気持ちになりますよね。
歳を重ねていくとドキッとするような出来事も減る傾向にありますが、良い刺激になるのかもしれませんね!
【参考】
ママニティ、ダ・ヴィンチニュース、MEDLEY、zakuzaku、MedicalNote

牧ひとみ
てんかんと発達特性を持つ小学生姉妹の母。
フリーでWEBやDTPデザインのお仕事と、障がいのある子もない子も共に学べる「なっつの木」を主宰。
好きなものはフクロウとくびれのないぬいぐるみ。
http://nattunoki.com/