子育てをしているなかで、心の支えになるのがママ友という存在。
仲が深まるにつれ、子どもの話だけでなく、時にはプライベートな話、夫の愚痴、夫婦の悩みまでもさらけ出してしまうこともあるのではないでしょうか?
しかし夫の愚痴や夫婦の悩みばかり言っていると、変に詮索されたり、あらぬ噂をたてられたりしてしまう可能性も……。
みなさんは、夫の愚痴・夫婦の悩みをママ友に言いますか? 言いませんか?
ママ友に夫・旦那の愚痴を話す?
とあるサイトで、20代から50代のママ達に行ったアンケートによると、ママ友に夫の愚痴を言わないと答えた人は全体の25%、ママ友に夫の愚痴を言うと答えた人は全体の75%でした。
多数のママたちが、夫の愚痴をママ友に話していることがわかりました。
さらにこのアンケートで注目すべきは、夫の愚痴をママ友に言う人達の中でも、自分なりのルールがあるのだという点。
ただ愚痴を言うわけではなく、言い方に気を付けている人が多いようでした。
そこで、このアンケートを元に、ママたちの愚痴を言うことに対する考え方をまとめてみました。
基本的にママ友には愚痴を言わない派
まずは夫の愚痴を言わない派の人たち。
彼女たちは基本的に、愚痴を人には言わないと決めているようです。
たとえば「愚痴は、聞く人によって受け取り方が違うので、周囲に間違った話が広まっては困るから。」という意見。
確かに、自分の気持ちが歪んで伝わるのは不本意ですよね。
「口は災いの元」とはよく言ったものです。
ただ、自分はしないようにしているが、人の愚痴は聞くようにしているという意見も多数でした。
ママ友との円滑な関係を築くには、聞き手に回るというのが一番賢い方法なのかもしれません。
自分なりのルールでママ友には愚痴も話す派
さて夫の愚痴をママ友に言うという75%の人たちの中でも、「自分なりのルールにのっとって、愚痴を言う」という意見と、「ルールなく全部話す」という意見がありました。
自分のルールとは、たとえば「笑える話なら話す。」というもの。
私も笑える話ならどんどん話すようにしています。
深刻な愚痴は、聞かされた人が反応に困ってしまうので、なるべく話さない方がいいと思うからです。
また、「夫がリモートワークで家にずっといるけど、昼ご飯作るのが面倒」などといった「あるある愚痴」を言うことで、共感してもらい、ママ友との仲が深まることを期待しているのかもしれません。
他にも、自分ルールとして、「話す相手やシチュエーションを選ぶ」などという意見もありました。
愚痴はデリケートな問題もはらんでいるので、話を盛って広めるような人には話さない方が得策ですね。
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愚痴を話すのはノールール派
ママ友に愚痴を話す際には、特にルールは設けずに、自然な流れで話すとい言う人も。
そういったママたちもおしなべて、笑えるライトな愚痴を言う人が多いようです。
小さなもやもやを、話すことでスッキリするタイプが多いのでしょう。
確かにあちらこちらに気を遣いすぎても、かえって疲れてしまいますからね。
愚痴っても後悔だけはしないように!
アンケートが示すように、ママ友に夫の愚痴を話すママは多く、実際にストレス解消法にもなっているのだと思います。
ただし愚痴り方を失敗してしまうと、トラブルの原因になってしまうので要注意。
あるママ友は夫の愚痴を軽い気持ちで言ったところ、それを聞いた他のママが想像以上に憤怒。
夫の悪口を周りに言いふらされてしまったようです。
その後PTAのイベントに参加した夫が、周囲から冷たい視線をむけられ、いたたまれなくなったのだとか。
本人としては軽い愚痴のつもりだったのに、人によってはとらえ方が違うのだという例でした。
また愚痴を言ったつもりが「うちの旦那よりいいじゃん!」と、自慢話だと思われてしまったという例もあるようです。
ママ友への愚痴の言い方の難しさを感じました。
愚痴はほどほどに……ということなのでしょうか。
しかし、日々の小さなもやもやを抱えすぎるのはよくありません。
誰かに愚痴を言いたくなったときは、上手に笑いに変えて共有できるといいですね。