夫婦生活を続けていると、喧嘩をすることもあるでしょう。
喧嘩をしているときに感情的になって、普段なら言わない言葉を言ってしまうこともあります。
しかし、その中には今後、尾を引きずるような「絶対に言ってはいけない言葉」もあります。
どんなに頭にきても、以下の言葉は言わないように自制しましょう。
夫婦喧嘩で言ってはいけない言葉1.結婚しなければ…
「あなたとなんか結婚しなければよかった」のような言葉は言うべきではありません。
結婚そのものを否定するということは、「あなたに対する愛情は冷めました」といっているようなものです。
言われた側としてみれば、自分を否定されたと思ってしまうかもしれません。
夫婦間の信頼関係を損なうことにもつながってくるでしょう。
アドバイス:普段から気持ちを伝えること
別れる気がないのにこのような言葉を伝えてしまうのは、ちょっとしたことで我慢していませんか?
それが積もり積もってある日爆発してしまうのです。そうならないためには、もしちょっとした不満でもきちんと相手に伝えるべきです。
「こうしてくれたらもっと嬉しい」のような言い方をすれば角も立ちません。
夫婦喧嘩で言ってはいけない言葉2.家庭のことなんて見てない!
「家庭のことなんて見てないくせに!」これも夫婦喧嘩で言ってはいけない言葉です。
このセリフは相手の仕事が忙しく、家庭がおろそかになっているような場合につい口走ってしまうことが多いでしょう。
すると言われた側は、全く自分のやっていることを評価してもらえていないと感じます。
また夫から返す刀で「誰の稼ぎで食べていけてるんだ!」などと言われてしまうと、もう取り返しがつかないような場合もあるでしょう。
そうなるとお互いにますます気分を害しますし、自分が頑張っていることが全く評価してもらえない無力感に襲われます。
その結果、「この人とこれ以上一緒にいても……」という気持ちになってしまいます。
アドバイス:頑張りを認めよう
上記のようなケースは「普段自分の頑張りが認められていない」という不満があるのでしょう。
そこでお互いに感謝することが大事です。
働いて稼いでもらっていること、家庭のケアを自分の代わりにしてくれていることに関する感謝を言葉に出してみるとギスギスした関係を回避できます。
夫婦喧嘩で言ってはいけない言葉3.イヤなら出て行けば!
喧嘩が最高潮になると「出て行けば!」という人がいます。
これも夫婦喧嘩の中ではNGワードです。
言っている方は「出て行かないだろう」という気持ちがあるのかもしれませんが、本当に出て行ったら取り返しのつかない事態に発展しかねません。
このセリフを言う方は「家主は自分!」「自分ばかりが頑張っている」という意識が強いのでしょう。
でも、今の生活は本当にあなた一人で本当に成り立っているのでしょうか?今一度、相手があなたにしてくれていることをよく考えてみてください。
アドバイス:一呼吸置こう
もしこの言葉が出てきそうになったら、一呼吸置くことです。
その上で、普段素直な気持ちを伝えているか考えてみましょう。もし言いたいことが言えないと、ちょっとした喧嘩の時にその不満がどんどんあふれ出てきます。
この言葉を言いそうになったら、もっと素直に普段から自分の感情を表して不満をため込まないように注意しましょう。
夫婦喧嘩で言ってはいけない言葉4.離婚だ!
「こうなったらもう離婚だ!」夫婦喧嘩の時にこう言ってしまう人も多くなっています。
本気で離婚を考えていないときは、離婚をちらつかせるようなセリフは言うべきではありません。
「離婚」というワードを使ってしまうと、相手も離婚について具体的に考えるようになるからです。
本気で離婚する気がある時を除き、言うべきではありません。
アドバイス:現実を見つめるべし
離婚という言葉が出そうになるのは、現在の夫婦関係に何らかの問題があるからです。
そこで何が問題かを把握して、改善するポイントはないか探ってみましょう。相手を攻撃しても問題は解決しません。
まとめ
夫婦喧嘩の時に言ってはいけない言葉は、相手が傷つくものが多くなっています。
感情的になると自分のことしか考えられなくなりがちです。
しかし、あなたの言った言葉が相手を傷つけるかもしれないということを認識すべきですし、喧嘩になったときこそ冷静さを保つことが大事です。