前回0~1歳編として書きましたが、今回は2~3歳です。
この時期の子どもたちは、おしゃべりも出来るようになってきますが、まだまだ、言葉で伝える事がうまく出来ません。
思わず、お友だちのおもちゃを横取りしてしまった、叩いてしまった…なんてことも良く見られる年齢ですね。
これを解決する、誰もが知っている手遊び歌があるんです。
自分の気持ちを知る事が大切
小さな子どもはルールがまだ分かりません。
例えば「お友だちのおもちゃを取ってはいけない。」「お友だちを叩いてはいけない。」
きっと、誰かが教えてあげないといけないことだと思うのです。
それが出来るのが親です。
ただ「ダメ」「やってはいけない」という言葉を掛けるだけでは子どもだって理由はわかりません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは簡単です。「自分が遊んでいるおもちゃを横取りされたら、どんな気分になる?」
「今、いきなり叩かれてびっくりしたね。きっと○○くんもこのおもちゃで遊びたかったんだね。」など、親が子どもの変わりとなって、気持ちを代弁してあげる事が大切だと思います。
ごくまれに、子どもは親の想定外な事を言葉にすることがあります。
親が思ってない言葉「お腹が痛かったから」など言ってきた場合、そこは、子どもの気持ちを大切にしてあげて下さい。
意味がわからずに言っている場合と、いけないと分かっていてごまかそうとしている場合があります。
後者の場合は、うしろめたさを感じているのかもしれません。
どんな場合も、子どもの言葉を一度受け止めて、更に、代弁してあげることが大切だなと感じます。
手遊び歌で「相手」と「自分」について教えてみる!
やはりこの時期に多いのが遊びの中でのトラブル。
おもちゃを取ったり、取られたり、公園で順番を抜かしたり、抜かされたりと…
自分と相手という立場が確立していない時¥に良く起こります。
こんな時、誰もが知っている手遊び歌を一緒に歌ってみることをおススメします。
(※この手遊び歌についてはこの記事でもお話ししています)
「自分のもの・他人のもの」が理解できるようになる手遊び歌はコレ!
それは「大きな栗の木の下で」です。
♪大きな栗の木の下で あなたとわたし 仲良く遊びましょ 大きな栗の木の下で♪
この中に「あなた」「わたし」という言葉が出てきます。
手遊びの中で、「あなた」で相手を指さし、「わたし」で自分を指します。
これを継続的にやっていく事で、「あなた」と「わたし」という存在、つまり<自分以外の存在がいるんだということが理解出来やすくなるんです!
一緒に遊びながら、相手という存在がわかっていくのは嬉しいですね。
是非、親子で実践してみて下さい。
つづきはコチラ
親で決まる!自分の気持ちが伝えられる子ども<4~6歳編>
親で決まる!自分の気持ちが伝えられる子ども<0歳~1歳編>
まゆみ