親で決まる!自分の気持ちが伝えられる子ども<2~3歳編>

投稿日:2021-02-27 更新日:


前回0~1歳編として書きましたが、今回は2~3歳です。

この時期の子どもたちは、おしゃべりも出来るようになってきますが、まだまだ、言葉で伝える事がうまく出来ません。

思わず、お友だちのおもちゃを横取りしてしまった、叩いてしまった…なんてことも良く見られる年齢ですね。
これを解決する、誰もが知っている手遊び歌があるんです。

自分の気持ちを知る事が大切

小さな子どもはルールがまだ分かりません。

例えば「お友だちのおもちゃを取ってはいけない。」「お友だちを叩いてはいけない。」

きっと、誰かが教えてあげないといけないことだと思うのです。

それが出来るのが親です。

ただ「ダメ」「やってはいけない」という言葉を掛けるだけでは子どもだって理由はわかりません。
では、どうすれば良いのでしょうか?

それは簡単です。「自分が遊んでいるおもちゃを横取りされたら、どんな気分になる?」
「今、いきなり叩かれてびっくりしたね。きっと○○くんもこのおもちゃで遊びたかったんだね。」など、親が子どもの変わりとなって、気持ちを代弁してあげる事が大切だと思います。

ごくまれに、子どもは親の想定外な事を言葉にすることがあります。

親が思ってない言葉「お腹が痛かったから」など言ってきた場合、そこは、子どもの気持ちを大切にしてあげて下さい。
意味がわからずに言っている場合と、いけないと分かっていてごまかそうとしている場合があります。

後者の場合は、うしろめたさを感じているのかもしれません。

どんな場合も、子どもの言葉を一度受け止めて、更に、代弁してあげることが大切だなと感じます。

手遊び歌で「相手」と「自分」について教えてみる!


やはりこの時期に多いのが遊びの中でのトラブル。

おもちゃを取ったり、取られたり、公園で順番を抜かしたり、抜かされたりと…

自分と相手という立場が確立していない時¥に良く起こります。

こんな時、誰もが知っている手遊び歌を一緒に歌ってみることをおススメします。

(※この手遊び歌についてはこの記事でもお話ししています)
「自分のもの・他人のもの」が理解できるようになる手遊び歌はコレ!

それは「大きな栗の木の下で」です。

♪大きな栗の木の下で あなたとわたし 仲良く遊びましょ 大きな栗の木の下で♪

この中に「あなた」「わたし」という言葉が出てきます。

手遊びの中で、「あなた」で相手を指さし、「わたし」で自分を指します。

これを継続的にやっていく事で、「あなた」と「わたし」という存在、つまり<自分以外の存在がいるんだということが理解出来やすくなるんです! 一緒に遊びながら、相手という存在がわかっていくのは嬉しいですね。 是非、親子で実践してみて下さい。 つづきはコチラ 親で決まる!自分の気持ちが伝えられる子ども<4~6歳編>
親で決まる!自分の気持ちが伝えられる子ども<0歳~1歳編>


まゆみ

二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。

-ライフスタイル
-, ,

この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

関連記事

子育て5Kゴケー

私は悪い親?子育てのタブー「5K」かも【チェック!】

抜いだ洋服を片付けない、宿題をなかなかやらない、忘れ物が多い… なんだか子どものやることすべてがきちんと出来ていなと気になる!! そんな思いをしたことありませんか? もしかしたら、皆さんは子育てのタブ …

発達障害とは

発達障害は“障害”ではない!?「有名人・偉人たちにみる発達障害」【Part1】

栗原類さん、勝間和代さん、ミッツマングローブさんなど自身が「発達障害」であることを告白する芸能人や著名人の方のおかけで、最近は「発達障害」という言葉の認知度も高まってきていますよね。 発達障害といって …

厄年結婚プロポーズ幸せ大丈夫ポイント

夫婦の関係が良好に!?秘訣はかわいいアノの写真

パートナーとつまらないケンカが多かったり、倦怠期を迎えたり、もうちょっと関係をよくしたいな…と思っているのに、なかなかうまくいかない、という方も多いのではないでしょうか。 確かに、人と人の …

保育園幼稚園,違い,選び方

【保育園・幼稚園違いは?】息子を保育園、娘を幼稚園に入れてみて、思うこと

保育園は「働くママのための福祉施設」、幼稚園は「教育施設」。 そう聞くと、保育園は子どもの面倒を見るだけで、幼稚園は勉強を教えてくれそうな感じがしますが、逆に英語やスポーツを取り入れている保育園、のび …

子どもの習い事は親の自己満足?娘のピアノレッスン拒否からの学び

今の子どもは、小さい頃から多くの習い事をしています。 友達と遊ぶ時間もないほど毎日何か習い事をしている子どもも、少なくありません。 「子どもには色々なことを早くから経験させて、可能性を見出してあげたい …