「自分のもの・他人のもの」が理解できるようになる手遊び歌はコレ!

投稿日:2021-02-07 更新日:

「A君が遊んでる車で僕も遊びたいな」

そう思ったB君。

A君から車のおもちゃを取ってしまう。

もちろん、A君は大泣き。

B君は返さない。

これは子どもが友達と遊んでいる時の「あるある話」。

誰もが経験しているシーンではないでしょうか。

小さい子どもは自分のもの」「他人のもの」という認識があまりないようです。

「この世の中のものは全て自分のもの!」と言わんばかりに自分中心的に動きます。

しかし、世の中はそう上手くはいかないもの。

子ども達なりにぶつかり合い、交渉しながら、「自分のもの」「他人のもの」を理解していきます。

人間の基礎は乳幼児期に築かれる

乳幼児期は、人間発達の基礎として非常に大切な時期です。

1歳児:自立の芽生え
2歳児:色々な矛盾に遭遇
3歳児:何でも楽しくチャレンジ
4歳児:発見
5歳児:自信をもつ

1歳5か月くらいになると、自立心が芽生え始め、自己主張が強くなってきます。

この時期から2歳頃のイヤイヤ期まで、お母さんにとっても大変な時期ではありますが、子ども達のやりたい気持ちを大切にしたい時期でもあります。

自分と他者を理解するヒントはあの歌!

「大きな栗の木の下で」

小さい頃から馴染みのある童謡ですよね。

誰もが手遊びした事あるのではないでしょうか。

実は、この童謡には<「自分と他者」をわかりやすくしてくれる要素が隠れているのです。 ヒントは歌詞の中にある「あなたとわたし」です。 この歌詞では<「あなた」の時には「あなた」を指さし、「わたし」の時には「わたし」を指さします。 小さな頃から「大きな栗の木の下で」を何度も繰り返していると、子ども達の中で「あなた」という存在と「わたし」という存在があるんだとボヤっと認識し始めます。 そして、いつの間にか「自分と他者」を理解していくようです。 昔からある童謡「大きな栗の木の下で」。 実は、子育てをしていく上で奥深いことを言っているのです。 お子様と向かい合って「大きな栗の木の下で」をぜひやってみて下さいね。


まゆみ

二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。

-ライフスタイル

この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

関連記事

寝不足ママのために、短時間でも睡眠の質を上げる方法

あなたは十分な睡眠時間を確保できていますか?翌朝スッキリ目覚めていますか? 子育て中の家庭は、赤ちゃんの夜泣きや授乳でまとまった睡眠時間が確保できない、なんてこともありますよね。 睡眠時間が不足すると …

女性は結婚した方が幸せ?しない方が人生お得なの?

みなさんは、「女性の幸せって何?」と聞かれたら何と答えますか? 真っ先に「結婚」と答える人は年々減ってきているのではないでしょうか。 今は女性のライフスタイルや価値観も様々。”結婚=幸せ”だったのは、 …

【第1回】離婚も再婚も経験したカフェオーナーが伝えたい、いろんな家族のカタチ

皆さま、はじめまして、戸村真琴です。 わたしは結婚相談所とカフェ(city.coffee.setagaya)と二つの仕事をしながら母として妻として、忙しくも楽しい毎日を送っています。 昨年結婚相談所と …

子育てのヒントは子どもがよく言う「●●」という言葉にある!

子どもが最もよく言う言葉って何だと思いますか? 子どもが幼ければ、幼いほど、この言葉を発していると思います。 答えは… ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「見て」です。 言葉にすることの …

サスティナブルライフエコリサイクル

最近よく聞く「サスティナブル」って? 地球に優しい暮らしのすすめ

年々、環境汚染に対する意識は高まっています。これまでは団体やグループでの環境保全への取り組みが主でしたが、これからは一人ひとりが行動を起こすことが重要です。 その中で注目されているのが『サスティナブル …