夫婦の会話がない!解決に向けての行動は1日3回のLINEから。

投稿日:2021-06-19 更新日:

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長年一緒にいると、いつのまにか夫婦の会話がない、また少なくなってきたと思うことはありませんか?夫婦の会話やコミュニケーションを取らずにいると、お互いに考えていることがわからなくなり、夫婦のすれ違いの原因になります。そして会話のない夫婦の行く末は離婚…なんてこともありえてきます。

だからこそ、どうにか改善していきたいと思っている方もいるのではないでしょうか。その一方で、今さら何を話しかけたら良いのか分からないなど、具体的にどう行動していけば夫婦の会話を取り戻せるのか、分からない方もいるかもしれません。

今回はほかの家庭の夫婦会話に関する実情と、改善するきっかけづくりについて詳しくお話ししていきましょう。

日本の夫婦の40%は、一日の会話が30分未満

< 夫婦会話時間頻度

ママ友夫婦はたくさん会話をしていそうで羨ましい……など、つい他の家庭と比べてしまう方もいるかもしれません。しかし、少々前のデータになりますが2015年にゲンナイ製薬株式会社が実施した調査によれば、「日本人夫婦の約4割は1日のコミュニケーションが30分未満」という驚くべき結果が出ています。

1時間以上のコミュニケーションがあると答えた夫婦は3割程度になっており、夫婦の会話の平均時間は76.1分です。共働き夫婦が増えているとはいえ、一緒に暮らしている家族として、この平均時間は少なく感じられます。

LINEのやりとりも50%以上が一日1往復程度

夫婦LINEやりとり

さらに会話だけでなくLINEでのやり取りでも、約5割の夫婦が「一日のうちでやり取りする頻度は0回から1往復程度」だと答えており、特別な用事がない場合には夫婦間ではやり取りをしない状態になっていると言えそうです。

また連絡がきたとしても、お互いに端的な要件のみを伝えてLINEが終了となっている夫婦が大半だと言えるでしょう。

夫婦の会話がないと離婚率が高まる

会話がない夫婦離婚率

たとえ会話が少なくても、一緒に暮らしている夫婦なのだから、とくに大きな問題がないと考える方もいるかもしれません。しかし、2017年に明治安田生命がおこなった夫婦に関するアンケートのデータをチェックしてみると、衝撃の事実が分かります。

自身の夫婦関係が円満だと答えた夫婦のコミュニケーションの時間は、平日でも約113分以上となっており、不仲だと答えた夫婦は約40分程度で、おおよそ3倍の差が生じています。このように最初は何となく会話をするきっかけが減ったと言った程度であっても、次第に不仲になっていく可能性があり、最終的には離婚につながっていくかもしれません。

だからといって今さら会話できない。そんなママへきっかけづくりのアドバイス

夫婦の会話が少ないと離婚危機に陥ると言われても、一度距離ができてしまうと、元の関係に戻るきっかけがつかめないといった方も多いでしょう。どのように話しかけたら良いのかわからない方に向けて、簡単なきっかけづくりをいくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

夫婦の会話を増やすヒント1.旦那さんの生活に関心を持つようにする

今さら旦那さんに何を話しかけて良いのかと、会話のネタが浮かばない方もいるかもしれません。ひとつ屋根の下に住んでいるからといって、共通の話題を持つということはなかなか難しいものです。

だからこそ、相手の生活に興味を持つようにしましょう。「今日は帰宅が早かったね」「最近夜遅くまで起きてるけど大丈夫?」などと、細かな部分に目を配ると良い会話のきっかけになるでしょう。

そのとき旦那さんから返ってくる反応は今一つであっても、心の中では自分に興味を持ってくれているのだとうれしく感じる男性は多いようです。

夫婦の会話を増やすヒント2.自分のことを話すようにする

何か旦那さんの興味をひく話題を提供しないと……と難しく考えてしまうと、ますます何を話して良いのか分からなくなってしまいがちです。夫婦の会話といっても相手を必ずしも笑わせたり、有益な情報を話したりしなくても良いのですから、きっかけを重く感じることはありません。

「今日のランチは何を食べたよ」「打ち合わせの移動中が暑かったよ」「今日はこんなことが楽しかったよ」といった簡単なことで構いません。まずは自分のことから会話をしてみると、そこから話が広がり、いつのまにか自然に会話が続くようになるかもしれません。

夫婦の会話を増やすヒント3.会話だけでなくLINEの頻度も増やしてみよう

直接コミュニケーションをとることも大切ですが、同時にLINEも有効活用してみましょう。例えば外出しているときには、1日3回ラインを送ると決めるだけで、良いコミュニケーションになります。

その内容も重いものではなく今日の夕ご飯の話や帰宅時間の話など、身近な話題で構いません。外でLINEをしておけば、実際に帰宅して顔を合わせてからもスムーズに会話ができるようになります。
まず何を送っていいか分からない……なんて人はまず、「今日のランチは何食べたの?」など、なんでもいいので相手の生活に興味持つきっかけを作りましょう。

夫婦の会話を増やすヒント4.お金の話は男性が興味を持ちやすい

女性よりも男性の方が数字に興味を抱きやすい傾向があります。例えば一緒に買い物に行ったのであれば、「今日は何が食べたい?」というよりも「今日は牛肉が安いから何か作ってみようか?ほかに安いものあるかな」と言った方が、会話が広がっていくこともあるでしょう。

週末一緒にスーパーに行ったのであれば、〇円以内でディナーを作る!と言ったゲームを楽しんでみるのも良いかもしれません。

夫婦の会話を増やすヒント5.相手の趣味に自分も合わせてみよう

あなたは旦那さんと共通の趣味はありますか。もしあるのであれば、一緒に取り組むことで自然と会話が増えるでしょう。

最近は全然一緒にやっていないのならば、週末一緒にやらない?と声をかけるだけで、会話に繋がっていきます。もし旦那さんだけ一人で楽しんでいる趣味があれば、あなたも興味を持ってください。

興味がないことであっても、あなたの方から一歩譲って相手に歩み寄るだけで、反応が変わってくるでしょう。平日に同じテレビ番組を観たり、すき間時間にゲームを1プレイいっしょにやったりするだけでも、グンと会話の時間が増えます。

夫婦の会話を増やすヒント6.相手が話してくれたら、良い聞き役になる

あなたが起こした会話のきっかけによって、旦那さんも話してくれたとします。そういったときには、できるだけ聞き役になってください。

うれしくなってつい自分のことを話してしまいがちですが、相手に気持ち良くなってもらうことで、「もっと妻と会話がしたい」と思ってくれるでしょう。

少し夫婦の会話が減ったかも……と思ったら、即行動を起こそう

夫婦の会話なし原因

夫婦の会話が一旦ゼロになってしまってから再び会話をしようとするのは、お互いに強いパワーが必要です。だからこそ、最近少し夫婦の会話が減ってきたかもしれない……と思ったときには、早めに対処することが大切になります。

その際に、何かお願いごとをするのはやめておきましょう。夫婦とはいえど、最近会話をしていない相手から突然お願いごとをされるのは、言われた方からすると命令や指示に近いものがあり、ネガティブな印象を抱いてしまいます。

さらにそのお願いごとを対応してくれなかったときには、あなたが注意や文句を口にすることになり、ますます旦那さんはあなたとの会話を煩わしく感じてしまうかもしれません。ここでご紹介したきっかけを参考に、夫婦円満な関係を築いてくださいね。

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この記事を書いたライター
35style編集部
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