母に必要な「立ち止まる勇気」持っていますか?

投稿日:2021-04-19 更新日:


仕事で忙しい母親。

心の中では、子どものことを想っているのだが、それを言葉にして伝えることはない。

その母親に不満を持つ子ども。

「今日は一緒に食事をする。」と約束をしても仕事でどうしてやらなければいけない状況となり、子どもとの約束を破ってしまう。

テレビドラマでこんなシチュエーションを見かけたことがありませんか?

これって、誰もがドキっとするシチュエーションかもしれないですね。

立ち止まる勇気


お子さんの誕生日に、どうしてものトラブルが起こってしまった時、あなたならどうしますか?

もし、目の前に大きなチャンスが舞い込んできたら?

これ、とっても難しいと思います。

仕事にやりがいを感じている人ほど、思い入れもあるし、その場に立ち会いたいという思いが強いと思うんです。

特に、経営者や自営業の人は、「自分がやらなければ」という思いだと思います。

これが積み重なっていくと、子ども達の心の中には、隙間が生じてしまい、後に、親への不信感や非行などに繋がっていく可能性もあります。

私は、その前に少しだけ立ち止まって考えてみる事にしています。

目の前の事で突っ走ってしまう前に、大事な事は何か考えるようにしています。

すると、「まず、子どもに謝らなければいけない。」という事。

次に、「今、どれだけ大変か」という説明をする事。

そして、「今を良くするために協力をして欲しい。」とお願いする事。

幼い子どもであっても、ママやパパの危機を感じて力を貸してくれるはずです。

家族は空気と同じ


私の考えですが、家族って、空気のような、あって当たり前の存在で、普段は感じないかもしれないけど、無くなると生きていけない。

当たり前の存在の価値って、無くならないと気付かない人が多い。

幼稚園や小学校の夕涼み会や夏祭りも、それを主催する保護者会やPTAの方々がいるから、毎年当たり前のように開催されている。

それに気づかない人が多く、「今年の夕涼みはイマイチだったよねー。」なんて平気で言ったりする。

当たり前って、人を鈍感にさせるんですよね。

話が横にそれましたが、「立ち止まる勇気」が必要だと思うんです。

立ち止まるには勇気がいります。

でも、このまま進んで停止状態になるより、一旦立ち止まって、自分や周りを見直して、ボタンの掛け違えた部分を修正していけば、きっと、また、今まで以上に太い絆が出来る!

無理をしても、いい事はないはずです。そして、立ち止まる事で、多くの事を学べるはずです。

苦渋の決断になる事もあるかもしれない。

しかし、何が一番大切なのか。
「家族だから、きっとわかってくれる。」

そんな思いは、もしかしたら、こちら側の勝手な解釈かもしれません。

あるテレビドラマを見て、気付かないうちに、大切なものを傷つけているのではないか。と思った私でした。


執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。

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この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

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