寒い冬はエアコン&断熱テクで電気代節約!

投稿日:2017-10-12 更新日:

エアコンと断熱で節約!
だんだん風が冷たい季節になってきましたね。
冬場は暖房機器を使うため、どうしても電気代がかさんでしまいます。

でも、ほんのちょっとした工夫で、グ~ンと節約できるんです! 「え!?それだけでいいの?」と思わず感心してしまう、冬の節電術をご紹介しましょう!

冬の電気消費量の大半はエアコンが占める

エアコンと断熱で節約!
※資源エネルギー庁推計

家庭における冬場の電気使用量のピークは、19時くらい。
家族が集まって夕飯を食べる時間帯ですね。その中でも特に消費する電力はエアコン(※エアコンを使用する家庭の場合)。

では、エアコンではなくファンヒーターや石油ストーブを使用するほうがいいのでしょうか。
6畳用のエアコンの消費電力は450W。
一方、ファンヒーターは1150W。石油ストーブは灯油代もバカになりません。

つまり、部屋全体を暖めるにはエアコンのほうが効率的なのです。さらにかしこい使い方で、お部屋もお財布もぽかぽかにしましょう!

設定温度は「20℃」を目安に!

エアコンと断熱で節約!
エアコンは温度設定で電力消費量が大きく変わってくるので、温度を上げ過ぎないことが一番の節電効果になります。
目安は20℃。
例えば、外気温度が6℃でエアコン(2.2kW)の温度設定を21℃から20℃にした場合、1日9時間使用したとして、年間約1170円の節約になります。

一度設定した温度は変えない!

エアコンが一番多くの電力を使うのは、室内を設定温度に暖めるとき。設定した温度を維持しているときは、少ない電力量ですみます。
温度を1℃上げるだけでも、多くの電力を必要とするので、温度調節は控えるようにしましょう。
また、節電のつもりでこまめに電源を切ると、再びスイッチを入れたときに、また多くの電力を使います。室内にいる間はスイッチの入切も控えましょう。

フィルター掃除は月に1~2回行う

エアコンと断熱で節約!
エアコンは、室内の冷たい空気を温かい空気に変えて送り出します。フィルターがゴミやほこりで目詰まりしてしまうと吸い込む空気量が減り、暖める力も弱くなるため、多くの電力が必要になります。

2週間に一度は掃除機でゴミやほこりを吸い取るようにしましょう。これで、電気代を約5%カットできるそうです。汚れがひどいときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗うのもおすすめ。日陰でよく乾かしてからセットしてください。

室外機の周りはすっきりと!

室外機の役割は、外の空気を吸い込んで、空気中の熱を取り込むことです。また、室内の冷たい空気を外に吐き出す役割もあります。室外機の周りに物を置いたり、カバーで塞いだりしてしまうと、室外機から吐き出た冷たい空気を再び吸い込むことになり、暖房の効率が落ちてしまうのです。

吸い込み口が雪で目詰まりすると、空気が通らなくなり運転効率が落ちるので、雪よけフードや、防雪ネットなどを活用するといいでしょう。

エアコンと断熱で節約!
また、エアコンを付けても、ストーブを焚いてもなかなか部屋が暖まらない……。とお悩みのあなた!
それもそのはず。せっかく暖まった空気はどんどん室外へと逃げてしまっているのです。
「窓」の割合は特に多く、48%もの熱が放出されてしまいます。
エアコンと断熱で節約!
※日本建材・住宅設備産業協会資料より

ということは、断熱さえしっかりしていれば、ムダに暖房機器を使う必要がなくなるということ。
リフォームなんて大がかりなことはしなくてOK! ちょっとしたコツで熱をシャットアウトできますよ。

窓には断熱シートや断熱ボードを利用する

雪の多い地方では二重窓の造りが目立ちますが、これも断熱方法のひとつ。そこまでしなくても、市販の断熱シートを窓に貼るだけで熱の放出を軽減することができます。
窓からの冷気を遮る断熱ボードを置くのもおすすめ。
窓のすき間から冷気が入ることもあるので、すき間テープで塞ぐようにしましょう。

冬場は厚手のカーテンに替える

カーテンの生地を厚手のものに替えましょう。遮光生地のカーテンは、断熱効果も期待できます。
また、床まで届く長めのものがおすすめ。寸足らずだと、カーテンと床のすき間から熱が逃げてしまいます。
カーテンレールのすき間を塞ぐカバーも販売されていますので、併せて利用すると、より効果的です。

ドアの開け閉めは少なく

エアコンと断熱で節約!
換気で17%もの熱が逃げてしまうので、暖房している部屋への出入りは、なるべく少なめにしましょう。
これは冷蔵庫の節電方法と同じことで、冷蔵庫を何度も開閉したり、長い時間開けておいたりすると庫内温度が上昇し、それを下げるために多くの電力を消費します。
暖房する部屋が広い場合は、パーテーションで仕切るのも有効です。

床にはラグマットを敷く

床への放熱率は10%程度ですが、足元が冷たいと体感温度も低くなります。
さらに、温かい空気は上に、冷たい空気は下にたまる傾向があるので、より寒く感じてしまうことも。
ラグマットを敷くなどして、足元を暖めるのがいいでしょう。断熱効果のあるカーペットなら、さらに効果が期待できます。
ラグマットの下に断熱シートを敷くのもおすすめです。

エアコンと断熱で節約!
いかがでしたか?
これからの季節、お財布もさむーい状態にならないように、エアコンと断熱で上手に節約しましょう♪


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