みんなのお金事情 教育資金

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

投稿日:2018-08-31 更新日:

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

子どもが小学生の時が一般的には”貯め時”と言われています。
保育料などのの出費がなくなり、子どもの手も離れるので、その代わりに習い事などを増やす方も多いのではないでしょうか。

姉妹サイト「ママニティ」の気がかり相談室Q&Aのコーナーからお悩みをピックアップ!
医師や専門家などその道のプロが、体や心、お金、くらし、夫婦関係など様々な問題を解決します。

今回はFPラウンジ代表、ファイナンシャルプランナー豊田真弓さんにご回答頂きました。ご相談内容はこちら!

Q.年収1000万なのにお金がない!保険貧乏で貯金が出来ない

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。
小学校5年、3年の子供を育てています。夫婦共働きで世帯年収は1,000万円、持ち家です。
子どもが出来たタイミングで保険を見直し、学資保険や夫婦の終身積立て、医療保険など、たくさんの保険に入り、毎月10万円ほど払っています。
しかし、子どもが大きくなるにつれ、習い事や塾などで出費がかさむようになり、保険にお金を払いすぎているせいで、貯金も出来ず、すぐに使えるお金がありません。
保険料10万円のうち8万円くらいは積立なので、今更解約も出来ず。保険を解約すべきか悩んでいます。
(カノウさん/40代/女性)

【豊田真弓が回答します】家計の手術が必要!生活費の3~6カ月分の貯蓄は常にキープする!

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

お子さんが小さいころは「払えるだろう」と思った保険料が家計を圧迫する。
典型的な「保険ビンボー」の輪廻にはまってしまったようですね。

しかもまだお子さんは小学生。教育費はむしろこれからが本番ですから、今しっかり方向性を打ち出す必要がありますね。

ご相談の内容を読んで最も問題だと思ったのが、「すぐに使えるお金がない」ことです。
家計管理のキホンとして、何があっても常にキープしたいのが「生活予備費」です。

そのため、家計の防波堤として、生活費の3~6カ月分の貯蓄は常にキープしておく必要があります。これがない状態は非常にリスキーです。大波が来たら対処できません。

一方で、いったん冷静に考えることもお勧めします。「月8万円くらいは積立」とのことですから、「貯蓄ができない」というのは正確ではないはず。

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

教育資金や老後資金については「保険で貯蓄」をされている一方、「それ以外の貯蓄が(以前はできたのに)できなくなった」ということでしょう。

さて、ここでカノウさんの取りうる道は3つあります。

【保険貧乏】解決策その1:家計を見直し、思い切った決断を!

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

1つめは、長期的な教育費や老後用の貯蓄は保険で貯蓄ができているわけですから、その他の目的での貯蓄をするために月いくら支出を減らす必要があるのかをチェックし、その分を節約します。

場合によっては、親のこづかいや子どもの習い事を減らす、レジャー費を減らす、外食を減らす、車があるなら辞めるなど、思い切った決断も必要です。

【保険貧乏】解決策その2:世帯収入を増やす!

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

2つめは、世帯収入を増やすことで対処する方法です。
2,3万円の不足なら、副業などで補うことも可能でしょう(職場で副業を禁じていれば別ですが)。
1つ目の節約と併せ技で取り組むとさらに効果的です。ただし、怪しい投資話に乗るようなことはしないよう注意してくださいね!

【保険貧乏】解決策その3:最終手段は傷の浅い保険を途中解約!

Q,世帯年収1000万でもお金がない!保険貧乏で貯金できない。

3つめが、貯蓄型保険の一部解約です。保険には一定期間、解約控除といって、途中解約で引かれる分があります。
あるいは、低解約返戻金型の終身保険の場合は、途中で解約してもほんの少ししか戻りません。より傷の浅い商品を調べたうえで、一部を解約するのです。
当然ですが、1つめ、2つめも行ったうえでそれでもだめなら、という順番で考えます。

詳しい家計データがないので、正直、深刻度がわかりませんが、家計の手術が必要だと思われます。ご自身で手に負えないときは信頼できるコンサルタントに相談し、早めに問題を解決しましょう。放置するとツケは老後に行きますからね。

豊田眞弓(とよだまゆみ)
監修:豊田眞弓(とよだまゆみ)

ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、相続診断士。FPラウンジ代表。
経済誌・女性誌等のライターを経て94年より独立系FP。「家計の永続性」をテーマに、個人相談や講演会、雑誌や新聞、サイトへの寄稿や記事の監修などを行っている。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。
40代からの生き方をマネー面から考える「親の介護・相続と自分の老後に備える会」事務局。
座右の銘は「笑う門には福もお金もやってくる」。
◆著書紹介◆
「マイホーム」賢い人はこうして買う!―夢をかなえる資金計画マル秘テクニック(PHP研究所)
50代・家計見直し術(実務教育出版社)
住宅ローンは55歳までに返しなさい!(アニモ出版)
など。


林緋沙子無料占い死に際まで見える生涯あなたと一緒にいる人

-みんなのお金事情, 教育資金
-,

関連記事

実態調査:学資保険の人気ランキング&口コミ発表

【実態調査】学資保険の人気ランキング&口コミ発表<2018年版>

みなさん子どもの将来について何か備えていますか? 子どもが生まれると、どうしてもかかってくるのが教育資金。 幼稚園から大学卒業までの子ども一人あたりの一般的な教育費は約1,430万円必要と言われていま …

身体も財布もホクホクに!冬の電気代を簡単に節約できるコツ8選

寒い季節、あなたはどんな暖房器具を使っていますか? 暖房機器にはさまざまな種類がありますが、それぞれ暖め方に特長があります。 温風や赤外線で部屋全体を暖めるタイプは消費電力は高いものの、家族で暖をとる …

【人生100年時代の教育資金】第2回:これから直面する、こどもの教育資金対策とは

住居費や老後費と並んで「人生の3大支出」に数えられる子どもの教育費。 人生100年時代には、教育資金はどのように備えていけばいいか考えてみましょう。 過去のコラムはこちら ◆【人生100年時代のマネー …

【人生100年時代の住まい対策】第4回: 賃貸or持ち家?住宅ローンはいつまでに返済する?

人生が長くなれば、「住まい方」についても考え方を変えていく必要があります。 長期的な住まい方、そして終の棲家をどうするかなどについても考えてみましょう。 過去のコラムはこちら ◆【人生100年時代のマ …

【夫のお小遣い】いくらが妥当?

月末になると、申し訳なさそうに「今月ちょっとピンチで…」と、お小遣いの不足を訴えてくる夫。非常によく聞く話ですが、みなさんはどうでしょうか? 家計を預かる妻としては、「会社の付き合いなどもあるのはわか …