と書いてきましたが、今回は「4歳~6歳編」です。
どの年齢の子ども達にも言えるのですが、自分の気持ちをうまく伝えられるようになるには、大人の力が必要です。
4歳から6歳の子ども達は、お喋りも得意になり、自我もあるので言葉で伝えようとします。
ですが、まだまだ言葉数が少ないので、うまく表現できない時期でもあるのです。
子どもが話そうとしている事を先回りしない
大人がやってはいけない事。
それは、“子どもの話そうとしている事を先に言ってしまう“という事です。
この時期の子ども達は、お喋りが上手でも、なかなか自分の気持ちをうまく言葉にする事が出来ません。
一生懸命、何かを話そうとしているのであれば、そこは待ってあげて下さい。
必死になって言葉を探しているのです。
急いでいる事などは、ついつい先回りして「○○だったんでしょ?」と言ってしまいそうになるのですが、そんな時は、「急いでいるからご飯作るけど、お話出来るようになったら教えてね。」と、「あなたの言葉を待っているんだよ。」という事を伝えてあげて下さいね。< 子どもは、どんなに時間がかかっても話してくれます。
子どもの言葉を膨らませてあげる
子どもが自分の気持ちが言えたら、そこからが大人の本領発揮です!
子どもたちの言葉を膨らませてあげて下さい。
例えば、お友達をいきなり叩いてしまった場合
「○○ちゃんが一緒に遊んでくれなかったから」と言ったとします。
その時は「一緒に遊びたかったんだね。でも、いきなり叩かれたら○○ちゃんはびっくりしたんじゃない?あなたもいきなり叩かれたら嫌な気持ちになるよね?だったらどうしたら良かったと思う?」と、言葉を足していってあげて下さい。
そのようなやり取りを繰り返すうちに、どんな順番で、どんな言葉を使って言えば相手にしっかりと自分の気持ちが伝わるのかを学んでいきます。
親は子どもの鏡です。
言葉を尽くせば尽くすだけ、子どもの中で層となり積み重なっていきます。
悪い言葉を使えば、悪い言葉が層となります。
子どもにとってプラスの言葉でありたいですね。
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。