年末も押しせまり、今年も残すところあとわずか。
忘年会や新年会など飲み会の予定も埋まってきたのではないでしょうか?
飲み会と言えば、一次会の居酒屋で親睦を深め、その後は、二次会のカラオケでもうひと盛り上がりなんて流れが多いかもしれません。
とても楽しい計画のように思いますが、そのカラオケ…ちょっと待った!
歌いたがらない人に歌えと無理強いしていませんか?
もしかすると、それは「カラハラ」になってしまうかもしれません!!
歌いたがらない人に歌えと強要。カラハラ(カラオケハラスメント)とは
「カラハラ(カラオケハラスメント)」とは、カラオケが苦手な人に強制的に歌わせること。
営業マンなどが接待カラオケで、上司や得意客から盛り上げを強要されること。
さらに仕事関係でなく、合コンや友達との飲み会でも、嫌がる人に無理やり歌わせるとカラハラに当てはまるのだそうです。
他にも「デュエットの強制」や「振付の強制」も当てはまるようです。
こういうシチュエーション、みなさんも少なからず経験したことがあるのではないでしょうか。
強制的にマイクが回ってきて困ったこと
高校生の頃は、歌う友達を眺めているだけ。
なにより、オンチなので、場をしらけさせないために、歌わないようにしていたのですが、やっぱり強制的にマイクが回ってきて困ったことがありました。
歌ったら歌ったで、誰も盛りあげてくれないくせに…とかなりひねくれた女子高生でした。
(そして音程が取れず、場はしらける…という悪循環。)
状況がかわったのは、お酒を飲むようになってからです。
酔った勢いで歌ったら、大声が出せて楽しかったのと、オンチでも誰も気にしてないのかな?と思えたから、カラオケに対する身構えがなくなってしまいました。
今では、夫や友達とカラオケに行くのが楽しみでもあります。
自分がカラオケを苦痛だと思っていたので、嫌がる人には無理やり歌わせようとは思いません。
が、マイクを握ったまま離さないのも「カラハラ」だと言う人もいるようなので…私はもしかしたら「カラハラ」しているかもしれません。
カラハラを回避するには
カラオケで歌うことを強要してくる人たちは、カラオケ嫌いの人にとって、歌うことがどれだけ苦痛かあまり深く理解していないことが多いようです。
「照れているだけなのでは?」とか「本当は歌いたいのでは?」と都合のいいように解釈しているかもしれません。
そういう相手には、「カラオケが本当に苦痛で、苦手」ということを、真剣にきちんと伝える必要があります。
まずは、カラオケの前に、できたら酔っぱらう前に、相手に真剣に伝えてみるといいかもしれませんね。
ちなみに飲み会で、飲酒やイッキ飲みを強要するのはアルハラ(アルコールハラスメント)になってしまうそうなので、そちらもご注意を!
なんにでも「ハラスメント」をつける風潮は首をかしげる部分もありますが、相手が不快に思っているかも?と想像力を働かせることは、よい関係を築くのに必要不可欠ではないでしょうか。
相互に理解しあい、せっかくの集まりは楽しいものにしたいですね。
【参考】
ママニティ、LIFEジャック、TRENDRIPPLE