脳を育てよう!7歳から出来ること

投稿日:2021-04-18 更新日:


3歳までに出来ること
4歳~6歳で出来ること

と書いてきましたが、今回は「7歳から出来ること」です。

7歳と言えば、小学一年生。

小学校に入ると、子どもたちの世界は、今までの倍以上の大きさとなります。

親の目の届かない範囲も増えてきます。

7歳からは、身の回りのことはほとんど一人で出来るようになり、子どもだった考えも、だんだんと大人に近づく様になってきている気がします。

子どものふとした言葉が「大人みたい」と微笑ましく思うことが多々あります。

いろんな事に興味を持つ時期だからこそ「子どもの自主性」を大切に育ててあげたいなと思うのです。

自主性が育たない親の2パターン

1.過干渉な親

気持ちはわかります!

つい言いたくなりますよね、手を出したくなりますよね!

でも、自分が子どもだったと置き換えると、なにかと干渉してくる親って嫌じゃなかったですか?

私も子どもの頃、親に対して「自分で出来るのに!」「ちゃんとする時はするのに!」と何度も思ったことがありました。

>過干渉になってしまうと、子どもは「私のことは信用してくれていないんだ。」「何をやっても手をだされるなら、やりたくないな」と思ってしまう可能性があります。

2.無関心な親

過干渉とは反対に無関心な親。

いえ無関心というか「放任」と言うべきしょうか。

なんでも子ども任せで、自由にさせる。

「私は子どもの自主性に任せているから」と得意気に話をされている方がいますが、この頃はまだ子どもの成長に寄り添う時期だと私は思います。

子どもが困っているときに、手をさしのべられる親


最適な手のさしのべ方が出来ると、子どもはいろんなことにチャレンジでき、小さな成功体験をたくさん積み重ねることが出来ます。

これはかなり親の忍耐が必要ですが、子どもとの信頼関係を築けるチャンスだと思います。

「見守り→手をさしのべる。」

手を出したい気持ちをグッと我慢するのは辛いですが、成功した時は、お互いが晴れ晴れしい気持ちになると思います。

そして「拘らない」ということもポイントだと思います。

子どもだって、飽きてしまうことがあります。

そこを「自分がやりたいって言ったでしょ!」といって抑えてつけてしまうと、好きだったことも嫌いになってしまう可能性があります。

その場合は「じゃ、ちょっと休憩してみようか。」など、他のことに目を向けてみることが大事だと思います。(大人だって同じですよね。)

すると、子どもは、どんどんやりたいことを見つけてきます。

親はそれを応援し、困った時は手をさしのべる。

それを繰り返していくと、本当に好きなことを見つけられる力が身についていくと思います。


執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。

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この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

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