前回は、3歳までに出来ることを書きましたが、今回は、4歳~6歳までに出来ることです。
4~6歳になると子どもたちは、言葉も体もうまく使えるようになります。
つまり心も身体も活発な時期といえます。
この時期に、我が家が心がけたことを紹介します。
小さな成功を何度も体験する
「成功」というと大きなことにように感じてしまうかもしれませんが、小さな成功もたくさんあります。
この時期に子どもたちは、出来ることが増えてきますので、小さな成功体験をたくさん経験させてあげるということを心がけました。
失敗してもいいんです。失敗は経験となりますので、成功するまで一緒にやってみるのがポイントです。
もし、なかなか出来ないようでしたら、一歩手前に戻ってあげることをおススメします。
例えば、片手ずつドレミファソラシドは弾けるのに、両手はなかなか出来ないというお子さんは、もう一度、片手ずつに戻り、出来ることを確認してから、再度チャレンジ。
スピードを遅くして、一本一本の指を確認しながらやることで、速度は遅くてもきっと出来るはずです。
たとえ遅くても、失敗を繰り返しての成功体験は大きく子どもたちの心に自信となって積み重なっていくはずです。
大切なのは親の忍耐
頑張るのは子どもだけではありません。
最も大切なのは、親の忍耐です。
つい「なんで出来ないの?!」とイライラしてしまうシーンもあると思います。
が、ここでイラッとしてしまっては子どもたちに伝わってしまい、「ママに怒られないために頑張る」という、少し違う目的で頑張るようになってしまうのです。
初めてのことは、大人だってスグには成功できません。
子どもとなると、もっと時間がかかるのです。
ひとつひとつ、出来ることを認めてあげながら、ひとつ前に戻り、ゆっくりと子どもの成功につき合うことが大切です。
もし、時間がかかるのであれば、「今日はもうおしまい!また明日ね。」と区切りをつけてあげるのも親の役割です。
その時は是非「ここまで出来るようになったね。明日は、ここまで出来るようになりたいね♪」と、出来るようになったことを認めてあげて下さい。
そして、夕食の時など、パパにも「出来たよ報告」をしてあげて下さい。
子どもたちは、更に、頑張るパワーがでるはずです。
執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。