
バスや電車の中で突然赤ちゃんが泣きだす光景は誰でも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
あの手この手で何とか赤ちゃんをなだめようとしてもまったく泣きやまずに、気まずくなって結局途中下車してしまうお母さんの姿も…
やはり他の乗客の人たちの目線がどうしても気になってしまいますよね。
今回は泣きやまない赤ちゃんに困ったお母さんへ声をかけた、心温まるバスの運転手さんのお話をご紹介いたします。
路線バス内で突然泣き始めて…

今年の8月末、15人ほどが乗った横浜市営の路線バスで母親の腕に抱かれた赤ちゃんが突然ぐずり始めました。
母親と友人の女性が2人であやしていたが、赤ちゃんは手足をばたつかせ泣き声は大きくなるばかり。
友人は途中で下車し、母親は立ち上がりあの手この手であやすも泣きやむ気配はなかった。
お母さんは「周囲の人たちに迷惑をかけてはいけない」と必死になってしまいますよね。
そんな思いとは裏腹にますますぐずってしまったら…
運転手さんがとった行動とは?!

10分ほど経った時、車内アナウンスが流れた。
「お母さん、大丈夫ですよ。赤ちゃんですから気になさらないでください。
きっと眠いか、おなかすいているか、おむつが気持ち悪いか、暑いかといったところでしょうか」明るい口調でミラー越しに語りかけたのは乗車歴20年のベテラン運転手さん。
この心温まるやりとりにネットでは「感動した」「運転手さんが素晴らしい」などの声が多数上がりました。
心が救われる車内アナウンスですよね。
この親子はもちろん、乗っている人たちがきっと優しい気持ちになった事でしょう。
電車やバス、飛行機などでの赤ちゃんの泣き声は度々話題になりますが、公共の乗り物は赤ちゃんだけでなく、大声で話す人、ヘッドフォンの音が漏れてる人、大きなトランクを持った旅行客、いろんな人が乗っていますよね。
赤ちゃんの泣き声だけがすごく注目されてしまうのはとても悲しいですし、子連れのパパやママはすごくビクビクしながら乗り物に乗らなければいけないのも辛いと思います。
親子連れにとって電車やバスなどの移動は大変なもの。
このようなニュースが拡散されることで、周囲のさらなる理解が深まってくれることを願います。
出典:ママニティ、朝日新聞、youtubeなど
結婚5年目のぐうたら主婦ライター。「面倒なことがとにかくキライ」をモットーに くらし・料理・美容にまつわる便利・時短ワザをご紹介。 一方で妊活・子育てに関する情報もじんわり発信していきます。