家事ノート

年上男性との不倫にハマる、5人の20代女性のホンネ(下)

投稿日:2019-03-18 更新日:

不倫の「負の部分」がクローズアップされているにもかかわらず、不倫にハマる若い女性たち。そうした女性の生の声を紹介し、不倫する理由に迫ります。

不倫にハマる若い女性が後を絶たない
「上」では、5人の不倫体験談を紹介しましたが、この手の女性はなぜ、わざわざ危険な橋を渡ろうとするのでしょうか。そのヒントを探るために、不倫の値段(=不倫の快感をお金で評価)に関するアンケートを行いました。対象は、不倫経験者226人(男性46人、女性180人)です。

男性1182万円、女性5339万円

1.不倫をお金に換算すると、どれくらいの価値がありますか。

平均値  4493万円
男性平均 1182万円
女性平均 5339万円

2.その理由を教えてください(複数選択可)。

<男性>

恋愛的メリット 6人(13.0%)
肉体的メリット 7人(15.2%)
精神的メリット 11人(23.9%)
金銭的メリット 0人(0.0%)
逃避的メリット 3人(6.5%)
その他     2人(4.3%)
無回答、金銭に換算できない 17人(36.9%)

<女性>

恋愛的メリット 20人(11.1%)
肉体的メリット 13人(7.2%)
精神的メリット 23人(12.7%)
金銭的メリット 16人(8.8%)
逃避的メリット 8人(4.4%)
その他     32人(17.7%)
無回答、金銭に換算できない 68人(37.7%)

3.その理由を教えてください(自由回答)。

・恋愛的メリット
→一時的な快楽、ときめき、ドキドキ、刺激的スリル、高揚感、擬似恋愛、障害のある恋に酔う

・肉体的メリット
→性欲の発散、風俗に行かずに済む、性的興奮、体の相性、雄雌としての自信

・精神的メリット
→心の癒し、若返る、仕事を頑張れる、心が豊かになる、人生が充実する、心の空白を埋める

・金銭的メリット
→プレゼント、デート代、ホテル、飲食代、旅費、生活費

・逃避的メリット
→配偶者から解放される、家庭内ストレスの発散、束縛されない、義務感がない

宝くじに当選したような高揚感

<男性>

▽最高値=1億円
「本気で惚れていたから、これ以上の価値はある」

▽最低値=3万円
「一時の快楽、ドキドキ感、そして罪悪感も味わえる。キャバクラ代くらいが妥当」

▽印象的な回答

・5000万円
「彼女と出会って目が覚めた。今まで、いかに縛られて生きてきたのか、自分のためではなく家族のために生きてきたのか、自分勝手かもしれないが、そのことに気がついた時、金額では表せないほどの満足感を得た」

・3000万円
「一般人がお金で購入する最も高価なものは『家』だと思います。それをだいたい2500万円と考え、それによって得られる満足感よりも高いという実感から3000万円としました。しかし、その満足感は不倫だからではなく、自分に合った人に巡り会えた満足感であり、ほかの『もの(物質)』が手に入っても、それ以上の満足感は得られないと思います」

・1000万円
「自分を愛してくれる恋人の存在によって、自信を持つことができた。心が豊かになる、仕事もはかどるなど、精神的な充実感アップを金額にすると、800万円くらいだと思う。また、好きな時にセックスができる魅力的な女性を側に持つことができる。風俗やキャバクラで相手を探したら、デート代などに200万円以上はかかるはず」

<女性>

▽最高値=3億円
「不倫は宝くじに当選したような高揚感が一瞬でも体験できると感じたので。あぶく銭と言われるように、不倫にも共通点があるように思います。泡沫(うたかた)、シャボン玉というイメージがあります」

▽最低値=0円
「罪悪感の中で密会なので」

▽印象的な回答

・5000万円
「不倫相手は独身で、私が夫と離婚し彼と結婚しました。彼に結婚したいと言われたから頑張って離婚したかも。彼も間もなく定年ですが、借金がないので退職金がまるまる残ります。(離婚せずに元夫に養ってもらう場合と比べ)不倫をして失ったものは今のところありません。女性として新しく『生き直し』ができて新しい命を得た気がします。お金に換算できないほどの幸せと充実感があります」

・500万円
「夫とは違う相手がいいと思って、リスクを犯してまで(エッチを)するので、夫よりも年収が高い相手じゃないと。だから、夫の年収ほどの満足感があります」

・1万円
「慌ただしい中、2~3時間の逢瀬。その時に使うホテル代が1万円くらい。その間は人の目を気にすることなく、彼と二人きり。こういう言い方は嫌ですが、お金を払って幸せな時間を得ている感があります」

欲求不満の男性と恋愛依存症の女性

 アンケート「1」ですが、平均値4493万円に対して女性が5339万円、男性は1182万円。数字的に見ても、男性よりも女性の方が不倫にハマりやすいのですが、なぜでしょうか。次にアンケート「2」は、1位は男女ともに「精神的メリット」なのに対し、女性の2位は「恋愛的メリット」、男性は「肉体的メリット」。性欲を満たしたい男性と恋心を満たしたい女性の利害が一致するのです。

 不倫も恋愛の一種です。もともと、欲求不満の男性と恋愛依存症の女性の組み合わせは恋愛に発展しやすいですが、片方または両方が既婚者だったら不倫になるということは、頭の片隅に入れておくべきでしょう。

(露木行政書士事務所代表 露木幸彦)


露木幸彦(つゆき・ゆきひこ)
露木行政書士事務所代表
1980年12月24日生まれ。いわゆる松坂世代。国学院大学法学部卒。行政書士・ファイナンシャルプランナー(FP)。金融機関の融資担当時代は住宅ローンのトップセールス。男の離婚に特化し行政書士事務所を開業。開業から6年間で有料相談件数7000件、公式サイト「離婚サポートnet」の会員数は6300人を突破し、業界最大規模に成長させる。他で断られた「相談難民」を積極的に引き受けている。自己破産した相手から慰謝料を回収する、行方不明になった相手に手切れ金を支払わせるなど、数々の難題に取り組み、「不可能を可能」にしてきた。朝日新聞、日本経済新聞、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンラインで連載を担当。星海社の新人賞(特別賞)を受賞するなど執筆力も高く評価されている。また「情報格差の解消」に熱心で、積極的にメディアに登場。心理学、交渉術、法律に関する著書を数多く出版し「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷、いずれもメタモル出版)「婚活貧乏」(中央公論新社、1万2000部)「みんなの不倫」(宝島社、1万部)など根強い人気がある。仕事では全国を飛び回るなど多忙を極めるが、私生活では30年以上にわたり「田舎暮らし」(神奈川県大磯町)を自ら実践し「ロハス」「地産地消」「食育」の普及に努めている。公式ブログ(https://ameblo.jp/yukihiko55/)。

 

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