冬の旬な果物のみかん、美味しいですよね。冬に常備している方も多いのではないでしょうか。
みかんはカロリーも低くて、ビタミンCが多く含まれていて、ダイエット食材としても優れた部分があるそうです。
今回はみかんを使ったダイエット方法とみかんの健康効果についてご紹介します!
■みかんダイエット注意するポイントとは
・ポイント1:毎食、食事前に1個、最高でも1日3個のルールを守ろう
・ポイント2:長期継続しよう
■みかんに含まれるダイエット栄養素3つ
栄養素1.シネフィリン
栄養素2.βークリプトキサンチン
栄養素3.セルロース
■みかんの主な【健康効果】6選!!
■捨てないで!みかんの皮の活用法
・1.みかんの皮茶
・2.みかんマーマレード
・3.みかんピール
・4.みかんふりかけ
おまけ:みかんを食べすぎると手が黄色くなる?
みかんダイエットのやり方とは?
みかん1個の水分量は多いので、それを食前にお腹の中に入れれば通常の食事よりも少量で満腹感を得ることが出来ます。
食事前にみかんを一つ食べてお腹を落ち着け、普段の食事を食べ過ぎないようにするのが最も効果的なようです。
みかんは水分が多めなので、そのまま食べるとお腹が冷えてしまいそう!という方には「焼きみかん」もオススメです。
トースター、オーブンなどで皮に焦げ目がつく程度に焼いて、食べるだけなので簡単です。
みかんダイエット注意するポイントとは
ポイント1:毎食、食事前に1個、最高でも1日3個のルールを守ろう
45kcal 100g(可食部)
【出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)】
みかんは1つ約30~40カロリーとローカロリーです。
甘いですが、糖質量は11.1g。
みかんは他の果物と比較してみても、
- バナナ:一本あたり77kcal、糖質21.4g
- りんご:100g 54kcal、糖質13.1g
- キウイ:一個あたり46kcal、糖質11g
それほど高くありません。
ですが、みかんは他の果物と比較すると水分量も多く、満腹感が得られにくいです。
また手で剥けるので、手軽に食べられて、ついつい何個も食べたくなってしまいますが、多くても1日3個までと決めましょう。
その際、「置き換え方式」はNGです。
よくある、置き換え方式は、みかんダイエットには不向きです。みかんだけでは身体に必要な栄養素を補給しにくいです。
あくまで、食前に1つ食べましょう。
ポイント2:長期継続しよう
みかんダイエットは無理なカロリー制限などはしません。
そのため急激な効果を期待せず、1か月程度を視野に入れて気長に継続しましょう。
温めるとみかんの甘さも増して美味しく食べられます。
みかんに含まれるダイエット栄養素3つ
みかんはダイエットに優れた効果のある栄養素がたくさん含まれています。
栄養素1.シネフィリン
シネフィリンは免疫力を高める効果があるらしいですが、それだけではなく脂肪燃焼のダイエット効果もあるようです。
ホルモンの働きを活性化する効果があるらしくそのことで、脂肪の分解や代謝を高めてくれるそうです。
栄養素2.βークリプトキサンチン
みかんのオレンジ色の色素は、βークリプトキサンチンと呼ばれるものです。
βークリプトキサンチンには、活性酸素を除去してくれる働きもあると言われ、除去することで基礎代謝のアップが期待でき太りにくい体質になるそうです。
みかんに含まれているβクリプトキサンチンという栄養素は、抗酸化力が強く美容に良い成分で、がん予防、動脈硬化予防、糖尿病予防などの病気の予防に大変効果的な成分だそうです。
このβクリプトキサンチンは、1日でその作用が消えるほかの食品成分と違い、なんと、2ヵ月以上も作用が続くらしいです。
つまり、冬場に食べたみかんのβクリプトキサンチンが、春以降も体を守ってくれるというわけです。
農研機構果樹研究所が行なった研究では、9月に採取した人の血液から冬場に採取した時とほぼ同じ濃度のβクリプトキサンチンが検出されたそうです。
長い間、体内に残って体を守ってくれるなんて驚きですよね!