愛する旦那さんの子どもが欲しい!そう思うのは当然のことです。でも、なかなか思い通りに妊娠できずに悩んでいる方も多いですよね。
妊娠・出産・育児のママニティで先輩ママたちの「妊娠するためにやったことアンケート」を元に、「妊娠しやすい体をつくるための食事」や「生活習慣」、「妊娠するめにやったこと」「子宝ジンクス」をまとめてみました。
妊活を始めてみたいけど、何かやればいいか分からないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
先輩ママの妊活体験談は必見ですよ。
・葉酸を摂る!
・ルイボスティーを飲む!
・旦那さんにオススメの食べもの
・子宮づくりのためにおススメな食べもの
■妊活アンケート調査【生活編】
・たばこ、お酒をやめた!
・適度な運動を心がけた!
・ストレスを発散させる!
■妊活アンケート調査【性生活編】
・基礎体温はあまり意味がない?
・旦那さんへの禁欲司令に効果はある?
・行為中・行為後の体位と妊娠との関係は?
・旦那にプレッシャーを与えない!
■妊活アンケート調査【子宝ジンクス編】
・神様にお願い!
・ジンクスだって効果あり!
・まとめ
妊活アンケート調査【食事編】
葉酸を摂る!
多くの先輩ママが実践していたのが、「葉酸」を摂る!ということ。
姉妹サイトママニティのアンケート結果でも「妊娠中に取っていたサプリの種類」では葉酸が1位でした。
妊娠中に取っていたサプリの種類

2位 鉄分 31%
3位 カルシウム 8%
4位 ビタミンC 6%
5位 マルチビタミン 5%
これは、厚生労働省の葉酸摂取量推奨量に関係しているようです。
厚生労働省は、「成人においては1日0.24mg、妊婦は0.44mg、授乳時で0.34mgを推奨量としています。
また、「妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害のリスク低減のために400μg(0.4mg)/日の摂取が望まれる」としています。
つまり、妊婦は一般成人よりも葉酸を多く必要とするということです。
しかし、イコール「妊娠しやすくなる」わけではありません。
ここを勘違いしてはいけないわけですね。
葉酸を摂ることで妊娠しやすくなる、という考えではなく、妊娠を意識しているから葉酸を積極的に摂るようする、という考え方が適切。
サプリメントで摂るよりも、自然の食品から摂ったほうが体には良さそうです。
大豆製品や海藻、果物に多く含まれていますが、果物は糖質も多く摂り過ぎは肥満につながるので注意しましょう。
また、大量に摂り過ぎると発熱やじんましん、呼吸障害などを引き起こす可能性もあるので、何事も過剰摂取には気を付けて。
ルイボスティーを飲む!
「健康茶を飲んでいた」ではなく「ルイボスティーを飲んでいた」と、ピンポイントで挙げていた先輩ママさん多数!
「体を温めるため」という理由が多かったのですが、じつは体を温めるということは、妊娠しやすい体を作るのに効果的なのだそう。
妊娠に必要なホルモンは、脳や卵巣から分泌され、血流にのって体全体に運ばれるため、血流が悪いと必要な場所に適量が行き届かなくなるのだとか。
これによって、排卵障害や子宮内膜が厚くならないといった不妊の原因につながることも。
ルイボスティーに限らず、温かい飲みものを飲むことはいいことだと考えられますね。
さらにルイボスティーのいいところは、高い“抗酸化作用”にあります。
活性酸素は、卵子や精子の質を低下させてしまうのだとか。
活性酸素除去のある食品を摂ることで、妊娠しやすくなる可能性はあります。
ほかにも、ナッツ類やごま油、アボカドやほうれんそう、玄米などにも抗酸化作用があります。
旦那さんにオススメの食べものとは
男性ホルモンに影響を与える栄養素が「亜鉛」。
亜鉛が少ないと元気な精子が作られなくなるそうです。
また、精液中の亜鉛濃度が低下すると、精子の運動率も下がるといわれているそう。
1日の摂取量は10~20mgが目安。牡蠣なら2~3粒程度です。
亜鉛を多く含む食品
- 海鮮類……牡蠣、カニ、たらこ、はまぐりetc.
- 肉類……豚レバー、牛肉、コンビーフ、ビーフジャーキーetc.
- その他…卵黄、チーズ、ココア、ごまetc.
子宮づくりのためにおススメな食べもの
血液の質を上げることは、血行促進にもつながります。
栄養たっぷりの血液を子宮に送ることで、適度な厚みの子宮内膜が作られ、受精卵が着床しやすくなります。
血液をサラサラにする食品
-
- 海鮮類…いわし、あじ、さば、鮭、まぐろetc.
- ねぎ類…玉ねぎ(非加熱)、長ねぎ
- きのこ類
- 海藻類
- その他……納豆、黒酢etc.
妊活アンケート調査【生活編】
たばこ、お酒をやめた!
体に悪いことの代表“喫煙”、そして“深酒”。
多かったのは、「たばこをやめた」「アルコールを控えるようにした」という改善策。
実際に、不妊とこれらは関係あるのでしょうか?
喫煙や飲酒をしている人だって妊娠する人はいるので、直結しているとは言い難いですよね。
ただし、喫煙や飲酒は活性酸素を増やす原因にもなるので、可能であればやめたほうがいいかもしれません。
女性が喫煙している場合は、卵子が早く減り、閉経が早まることがわかっているそうです。
男性の場合も、精液に影響するのだとか。
飲酒についての因果関係ははっきりしていませんが、飲み過ぎには注意したいところです。
いずれにせよ、我慢することで逆にストレスを抱えてしまっては、かえって妊娠しにくい状態になります。
徐々に量を減らしていくなど、ムリのない範囲で実践していくのがいいのではないでしょうか。
適度な運動を心がけた!
など、適度な運動を心がけた先輩ママが多かったのも印象的です。
じつはこの適度な運動というのが案外大事で、運動をすることで“冷え”“肥満”を改善することに意味があります。
特に太り過ぎは妊娠しにくくなり、妊娠したとしてもトラブルの原因にもなります。
逆に、やせ過ぎてても同様で、適度な運動でしっかりと筋肉をつけることが重要。
水泳などは体が冷えてしまうこともあるので、避けたほうがいいかもしれません。
ストレスを発散させる!
長い妊活生活をあきらめたとたんに妊娠……なんて話もよく聞きます。
これは、強いストレスから解放されたことが理由なのかもしれません。
じつは、強いストレスを受けると排卵を促すホルモンの分泌司令がうまくいかず、排卵が起こらなくなることがあるのだとか。
ただし、この状態に陥っても、ストレスがなくなってホルモン分泌が正常になれば、また排卵が起こるようになります。
不妊の最大の要因は“ストレス”なのかもしれませんね。
先輩ママでも「ストレスをためないようにした」という意見が多く、睡眠をしっかりとったり、適度な運動をしたり、自分へ何かご褒美をしたりと、やり方はさまざま。
自分なりのストレス解消法を模索していたようです。
また、「妊娠しなければ!」という自分を追い詰めるような考えを持たないようにした人たちも大勢いました。
という方もいらっしゃいましたよ。
妊活アンケート調査【性生活編】
夜の生活なくして妊娠はしませんよね。さらに、妊娠を目指してあれこれ工夫をこらした先輩ママたち。それが妊娠と関係があるのか、探ってみましょう。
基礎体温はあまり意味がない?
確実に妊娠するためにまっ先に行うのが、毎日基礎体温を測るということ。
妊活している人のほとんどが行っているのではないでしょうか。
確かに基礎体温を測ることは、自分の体のリズムを知るためには必要なことです。
しかし、これが確実とは限らないそう。
基礎体温とは、体の活動がほとんどないときの体温のことをいいます。
つまり、目覚めた直後に測るものです。そして、同じ時間に測ることに意味があります。
これが逆にストレスに感じてしまっては、元も子もないわけです。
低温期から高温期に移る時期が排卵期ですが、体温の下降日が排卵日とは限らず、排卵の前から体温が上がることもあるし、排卵して2~3日経ってから高温期になることもあるのだそう。
室内の温度、前日の食事や睡眠時間でも体温は変化します。
ある程度の目安にはなりますが、これをもとに夜の生活をがんばる!というのは、あまり有益ではないかもしれませんね。
旦那さんへの禁欲司令に効果はある?
など、旦那さんにとってはかなりツライ作戦を決行した先輩ママもいました。
ガマンした分……という期待もできそうですが、これがかえって逆効果になることも。
精子は射精されなかったからといって、いつまでも生きられるわけではなく、もし長い間射精されないと、精液中に古い精子の割合が増えて、結果的に精子の質が悪くなってしまうのです。
つまり、ガマンさせればさせるほど、妊娠の確率が下がってしまうということ。
適度な頻度で射精することは、新鮮な精子を作り出すことにつながるそうですよ。
行為中・行為後の体位と妊娠との関係は?
といった努力をしたママたちも。
行為後はしばらく横になっていたほうがいい、なんて話もよく聞きます。
ですが、これらは、まったくの都市伝説だと思ってかまいません。
元気な精子は、射精後2分以内に頸管粘液を通過して、約5分後には卵管に到達しているそうです。
つまり、膣の中に射精されれば、妊娠の可能性があるということ。
妊娠の可否に体位などは関係ありません。
旦那にプレッシャーを与えない!
妊活はふたりでするものですが、あまり旦那さんにプレッシャーを与え過ぎるのも考えものです。
男性の生殖機能は精神的なものに大きな影響を受けるといいます。
排卵日だからしなくてはいけない……という義務感と、女性からのプレッシャーで、行為そのものに満足できなくなることもあります。
それだけでなく、EDや射精障害を引き起こす原因にもなりかねません。
「子作りのための行為という雰囲気を作らないようにした」とか「排卵日であることは言わずに、ラブラブな雰囲気を作るようにした」など、旦那さんへのやさしい気遣いで接した先輩ママもいましたよ。
妊活アンケート調査【子宝ジンクス編】
あれこれ悩んでいても仕方ない!やれることはとことんやる!とばかりに、ジンクスに頼った先輩ママたちもいました。
医学的根拠はないかもしれないけど、それによって気持ちが前向きになることで、妊娠もしやすくなるのかもしれませんね。
ぜひ、先輩ママたちの実話を参考にしてみては!
神様にお願い!
他にも全国には有名な子授けスポットがあります。
ぜひめぐってみては?
あわせて読みたい記事
ジンクスだって効果あり
陣痛中の妊婦に赤富士を描いてもらうと、子宝に恵まれれるという巷で話題のジンクスですね。
太陽もいっしょに描いてもらうと効果的だそう。
また、受胎の方角とされている「北」に飾るといいそうです。
祈願が絶えない話題の子宝の神様“木村さん”ですね。パワーをもらえそうです!
http://www.kimurasan.com/
まとめ
いかがでしたか。
妊活中は様々な情報に敏感になってしまいますよね。
調査結果から見えてきたのは「何事も気にししすぎないこと」。
続けななきゃ!とプレッシャーに感じてしまい、ストレスになってしまうのはよくありません。
夫婦の絆を深めながら、楽しく妊活できるようにしていきたいですね。
出典:ママニティ