栄養素3.セルロース
みかんに含まれるセルロースは不溶性の食物繊維になるそうです。食物繊維は整腸作用の効果があり、便秘改善の効果もあります。
さらに、みかんにはさまざまな健康効果が期待できるのです。
みかんの主な【健康効果】6選!!
- 風邪予防…みかんに含まれているビタミンCなどが免疫力を高めてくれるため、風邪をひきにくくなるそうです。
- 便秘予防…みかんには、食物繊維が豊富に含まれているため、便秘になりにくくなるそうです。
- 美肌作用…便秘の改善により、肌の調子もよくなります。また、ビタミンAが肌を美肌にしてくれるそうです。
- 脳卒中予防…みかんの筋に豊富に含まれているヘスペリジンという栄養素が血管そのものを健康にし、脳卒中の予防になるそうです。
- 高血圧予防…みかんに含まれているカリウムという栄養素のおかげで、高血圧になりにくくなるそうです。
- 眼病予防…眼球はビタミンCを高濃度に含む器官だそうです。目の調子の良くない時に眼科に行くとビタミンCをくれるのもこのためです。みかんに含まれているビタミンが眼病予防になるそうです。
みかんの皮や筋の部分には健康効果の高い成分がたくさん含まれているので、捨ててしまうのはもったいないそうです。
捨てないで!みかんの皮の活用法
みかんを食べる時、剥いた皮や白っぽい筋はどうしていますか?
大半の人は捨ててしまいますよね。
「これってどうやって食べればいいの?」という方もいるかと思います。
でも、安心してください!
ほんのひと手間でおいしく食べらる方法をご紹介します
1.みかんの皮茶
丸ごとよく洗って剥いた皮にお湯と蜂蜜を注ぐ。
食前に飲むと脂肪分の吸収が穏やかになります。
生の皮を使えばフレッシュで清冽な香りに、干した皮を使えばまろやかで落ち着いた味わいのポカポカドリンクになります。
2.みかんマーマレード
皮+オレンジジュース+砂糖で煮詰める。
自家製のマーマレードができちゃいます!
パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたり!
3.みかんピール
皮を千切りにして1時間ほど水にさらした後、水切りして砂糖と1対1の割合で火にかけ、汁がなくなったら冷ましてグラニュー糖をまぶす。
4.みかんふりかけ
皮の部分をすり器ですってもいいですが、干してから粉にすると香りの良い万能調味料になります。肉料理にふりかけると脂肪の吸収を抑えてくれます。
おまけ:みかんを食べすぎると手が黄色くなる?
ちなみに…みかんを食べ過ぎると、手足が黄色くなるという話を聞いたことはありませんか?
実は、筆者も箱買いしたみかんを1日10個以上毎日、食べ続けていたら手が黄色くなって驚いたことがあります。
これは、みかんの果実に含まれるβカロテンが体の内部から体を黄色くしているのですが、特に害はないのだそうです。
とはいえ、いかに健康に良いからといって過剰摂取は考えものです。
みかんは果物ですので、糖分の摂りすぎにもなるでしょう。
手足が黄色くなってしまったら、みかんを食べるのはしばらく控えましょう!
いかがでしたか?
健康効果やダイエット効果など嬉しい効果がいっぱいのみかん♪
みかんの食べすぎはかえってよくないので、1日3個までを目安に、ぜひ食べてみてくださいね。
参考資料
※ 日本食品標準成分表2015年版「果実類」|文部科学省
※カロリーSlism