美容や健康にもあり! 香りにも癒される「ほうじ茶ダイエット」

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日本人ってお茶が好きですよね。

20歳以上の男女に聞いてみると、毎日お茶を飲むという人が8割を超えるそうです。
確かに、食事の時も休憩の時も、お茶を飲むことが多いように思います。

ほうじ茶を飲むと痩せられる?飲み方と効果

ひと昔前までは食事の度に急須でお茶を入れていたものですが、今ではペットボトルが主流となっています。
同時にお茶の種類も多様化しており、一口にお茶と言っても、皆さんが思い浮かべるお茶はそれぞれでしょう。

飲料メーカーの調査によると、1番人気はやはり煎茶(緑茶) なんだとか。
お茶といえば、緑茶というイメージが根強いのでしょう。

しかし近年、女性を中心にじわじわと人気を集めているのが、「ほうじ茶」なのだそうです。
タピオカドリンクや、アイスのフレーバーとして、目にすることも増えました。
香り高く、優しい味わいが女性に受けているようです。

しかもそれに加えて、ほうじ茶には様々な女性に嬉しい効果があるようなのです!

「ほうじ茶」に含まれる女性に嬉しい効果! ほうじ茶を飲むと痩せられる?

ほうじ茶とは、煎茶、番茶などをこんがりきつね色になるまで強火で炒った、香ばしさが特徴のお茶のことです。
お茶屋さんの店頭で焙(ほう)じられたお茶の香りに癒されたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際、ほうじ茶にはリラックス効果があると立証されています。
ほうじ茶のうまみ成分であるアミノ酸の一種「テアニン」は、リラックス作用があり、さらにストレスを和らげる働きがあるのだとか。
そのほかにも、血液の流れをよくしたり、PMSを緩和してくれたり、更年期障害の改善にも効果が期待できるのだそうです。

ほうじ茶を飲むと「ほっとする」感覚もこの「テアニン」が作用していると思うと、納得できますね。

そして、肝心のダイエット効果はというと……?

ほうじ茶には、「ビタミン」や「カテキン」が豊富に含まれています。
「カテキン」が作用すると、脂肪の吸収が抑えられ、脂肪を分解する効果が得られます。

さらに「カテキン」には、糖質や脂質の吸収を抑えたり、血糖値の上昇を抑制したりする働きもあり、ダイエットには嬉しいことばかり。

ならば同じようにカテキンを多く含む緑茶でもいいのでは? と思う人もいるかもしれませんが、ほうじ茶をおすすめする理由がもう一つあるのです。

おすすめする理由!ほうじ茶にはカフェインが少ない!

ほうじ茶は高温で炒って作ります。
そして、カフェインは高温になると飛んでしまうので、ほうじ茶に含まれるカフェイン量は緑茶に比べてとても少なくなります。
そのため、眠る前にも飲むことができますし、胃腸が弱くカフェインが苦手な人も安心して飲むことができるのです。

また、カフェインが少ないことから、カフェインが気になる妊婦さんも、(個人差はありますが)一日に湯飲み10杯程度まで飲んでも、母体に悪影響を及ぼさないそうです。
体重管理が必要な妊婦さんにとっても、嬉しい味方になってくれるのがほうじ茶なのですね。

ほうじ茶の痩せる飲み方とは?

では、どのようにほうじ茶を飲めばダイエットに、より効果的だといえるのでしょうか。

まず、高いダイエット効果を期待するなら「ほうじ茶をやかんで煮出す」ことがおすすめです。

カテキンは80℃以上の高温で溶け出しやすいという性質があります。
沸騰したお湯1リットルに、4gのティーパック1個を入れ、1分ほど煮出すといいでしょう。
それから、ティーパックをひきあげれば、ダイエット効果と同時に、味や香りが引き出せたほうじ茶のできあがりです。

飲むタイミングはいつ?

さあ、美味しく淹れたほうじ茶を飲んでみましょう。

血糖値の上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑制するには、食事の30分前から飲み始め、続けて食事中にも飲むと効果的なようです。

カテキン+運動でより効果的◎

また、運動する前に飲むという方法もおすすめです。
ほうじ茶を飲んだ30~40分後に体を動かすと、血液中の脂肪酸がエネルギー源となります。

これにより、運動を始めてから脂肪燃焼までの時間をカットすることができるので脂肪燃焼度はアップするというわけです。
また、発汗作用を高めてくれるので、入浴前に飲めば、デトックス効果も期待できそうですね。

温度は、冷やして飲むよりも、温めて飲むことをおすすめします。
これからの時期、冷たいお茶が恋しくなりますが、冷房で冷えてしまった体は、内側から温めてあげるようにしましょう。

他にも、ソイラテにするなどアレンジをして飲むのも楽しいですが、ダイエットを意識するなら、砂糖を入れすぎないように気を付けましょう。
香ばしい、本来のほうじ茶のうまみを楽しんでみてください。

急激な体重減よりも、緩やかに自然に体重を減らしていきたい人に向いているのが「ほうじ茶ダイエット」と言えそうです。

食事量にも気をつけながら、ほうじ茶をダイエットに取り入れてみたいですね!

-ビューティー
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この記事を書いたライター
35style編集部
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