夏の暑さも本格的になってきて、毎日冷たいものを欲していませんか?エアコンの冷えや、冷たいものの摂りすぎでお腹の調子が良くないなんて人もいるのはず。
そんなときにおすすめしたい飲み物が「甘酒」!
甘酒というと、冬に飲むイメージがあるかと思いますが、実は夏バテ&ダイエットにも効果があるようです。
最近では「冷やし甘酒」というものも売っていますよ!
甘酒はよく「飲む点滴」なんて言われていますよね。栄養価が高く、江戸時代には夏の暑気払いにも甘酒を飲む習慣があったそうです。今回は夏にあつ~い夏を乗り切るための冷やして美味しい甘酒の飲み方と、効能にせまります。
甘酒の効能
砂糖ナシでも甘くて低カロリー、夏の暑さに負けない栄養たっぷりで美容に効果的。
甘酒の効能についてご紹介します。
甘酒の効能1:滋養強壮
夏バテや疲労回復に効果的です。栄養が体全体にいきわたり、身体の内側からイキイキと元気になります。
甘酒の効能2:ダイエット効果
甘酒はお味噌や納豆と同じ発酵食品の仲間です。
海外の一部では“ジャパニーズヨーグルト”ともいわれているそうですよ。
米麹でお米を分解・発酵させて作られた甘酒は、消化吸収がよく、他の炭水化物に比べてローカロリーです。
麹菌が作り出した糖分は、体の中で素早くエネルギーとなって使われるため太りにくく、少しの量でも満腹になって食べ過ぎを防いでくれます。
また“甘いもの食べたい欲求”も軽減します。
また植物性の乳酸菌や酵素がたくさん含まれているので、消化・吸収・代謝が促進されて腸の働きも活発になり、便秘改善!
豊富に含まれるビタミンB群(B1、B2、B6、葉酸)には、余分な脂肪をため込まないようにしたり、食べた脂肪分のみならず、皮下脂肪や内臓脂肪まで燃やしたりしてくれるのです。
甘酒の効能3:美肌&美髪効果
メラニンの働きを抑制して、これからできそうなしみ・くすみを防ぐ優れた美白効果が期待できます。肌の潤いを保ち、コラーゲンの生成を助けるのでアンチエイジングにも効果的です。
そういえば、酒蔵の杜氏さんの手は白くて美しいと聞いたことがありますね。
このように甘酒は、新陳代謝をアップさせ、痩せやすい体に作り変えてくれる効果はもちろん、美肌効果やアンチエイジング効果など、女性にうれしい効果が盛りだくさんなんです!
また強い日差しなどでダメージをうけた頭皮を若返らせ、きれいな髪を作ります。
女優さんやモデルさんの中でも、愛飲してる方が多いそうですよ。
夏におすすめの甘酒の飲み方
栄養たっぷりの甘酒。冬の時期のように温めて飲むはちょっと遠慮したいですよね。
暑い時期におすすめの「甘酒の飲み方」をご紹介します。
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甘酒×ヨーグルト
甘酒とヨーグルトのブレンドの割合はお好みでもOKですが、甘酒とヨーグルトを1:1がおすすめです。
- ヨーグルトを多めにすると、とろっとしたデザート
- 甘酒を多めにすると、さらっと飲みやすいドリンク
と二つの味わいを楽しめます。
甘酒はは米麹と米を発酵させた自然な甘味の「麹(こうじ)タイプ」を選ぶとよいでしょう。
砂糖が入っていないので100g中80kcalと低カロリーです。
甘酒が苦手、ヨーグルトが苦手という人にも食べやすくなっています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が冷たいものでゴロゴロしているお腹の調子を整えてくれます。
善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含まれているため、便秘の解消にも◎
またヨーグルトが加わることで、食べごたえをもアップ!
甘味もあり、満足感も得られるので、ダイエット中の間食としてとり入れると、余分な間食を抑制してくれます。
夏バテを解消、お腹の調子を整え、さらにダイエットにも良い!と、いいことづくしですね。
甘酒アイス
市販品もありますが、手作りもおすすめです。
甘酒アイスの作り方はいたって簡単!
甘酒を型に入れて凍らすだけ♪
トッピングにフルーツを一緒に入れるのも美味しいですよ。
甘酒は凍らしても栄養価は変わらないの?と疑問に思いますよね。酵素は高温に弱いのですが、低温状態には強く菌が生きたまま休眠状態になるので栄養が損なわれません。
甘酒をアイスにする方法は、酵素や栄養素を無駄なく食べられるベストな方法なのです。
いかがでしたか?
なんだか元気がない…夏バテかも…?と思ったら、甘酒を飲んで、笑顔と元気で夏の暑さを乗り切りましょう!
出典:ダダダダイエット栄養士コラム