夫と話しても疲れるだけ! 夫婦の話がかみ合わない原因は○○にあった!

投稿日:2021-02-06 更新日:

夫と話しても疲れるだけ! 夫婦の話がかみ合わない原因
愛し合って一緒になったはずなのに、毎日の生活を繰り返しているうちに、夫と話すだけでイライラするという女性は多いことでしょう。

たとえば、夫婦で会話をしていて、妻がちょっとした愚痴をこぼしたとします。
すると、夫はその愚痴についてコメントしてくれるのですが、「原因は○○でしょ?」「ならばこうするべきじゃない?」など理路整然としたアドバイスを返してきたりします。

妻としては、ちょっとした愚痴を聞いてもらいたかっただけなのに、がっくりきてしまいますよね。

他にもこんな風にかみ合わないことはありませんか?
妻が「ワインが足りないからコンビニで買ってきてくれる?」と夫におつかいを頼みます。
すると大半の夫は言われたとおりにワイン一本だけを買って帰ってきます。
***
妻:「おつまみも一緒に買ってきてくれたらいいのに!」
夫:「言ってくれないと、わからないよ」
***

身に覚えがある人も多いはず。
気の利いたものを買えとまでは言わないけれど、夫に本意が伝わらないもどかしさに疲れさえ覚えてしまうことでしょう。

「普通の会話がしたいだけなのに!」原因は○○にあった!

夫婦円満コツ
同じ人間なのに……どうしてこんなに分かり合えないのでしょうか。

実は同じような姿をしていても、脳の機能は男女でかなり異なるのだといいます。
その違いのせいで、男性と女性の会話はかみ合わないのだと考えられています。

よく知られているように、脳には感性や直感を司る「右脳」と、思考や言語を司る「左脳」があります。
それぞれの脳の間には、「脳梁」(のうりょう)という神経があり、情報のやり取りをする橋渡しをおこなっています。
研究によると、女性の方が右脳と左脳の橋渡しがスムーズで、両方の脳をバランスよく使っていることが分かっているのだそうです。
両方の脳をバランスよく使える女性は、右脳で感じたことをすぐに左脳で言葉にして伝えることができるのですね。

一方で、男性の脳は女性に比べて左右の連結があまりよくありません。
なので、会話をするときには、論理担当の左脳しか使わなくなるのだそうです。

こうしたことから、男性は感情を言葉で表したり、次から次へとおしゃべりしたりするのが苦手と言えるのです。
中には、女性特有の結論のない会話についていけずに、パニックをおこしてしまう男性もいるのだとか。

男性と女性、脳の機能の違いで会話の仕方にも違いがあるのですね。

会話はこうやってかみ合わせて! イライラしない前置き法


他にも男性脳と女性脳では重要視する部分が異なります。
男性脳では「競争」を重視し、女性脳は「共感」をもっとも重視します。

女性脳同士の会話では、情報をシェアし人間関係を深めていこうとする傾向がありますが、
男性脳同士の会話では、自分が優位に立とうとする傾向があるそうです。

重視する部分が違うのですから、これまたかみ合わないのは仕方がありません。
しかしだからといって、あきらめていては、夫婦の会話がまったくなくなってしまうでしょう。

そこで会話をかみ合わせるために、おすすめなのが「前もって、ふんわりとお願い(意思表示)すること」です。
ただ愚痴を言いたいときは「これは愚痴なんだけどさ」と話す前に言ってみる。

逆にアドバイスが欲しいときは「これってどう思うか意見が聞きたいんだけど」と話し始めてみるというものです。
夫も、話の聞き方を先に言ってもらうことで、スムーズに話が入ってくるようです。

また言葉をそのまま受けとり共感性に欠ける男性脳へは、「ワインと、おつまみ、そうねハムを二人分買ってきて」と事細かく伝えるようにした方がよさそうです。

本当は、「言わなくてもわかってほしい」というのが女性脳の考えですが、そうなるには先回りしてお願いを声に出していく必要がありそうですね。

-ライフスタイル
-, ,

この記事を書いたライター
シャーミー
30代後半。夫と娘の3人家族暮らし。
金なし、コネなし、リズム感なし。あるのは、多めの脂肪と家族愛。

関連記事

私はモンスターペアレント…? 保育園の対応にどこまで言う?

保育園や幼稚園に不満があっても、モンスターペアレントだと思われることを恐れて、言いたいことを言えないママも多いよう。 そこで今回はママから寄せられたモンスターペアレントについての質問をピックアップ! …

ハーブティー風邪予防

風邪のひき始めにハーブティーとアロマでケアをしよう

冬本番の時期が近づいていますが、この季節は乾燥が気になる季節でもあり、風邪をひきやすくなる原因でもあります。 風邪はひき始めの予防が良いと言われてますが、ハーブやアロマでも予防が可能です。 日本では風 …

【1分で簡単チェック!】倦怠感や体の不調…それは仮面うつ病かも!?

厚生労働省が実施している患者調査によると、平成23年の鬱病患者数は約70万人、患者数は年々増加傾向にあります。 また、鬱病の一歩手前の状態のことを「仮面うつ病」と呼ぶことがあり、心が不安定になり、頭痛 …

子どもの習い事は親の自己満足?娘のピアノレッスン拒否からの学び

今の子どもは、小さい頃から多くの習い事をしています。 友達と遊ぶ時間もないほど毎日何か習い事をしている子どもも、少なくありません。 「子どもには色々なことを早くから経験させて、可能性を見出してあげたい …

子どもの描く絵で家族の幸せ度がわかる!?

子どもの描く絵は、自由にのびのびと描いている絵もあれば、細かい所まで忠実に描き込んでいる絵もあり、1人1人の個性が発揮される瞬間ですよね。 先日、娘が描いてくれた絵ですが、「ままといっしょにねる」とい …