近年、日本では長時間労働が問題になっています。
残業や徹夜は当たり前、長時間労働という感覚すら麻痺し、いつの間にか体調不良になっている…そんなこともありますよね。
働くママが増えたことで、「夫にもっと家事と育児を手伝って欲しい!」と思う反面、実はちょっと興味深い調査結果が出ているようです。
夫が仕事から早く帰ってくると収入が減る!?
夫が仕事から早く帰ってくると、家事も手伝ってもらえて、家族とのコミュニケーションもとれて、良い事尽くし!とメリットがたくさんあるように思います。
しかし、主婦向けの人材サービス会社「ビースタイル」(東京)の調査によると、夫やパートナーの帰宅時間が早いのを望んでいる主婦は全体の4割程度に留まる事がわかりました。
理由は、残業時間が減ると収入が下がる、夫のご飯を用意する等の家事負担が増えるといった事でした。
夫が早く帰って来るのは健康の為には良いかもしれませんが、収入や家事負担を考えると、毎日早いとちょっと…わたしも思ってしまいます。
特に共働きだと、家事負担の問題はよく聞くかもしれません。
一方で、「早く帰って来て欲しい」派の意見としては
・家族との時間を多く持ちたい。
といった夫の健康や子育てを重視する内容が多かったそう。
ほかには、一人の時間が欲しいから、遅く帰ってきて欲しいという意見もありました。
夫の帰りが遅いと、夫が帰ってくるまでの時間を自分の自由時間として使える女性が多いのだそうです。
確かに、夫や子供の世話に追われて、自分の時間というものが少なくなりがちな女性にとっては、そこが貴重な自由時間になり得るのかもしれません。
撮りためたドラマを見たり、ネットサーフィンをしたりと、夫が家にいるとできないことがたくさんあるのです。
夫に早く帰って来て欲しい時は?
早く帰って来る夫とは逆に、いつも飲み会に行ってしまう、肝心な日に限ってなかなか帰ってこない…なんてご主人はいませんか?
このような場合は、早く家に帰りたくなる工夫を考えてみましょう。
夫が早く帰宅したくなる工夫1:夫の胃袋をつかむ
夫の胃袋を掴めば、晩御飯を楽しみにして自然と早く帰るようになるかもしれません。
「今日のご飯は〇〇だよ」とさりげなく写真を送るのもいいですね。
夫が早く帰宅したくなる工夫2:夫の疲れを癒す!
1日仕事をして疲れて帰って来るので、ゆっくりすごせる空間作りは大切だそう。
また、お風呂を沸かしておいたり、話を聞いてあげたり等、些細な事でも十分癒しになるでしょう。
早く帰って来て欲しい時もあれば、もっと遅くていいのに…と思う時もありますが、日々家族の為に頑張って働いている夫を支え続けていきたいですね。
ちなみに全国の20代から60代の既婚男性に対しておこなった調査では、4人に1人が帰宅したくない「帰宅恐怖症」だという結果が出ています。
遅く帰ってきてほしい妻と、帰りたくない夫。
家庭円満のためには、二人で話し合って、時にお互いの自由時間をとるなどの工夫が必要かもしれません。
【参考】
ママニティb、産経新聞、マイナビウーマン、Woman excite、厚生労働省、マーミー、ビースタイルHP SIRABEE