
「子どもを誉めて育てよう」という言葉があります。
私はこの言葉を鵜呑みにして長男をただ異常に誉めました。
一緒に歩いていて、急に走り出したら「凄い!早く走れるね!」
高いところに登ったら「凄い!高くまで登れるね!」
急に走り始めたら危なくヒヤっとするけど”誉めないといけない”という気持ちが先行して誉めていました。。
今思い返してみると、ほんとバカみたい…と思ってしまいます。
なぜなら大好きなママが誉めるから、我が子の危険行動はエスカレートするばかり。

そこで気づきました。
誉めて育てるって意味を間違えてるかも!息子をいい子にしたいって一心で本当の意味を考えずに、ただ誉めるだけの育児をしていたのです。
『褒める』ではなく『認める』
- かけっこで1位
- 挨拶がしっかり出来た
- ママがお友達とお喋りしてる時、静かにしていた
全然誉めて良いと思います。
ただ、最後はママの都合ですよね。
誉めるというより「ありがとう」ですね♪
例えばダンス。「凄いね!上手に踊れているね」ではなく、
- 腕が誰よりも綺麗に伸びている!
- 出来なっかったスキップが出来るようになったね!
- たくさん練習したんだね!
子どもと向き合い、しっかりと認めてあげてることが大切なんです。
親から見ると、つい他の子を比べてしまうのですが、自分の子ども時代を思い出して下さい。
他の子と比べられた時、どんな気持ちでしたか?
私は、いつも他の子と比べる親が嫌でした。
『認め』が蓄積されると『自身』に繋がる

人は成長も個性もそれぞれ。
時には失敗することだってあると思います。
それでも大好きなお母さんやお父さんが「すごく頑張っていたね」「応援しているよ」と声をかけてあげることで、子供はまた頑張ろうと思うのです。
子どもは親に愛されていると感じることで安心し、自分を大切に出来るようになります。
まずはしっかりと子どもに寄り添い認めてあげる。
その『認め』が蓄積されて『自信』となり、大きな成長に繋がると感じています。
そして、その蓄積あるからこそ目の前に壁が立ちはだかった時も乗り越えられるのです。
認めて、愛して、育てていく!
これが私の持論です。