3月が近づくと長かった寒い日々が終わり、日差しがポカポカと暖かく、新学期、引越し、新しい門出など心躍る春の季節が到来ですね。
色々な新しいイベントが控えて心もなんだかドキドキそわそわし出しますが、心身共に「なんだか疲れたぁ」と感じてしまう。
そんなことが多くありませんか?
季節の変わり目は体調不良を感じる人が多いようです。
春は体調を崩しやすい季節!?
みなさんは、1年間で体調があまり良くないと感じるのは何月ですか?
実は、これからの季節の「春」は体調に気を付けたい季節だそうです。
あるアンケート調査で、1年間で体調を崩しやすかった月を聞いたところ、3月が1番多く23%、次いで4月の18%、2月の17%という結果に。
「春先~春」にかけてが上位を占めていることが分かったそう。
体調不良の主な症状としては、倦怠感や眠気、頭痛、肩の凝りといった体の不調のほか、気分の落ち込みやイライラ、憂鬱感など精神面でも症状が出ているようです。
こういった症状は「春バテ」などとも言われているそう。
また、春は花粉症のシーズン。
花粉によるアレルギー反応で鼻がつまり、取り込む酸素量が減ることで頭痛を引き起こすことも。
寝ている間も呼吸が苦しい場合は睡眠不足となり、ストレスとなってしまうのだとか。
筆者も毎年、花粉症の時期は鼻詰まりから来る頭痛に悩まされていました。
それに加え、なんだかイライラしてしまうのも春。
原因はいったい何なのでしょうか。
体調を崩す原因は?
春になると体調不良になる原因には大きく分けて2つあるそうです。
気候の変化
ひとつは気候の変化によるもの。
日照時間が冬と比べて長くなるため、体のリズムが乱れてしまうそう。
寒暖差の影響で自律神経の働きが乱れてしまい、体調を崩しやすくなるのだとか。
また、気圧の変化による影響も。
低気圧では、体がだるくなり昼間でも眠気をもよおしてしまうそう。
他にも、薄着となることで体が冷えてしまい、血行が悪くなることが指摘されているようです。
生活環境による変化
もうひとつの原因は、環境の変化によるもの。
春は就職、引越し、進学など新年度が始まる季節。
今までの生活リズムが変わることに加え、慣れない環境や緊張から来るストレスが自律神経を乱してしまうそう。
特に、思い悩みやすい人や心配性の人は体調不良を引き起こしやすいと言われているようです。
春の体調不良を防ぐには
体の不調を防ぐ方法は、自律神経を整えることと、ストレスをためないことがポイント。
また、身体を「温める」ことが大事なのだとか。
少しぬるめの温度の湯船にしっかりつかることで自律神経が整い、身体がリラックスする効果があるそう。
他にも鼻を温めることで花粉症による頭痛を抑える効果も。
目元や首元を温めると血の巡りが良くなり、睡眠の質がよくなるそう。
寝る1時間前から部屋を暗くするなどリラックスモードにしてからしっかり寝ると、自律神経がきちんと働くようになります。
出かけるときは冷え対策として上着やストールなどを用意しておくことも忘れずに!
春先はいつ頭痛が来るかドキドキしていましたが、対策方法を知っているだけでも心構えとして違う気がします。
体調不良に負けず、気持ちのいい春を迎えたいですね!
