
泣いたり、足をバタバタさせたり、叫び声を上げたり…。
2歳~4歳の子どもによくあることとはいえ、癇癪(かんしゃく)が治まらずに困ってしまうママも多いのではないでしょうか。
子供の癇癪(かんしゃく)はなぜ起こるのでしょうか?
実は、一般的に知られている原因の他、最新の研究結果で明らかになりつつある原因もあるそうです。
今回は子供の癇癪(かんしゃく)について詳しく見ていきましょう。
子供の癇癪(かんしゃく)原因の多くはこの3つ!
癇癪(かんしゃく)の原因として多いのは、
● 欲求不満
● 疲労
● 空腹
の3つです。
特に、子供は欲しいものがあったり、やりたくないことがあったりすると、癇癪(かんしゃく)を起こすことがあります。
ですから、ママとしては、まず、子供を落ち着かせることから始めましょう。
そして、時間はかかるかもしれませんが、子供が主張したかったことが何なのか話を聞いてあげましょう。
そうすれば、癇癪(かんしゃく)を起こしてパニック状態となった子供も、ママが話を聞くことで安心し、癇癪(かんしゃく)がおさまりやすくなります。
腸内細菌が癇癪(かんしゃく)を起こす?
男の子が癇癪(かんしゃく)を起こしているなら、その原因は腸内細菌かもしれません。
アメリカにあるオハイオ州立大学の研究によると、男の子は腸内細菌が増えすぎると、ストレスホルモンが腸内を刺激して癇癪(かんしゃく)を起こす可能性があるそうなのです。
この研究は継続中とのことですが、腸内細菌が癇癪(かんしゃく)に繋がっているのだとしたら、どんなにママが工夫をしても、子供の癇癪(かんしゃく)がおさまらないはずです。
男のお子さんで腸内環境が乱れていそうだと思うことがあるなら、アレルギーの問題さえなければ、腸内環境を正常化できるような食べ物を日頃から意識してみるのもよさそうです。
場合によっては専門家の力も借りよう
日頃から子供の癇癪(かんしゃく)に困っていても、三歳児検診までは「様子を見てみましょう」と言われることも少なくありません。
とはいえ、癇癪(かんしゃく)が頻発すると心配になるもの。
あまりにも子供の癇癪(かんしゃく)がひどいようであれば、自治体で行われている発達相談や児童相談所への相談などを考えてみましょう。
また、病院を受診するということであれば、小児発達などの発達心理を専門とする小児科医がいる病院がよいでしょう。
いかがでしたか?
5歳を過ぎると減っていくと言われている癇癪(かんしゃく)。
時には専門家の力を借りながら、今しか見ることができない子供の成長を、じっくりと見守っていきたいものですね。
【参考】ママニティ大百科, Spotlightなど