日曜夕方からブルー。子どもが「サザエさん症候群」になってしまったら

投稿日:2021-03-14 更新日:

日曜夕方からブルー。子どもが「サザエさん症候群」になってしまったら
休日の終わりが刻々と近づく日曜夕方。

「やったあ!月曜日ワクワクするなー!」という方はいますか?

大抵は「あーまた月曜日が始まる…仕事かぁ」と憂鬱になる人が多く、筆者の元同僚は日曜の昼から気持ちが沈んでくるそうです。(早っ!)

専業主婦だと家族がいる土日の方が忙しく、平日が楽しみな人もいるかもしれませんが、昔を思い出してください。

月曜日はどんよりしていましたよね。

日曜夕方に放映される「サザエさん」の時間になると憂鬱になってくる「サザエさん症候群」。

症状が子どもに表れた場合、どうすればいいでしょうか?

日曜夜に、布石を打つ!

日曜夕方からブルー。子どもが「サザエさん症候群」になってしまったら
急にぐずると、「さっきまでご機嫌で遊んでいたのに、なんで?」と思いますが、問い詰めずに、小さなことでも楽しみを見つけて声掛けをしてみてください。

「明日は保育園(幼稚園)で〇〇くんと遊べるね」など、仲良しのお友達の名前を出す。

食べるのが好きな子には、「明日のメニューは大好きな〇〇だよ」「〇曜日はプリンだよ」など、給食やお弁当を楽しみにさせる。

食べるのが苦手な子の場合は、「食べなくてもいいよ」「〇〇だけ食べればいいよ」と、許容する。

「明日は何か制作かな?」「そろそろ〇〇会の練習が始まるかも。見に行くの楽しみ!」と、イベントについて話す。

「園庭のお花咲いたかな、ダンゴムシいるかな」と、園に関する会話を広げる。

「あと6回寝たらまた土日だよ。何したい?」など、来週末を楽しみにする。

月曜朝には共感し、受け入れ、寄り添う


なかなか起きなかったり、ぐずぐずして準備が進まなかったりすると、忙しい朝にはついイライラして怒りたくなりますが、逆効果です。

「行きたくない」などと訴え始めたら、「行きたくない気持ち、わかるよ」と共感したり、ハグしたりすると、“気持ちをわかってくれた、聞いてくれた”と思うのか、子どもの表情が少し明るくなります。

そして、「ママもパパも、次の土日を楽しみにお仕事頑張るよ。園で何か教わったり、お友達と遊んだり、楽しんでおいで。また週末にいっぱい遊ぼう」など、次の楽しみに向けた声掛けで気持ちを切り替えてみましょう。

そう言っても、「ほいくえんたのしくない!ともだちなんかいない!」なんて息子に言われたこともありますが、朝、少しだけ遠回りして川のカルガモや魚を見たり、踏切や電車を見てから園に行くことを提案すると、早目に支度して出発できることがありました。

そもそも、土日に予定を盛り込み過ぎて子どもが疲れていないか、スケジュールを見直しつつ、子どもの気持ちに共感し、何か楽しみを見つけ、うまく切り抜けられると良いですね。

執筆:カサンド蘭子
7歳男児、3歳女児、44歳夫と4人家族で、育児・家事に翻弄される毎日。13年勤めた会社を退職後、現在は月刊誌の取材・執筆・撮影に携わる。一方で子供に関わる社会問題にも関心を寄せる。好きな食べ物はマカロン。

-ライフスタイル
-, ,

関連記事

ママ心配…女の子とばかり遊ぶ男の子が小学校に入るとこうなった。

家で育児をしていると気づかないですが、集団生活に入って「あれ?」と気づく事があります。今まで何とも思わなかったけど、「うちの子大丈夫かな?」と不安になる事は、誰もが経験する事だと思います。 数年前、私 …

断捨離挫折者も必見2割捨てミニマリスト

断捨離挫折者も必見!【2割捨て】で片付いた暮らしを手に入れよう

物にあふれた中で生活するのではなく、スッキリした空間でシンプルに生きることが人気を集めています。 ミニマリストと呼ばれる人も登場し、最小限の物だけで生活するための断捨離もブームです。 ですが、「断捨離 …

ヒーローごっこは子どもをダメにする?

特に男の子がはまってしまう「ヒーローごっこ」。これに頭を悩ませる親も多いのではないでしょうか。 うちの長男は、とても元気な男の子で、何よりヒーローに強い憧れを持っていました。もちろん、幼稚園などでもヒ …

【実態調査】義実家のクセが強い!ぶっとびエピソード集

家族が違えば生活習慣の違いや、価値観の違いからのトラブルはつきもの。 今回は姉妹サイト「ママニティ」によるアンケートで「嫁姑トラブル」について調査しました。 【お盆休みアンケート】Q,1 義実家に帰省 …

骨盤ベルトと骨盤矯正、どっちが良いのか試してみた!

産後は骨盤の開きとゆがみが発生し、腰痛や尿漏れの原因になるという話を聞いた事ある方は多いと思います。 また、骨盤がゆるんでいると痩せづらいとか、いろんな噂がママたちの間で話題になっていますよね。 私も …