8歳といえば、プチ反抗期。今まで、ママの話をよく聞いてくれていたけど、ある日突然の意志発動に、驚き戸惑うママの多いはず。
でも大丈夫。少し関わり方を変えれば、そのプチ反抗期も、これからの未来に良い成長に繋がるのです。
女の子の8歳反抗期は社会性を育てるため
「女の子は育てやすい」と良く言われます。
確かに、男の子の予想外の行動より、自分の想像範囲内での行動で、また、女の子は言われたことを素直に受け入れ、集中して物事に取り組む傾向があるとも言われています。
男の子より気持ちの切り替えや立ち直りが早いのも特徴だと言われています。
8歳頃になると「ギャングエイジ」と呼ばれる反抗期に突入します。
これは社会性を大きく身に付けるための反抗期です。子ども達は、学校などで、お友達との関係を良くしようと一生懸命努力します。
ですが、まだまだ子どもです。一生懸命に頑張った心は、どこかで発散を求め、甘えられる関係である家族、特に母親に反抗をし、自分の心のバランスを保とうとするようです。
女の子の生き方のお手本はママ
男の子は、わからなくて当然だと思っているので、自然に親子のちょうどいい距離ができていたのですが、女の子の場合は、「娘の気持ちは、同性である母親の私が一番よくわかっている」と思ってしまいます。
ですが、それは思い込みです。
もしかしたら、同じような経験された方もいるのではないでしょうか。
「お母さんは、〇〇になりたかったのよね。きっとあなたに向いていると思う。」と、母の叶えなかった夢を聞き、勝手に、それを実現しようとした事もありました。
母親に「自分を受け入れてもらいたい。」いう気持ちを持ち、期待に応えるように頑張ってしまっていたように思えます。
それを改めて見つめなおす時が、8歳頃の反抗時期です。
女の子は、同性である母親をモデルとして成長していきます。
母親が毎日楽しく過ごしている姿を見て育った娘は、日々の楽しみ方を見つけるのが上手に成長します。
逆に、退屈そうで愚痴が多い母親のもとでは、物事をネガティブに捉えがちになっていきます。
子どもがプチ反抗期になったら、まずは、ママがイキイキと毎日を過ごしてみて下さい。
趣味や仕事など楽しんで打ち込めるものを探してみるのも良いと思います。自分の生き方を通して、子どもに社会性を育むメッセージを送ってみましょう。