皆さんはお風呂に入る時間は好きですか?
日本入浴協会では毎年4月26日を「よい風呂」の日と制定されています。お風呂の時間の過ごし方は人それぞれですが、より素敵な時間を過ごせるように様々なバスグッズや入浴剤があります。
今回は「よい風呂の日」に合わせて、効果的なお風呂の入り方やより楽しむためのバスグッズやアロマをご紹介します。
入浴時間とお湯の温度はどのぐらいが適切?
まず最初に、適切な入浴時間と「いい湯加減」とされているお湯の温度はどのぐらいなのでしょうか?
入浴といえば、その日の汚れを落とすこと以外にも疲労回復やリラックス効果や美容効果を目的としていることが多いですが、基本的な入浴時間とお湯の温度は、37℃~39℃が疲労回復に良く、時間は20分程度で良いとされています。
また、42℃以上の高温のお湯に入浴をすると交感神経が優位になり、身体そのものは温まりますが、身体の内部まで温まることはないので湯冷め対策にも低めの設定でじっくり入浴をする方が良いでしょう。
出典:https://takeda-kenko.jp/yakuhou/backnumber/pdf/vol469_01.pdf
バスグッスを活用しよう
入浴時間をより楽しむために、入浴剤やバスソルトなどの商品が数多く出ています。色がついた入浴剤は視覚効果によって疲労回復ができたり、香りがついたものは嗅覚でいい香りを嗅いでリラックス効果が起きたりします。
また、最近ではバスキャンドルも流行っており、湯船に浮かべるタイプが人気です。キャンドルの灯のゆらぎ効果で精神的な面が落ち着き、普通の浴室が幻想的な空間にもなるのでおすすめです。
バスタイムにアロマも取り入れてみよう
天然素材のアロマオイルを浴槽に垂らしてより深いリラックス効果を得ることも可能です。
1.ローズマリー
スッキリとした香りでリフレッシュできる以外にも、収れん作用(肌を引き締める)も期待できるので、美容目的での入浴に最適
2.ゼラニウム
落ち着いた甘みのある香りがリラックス効果を高めると同時に、女性のホルモンバランスを調整する作用も期待
できるので、PMS対策として活用することが可能
3.ジュニパーベリー
冷えやむくみを取り除く解毒作用が期待できるほか、湯船に入れるとヒノキやヒバなどの森林のような香りのイメージに変わる不思議な香りを体験することができる。
入浴で疲労回復をして本来のパワーを取り戻そう
日本人はお風呂が大好きな民族と言われていますが、古代ローマ時代の人々も「カラカラ浴場」と呼ばれる公衆浴場で入浴を楽しみ、そしてその日の英気を養っていました。
お風呂に入るとリラックスするのは、α波が出て心と記憶の整理ができ、次の物事に取りかかれるパワーを取り戻すためにも効果的です。入浴は毎日の習慣ですが、ほんの少しの工夫で全く違う空間となり、より一層素敵なバスタイムになります。
誰にも邪魔されない貴重な時間を、自分を取り戻す空間・時間として入浴タイムを活用しましょう。