【漫画】男の子欲しいやろと言われ続けた3姉妹の母、嫌な気持ちにならないベストアンサーは…?

投稿日:2020-12-23 更新日:

子どもの性別に関する言葉への返し方を描いた漫画が話題に。「男の子欲しいやろ」「次は男の子やな」と言われ続けた母親がたどり着いたベストアンサーは…。

漫画「『男の子ほしいやろ』に対する、マイベストアンサー」のカット=アーチノキー(aachinokey)さん提供

子どもの性別に関する言葉への返し方を描いた漫画「『男の子ほしいやろ』に対する、マイベストアンサー」がSNS上で話題となっています。子どもが3姉妹となって2年経過。この間、「男の子欲しいやろ」「次は男の子やな」と言われ続けた、子どもの性別を気にしない母親がたどり着いたベストアンサーは…という内容で「ものすごく共感しました」「いい言葉です」「大人の対応」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました

「次は男の子」と何度も声をかけられ…

この漫画を描いたのは、アーチノキー(ペンネーム)さん(30代)です。会社員・3児の母として子育てをしながら漫画を描いています。三女の育休中に描き始め、現在もインスタグラムで育児漫画を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

アーチノキーさん「3姉妹の母なので、子どもの性別について『次は男の子』と幾度となく声をかけられてきました。そのことについて自分の考えをまとめてみようと思い、漫画にしました」

Q.どういう人から、「次は男の子~」と言われることが多いのでしょうか。

アーチノキーさん「ほとんど、職場の年配の方々(男性)です。長く働いている職場で、仲はとても良いので悪気がないのはよく分かっています。盛り上がる話題として3姉妹がネタになっている模様です」

Q.初めて言われたときはどんな心境でしたか。

アーチノキーさん「初めて言われたのは三女が産まれる前で、『また女かいな』といったニュアンスでした。私としては性別は全く意識していませんでしたが、『これから女の子を産むのに、そんなこと言ってほしくないな』というのが正直な感想でした」

Q.ベストアンサーを見つけるまでは、どのように答えていたのでしょうか。

アーチノキーさん「いろいろな返し方をしていました。『もう体力的に無理ですよ』『あんまり性別気にしてないんです』など。でも、『旦那は男の子欲しいやろ』などと会話が続いて、話題を変えるのが難しくなっていました。『もう、その話はいいですよ』と言うのもけんか腰になる気もして…模索している時期が長かったです」

Q.ベストアンサーを見つけたきっかけは何だったのですか。

アーチノキーさん「職場の年配の方にお孫さんが生まれて、そのお孫さんと三女の月齢が近かったので自然と『孫』がキーワードになり、今のような答え方が見つかりました」

Q.誰かと子どもの性別の話題になったとき、気を付けていることは。

アーチノキーさん「分からないことは言わないようにしています。『男の子はこうでしょ』『姉、弟だとこうでしょ』など決めつけるような発言はしないように気を付けています。将来、うちの3姉妹が子どもを授かることになっても、性別のことは言わないようにしようと思っています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

アーチノキーさん「『使ってみます』というコメントを多く頂きました。他にもいろいろなご意見をたくさん頂き、考えさせられました。子どもの性別について、周りからの声で悩んでいる方がたくさんいるんだと改めて感じました。中でも『少し先の未来、性別を気にする声かけはなくなるはず』というコメントがとても印象的でした」

(オトナンサー編集部)

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漫画「『男の子ほしいやろ』に対する、マイベストアンサー」のカット=アーチノキー(aachinokey)さん提供

 

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