モラハラ夫に耐え続けた56歳女性、金の切れ目で決断した「コロナ離婚」の始終【#コロナとどう暮らす】

投稿日:2020-09-02 更新日:

緊急事態宣言解除後も、日常生活にさまざまな影響を及ぼし続ける新型コロナウイルス。それは、夫婦のあり方についても例外ではありません。3つのケースをご紹介します。

 

コロナをきっかけに、離婚に踏み切る夫婦も…

緊急事態宣言が全国に拡大したのは4月16日。「人と人との接触、8割減」という不自由すぎる自粛生活を1カ月半もの間、強いられたのですが、新型コロナウイルスは私たちの価値観を変えたと言っても過言ではありません。

コロナショックで変貌した私たちの「新」生活様式は、夫婦間の意識の差を浮き彫りにしました。なぜなら、他人との接触は減ったのに、その分だけ、配偶者との接触は増えたのだから。夫婦で過ごす「おうち時間」が増えるのは一見、望ましいように思えますが、実際はどうなのでしょうか。

筆者は夫婦の悩み相談を専門に行っていますが、コロナ前の男女比は「6:4」。しかし、コロナ後は「1:9」です。夫への不満や愚痴、悪口を言いにくる妻がいかに多いことか。相談者の年代も緊急事態宣言によって一変しました。宣言前の2月、3月の相談者は主に現役世代。具体的には、夫が単身赴任先から戻るのを妻が拒絶したり、体力的、精神的に限界の看護師妻に夫が家事を丸投げしたり。

一方、宣言後の4月、5月の相談者は老後世代が中心です。例えば、感染の予防、自粛の協力、物資の入手など、目まぐるしい変化によって夫婦間に溝ができたという内容です。平時は見過ごしていた、夫の欠点や短所、至らない点が有事に明らかになるというパターンが多い印象ですがなぜ、取り返しのつかない状況に陥ったのでしょうか。

真壁節子さん(56歳、専業主婦)の例をもとにひもときましょう(登場人物は仮名)。

ステイホームで顔を合わせる機会が増え…

「いつも、主人はそうなんです。よかれと思ってやるんですが、私に何も聞かないで…これ以上、振り回されるのはごめんなんです!」

節子さんは真っ赤な顔で言いますが、夫(宏さん、62歳)が地元企業の社長に上り詰めたのは10年前。8年間、汗を流したのですが、現在は社長を退き、相談役として週2、3回出社する程度。同居していた宏さんの両親を5年前にみとり、自宅の住宅ローンは退職金で完済し、息子(26歳)夫婦の間に生まれた孫(2歳)をかわいがる…そんな悠々自適な老後生活を送っていたところ、襲ってきたのがコロナ禍でした。

宏さんの会社は3月初旬から在宅勤務へ移行したのですが、相談役のポストは年金支給までの時間稼ぎなので、いてもいなくても大差ないのでしょう。宏さんが会社へ顔を出すのは週1回程度。ステイホームに徹していたのですが、暇を持て余して何を仕出かしたのでしょうか。

節子さんいわく、宏さんは少々偏った正義感の持ち主で「家族のため」という大義名分があれば、他人の迷惑を顧みずに突き進むタイプです。例えば、日持ちする食料品を買い占めたり、見よう見まねで次亜塩素酸を作ろうとしたり、コロナの予防だと言い、うがい薬を飲んでみたり…宏さんが勝手なことを始めたのは4月上旬でした。

節子さんがどうしても許せなかったのは「外出禁止の例外を認めないこと」。宏さんは「外出するときは声をかけろ」と言うのです。節子さんがコロナに感染し、自分にうつされると困るという理由で。

節子さんはもともと、ボランティアに熱心なタイプ。募金運動に参加したり、被災地の野菜を購入したり、きれいな衣服を寄付したり…今回のコロナでも、困っている人の役に立ちたいという一心でマスクを作ろうと考えていました。運よく、近所に手芸教室があり、マスクの作り方を教えてくれるということでしたが、宏さんが猛反対。「3密はダメだって言っているだろ? 感染者が混じっていたらどうするんだ!」と。

節子さんは教室に欠席の連絡をせざるを得なかったのですが、恥ずかしい気持ちでいっぱいだったそう。花柄のハンカチや迷彩の手ぬぐい、Tシャツの端切れ、色付きのゴム…友人がおしゃれなマスクをつけ、自粛生活を楽しんでいる姿を見るたびにうらやましがると同時に、宏さんへの恨みの感情が湧き上がってきたそうです。

節子さんは宏さんが見張っているような気がして、食料品の買い出しなど必要最小限の用事以外は外出するのを控え、自宅に閉じこもるしかありませんでした。

夫への期待値を上げるのは危険

筆者が「残念ながら、旦那さんはそういう人間なのでしょう。旦那さんの性格がいまさら変わるとは思えないので」と苦言を呈すると、節子さんは「うちはもともとうまくいっていなかったのに、今回のコロナで余計にその思いが強くなりました」と答えました。

今まで、宏さんに散々、悩まされ、苦しめられ、困らされてきた節子さん。その代償に、宏さんが得た老後資金で支えてもらうのだから、さすがに離婚は考えていないそうです。しかし、今後も、我慢に我慢を重ねないと結婚生活が成り立たないのかと思うと、息子さんに愚痴をこぼす機会がますます増えそうだと言います。

先述の通り、コロナをめぐる夫婦げんかのカウンセリングに来るのは、夫より妻の方が多いのですが、共通するのは夫に対する期待値が高いことです。例えば、夫のことを、自分第一で動くのが当たり前だと思っている節があるので、夫が少しでも感染予防を怠るとヒステリーを起こします。

そして、感染対策を人一倍頑張っている自負がある妻は危険です。「夫も同じくらい頑張ってくれるはず」と決め付ける傾向があります。そのため、夫の頑張りが足りないと、「歩調を合わせるつもりがない」と感じるのですが、思い出してください。今まで、夫と話し合い、意見を言い合い、結論を出してきたのなら、夫は期待に応えてくれるでしょう。しかし、これまで、夫とまともに話さず、勝手に決め、事後報告してきたのに今回だけ特別というのは無理があります。

コロナ離婚を防ぐには、自分は自分の、夫は夫のペースがあることを理解し、夫を尊重し、そして、期待しすぎないことが大事です。

夫婦関係悪化で「コロナ離婚」

2月下旬、日本でも猛威を振るい始めた新型コロナウイルス。ようやく、全国に出されていた緊急事態宣言が解除されたものの、まだ感染のリスクがなくなったわけではなく、長期戦の様相を見せています。

そんな中、金銭的、体力的、精神的に疲弊する家族を、筆者は数多く目の当たりにしてきました。3カ月の間に夫婦関係が悪化し、修復不可能になり、別れを決断したケースを「コロナ離婚」と呼びます。コロナ離婚の相談者の属性は、2月、3月は医師や会社経営者、そして、海外赴任中の会社員など年収が1000万円を超える富裕層ばかりでした。しかし、4月、5月になると、年収1000万円を下回る富裕層以外の相談も増えてきました。

ここで紹介するのは、後者です。具体的には、賃貸住宅に住む60代の共働き夫婦ですが、コロナショックが離婚の引き金になったようです。三宮悦子さん(保険外交員、60歳)、進さん(62歳、建設現場の一人親方)夫婦に一体、何があったのでしょうか(登場人物は仮名)。

家事を手伝わない夫にうんざり

「コロナで大変なときなのに…夫には幻滅しました。あれがあの人の本性なんです!」

進さんは離婚歴があり、悦子さんと再婚9年目。再婚前は、進さんから、前妻の悪口や愚痴、不満などをたくさん聞かされたそうです。悦子さんは進さんのことがかわいそうになり、私なら彼を幸せにしてあげられると思い、一緒になることを決めたのです。

悦子さんは土日休みですが、進さんの仕事は不定休で現場の仕事がなければ平日、家にいることも。休日は悦子さんを気遣って、洗濯や掃除を代わってあげてもよさそうですが、家でゴロゴロするだけで、悦子さんに家事を丸投げ。悦子さんは「こんなはずじゃなかったのに…」と恨み節を口にしますが、結婚するまでは欠点が目に入らなかったようです。夫婦関係は次第に冷え込んでいったのですが、そんなときに起きたのがコロナウイルスの問題でした。

お互いに休みが合わなくても、夕飯だけは一緒に食べる。それは夫婦の約束事でした。辛うじて夫婦としての形を保つことができたのは、悦子さんだけでなく、進さんも約束を守り続けてきたから。悦子さんが進さんを見限らなかったのは、進さんが外食するときは必ず、前もって連絡してきたからでした。

そんな夫婦の接点を断ち切ったのは、リモート飲み会でした。進さんは3月下旬から、自宅待機を続けており、仕事仲間と会えずに寂しい日々を送っていました。そんなある日、「リモート飲み会をしようぜ」と仲間から誘われたのです。

進さんは冷蔵庫からビール、棚からおつまみを持ち出し、自室で飲食を始めたのですが、いかんせん場所は自室。リアルの飲み会とは違い、門限や店の閉店、終電がありません。夕方から飲み始め、午後8時ごろにはベロベロの泥酔状態に。いびきをかきながら眠りに落ちて朝まで起きることはなかったので、悦子さんと夕飯を共にすることはなくなり…。そんな自堕落な生活が2カ月も続いたので、夫婦が同じ時間を共有することもなくなり、進さんは“同居人”に成り下がろうとしていたのです。

決定的だったのは、5月中旬の出来事。当時はまだ全国に緊急事態宣言が出されており、飲食店ではアルコールの提供は午後7時まで、営業は午後8時までという自粛要請が行われていましたが、進さんは自粛に協力しない店を探して終電まで飲み明かし、ベロベロに酔っぱらって帰宅したのです。

「あんたの行動はおかしくない? みんなが自粛しているのに! 夜中の居酒屋なんて感染しに行くようなものでしょ? 私にうつして万が一のことがあったら、困るのはあなたでしょ?」

悦子さんがとがめると、進さんは悪びれずに反論。「自粛、自粛って何なんだよ? うつるかどうかなんて運だろ?! 俺はうつらない自信があるから外で飲むんじゃないか。うちにいると息が詰まるんだよ。息抜きして何が悪い! お前みたいなやつのことを何ていうか知っているか? 自粛警察だよ!!」と言い放ったのです。

「もう終わりだと思いました。コロナが落ち着いたら離婚しようと思っています」

悦子さんは涙声で言いますが、ぜんそく持ちの彼女は、いつどこでウイルスに感染し、重症化して命を落としてもおかしくない状況。「自分らしく生きたいです!」と進さんがいない人生…つまり、離婚を選択したのです。

コロナ離婚の明暗を分ける4つのポイント

悦子さんと進さんは、辛うじて細い糸でつながっていた夫婦。しかし、コロナによって最後の糸を断ち切られた形です。例年通りなら、致命的な傷を負わず、無理に離婚せず、のらりくらりと結婚生活を続けていたのでは。「コロナ離婚」は存在するのです。

コロナショックは、結婚生活を見直すきっかけになるでしょう。まず、問題への取り組み方に疑問点はなかったでしょうか。コロナ発生から現在まで、さまざまな問題が起こりました。夫婦で話し合い、意見を言い合い、結論を出すことができたのならよいのですが、話が通じず、何を考えているか分からず、けんかをしてばかりだとしたら、今後も夫婦関係が悪化の一途をたどるのは明白です。

次に、危機的な状況でも、配偶者への信頼は変わりませんか。危機的な状況に陥ると、化けの皮がはがれ、本性が丸出しになるものです。例えば、物資の買い占め、自粛の無視、虚偽情報の入手など、夫の醜い部分を目の当たりにした場合、それでも信用できますか。

そして、次の問題が起こったとき、配偶者と行動を共にしたいですか。コロナ危機の長期化に伴って、2月の時点では想像だにしなかった別の問題が次々と発生しています。夫は足手まといなので、自分でやった方がいいと思いますか。

最後に、限りある人生で、配偶者は最良のパートナーでしょうか。老若男女を問わず、コロナウイルスには死亡リスクがありますが、60歳以上ならなおさらです。もはや、完全に安全な場所はなく、どこで感染してもおかしくありません。思わぬ形で命を落とす可能性があることを踏まえ、今後の人生をどのように過ごしたいのかを再考しましょう。

隣にいるのは、誰がいいですか。いま一度、胸に手を当てて自問自答してみてください。

コロナ離婚を決断した56歳女性

新型コロナウイルスの封じ込めにより発生した格差…具体的には、既往症の有無による生存格差、自粛対象の有無による業種間の経済格差、マスクの有無で生じる感染リスク格差によって壊れていく家族からの相談が絶えません。

実際、危機的な状況に陥ると化けの皮がはがれ、本性が丸出しになるものです。例えば、物資の買い占め、自粛の無視、感染予防の非協力などによって配偶者の“本当の姿”が明らかになったとき、別れを決断するのがコロナ離婚。山城陽子さん(56歳、嘱託職員)もコロナ離婚を決断した一人です(登場人物は仮名)。

ソーシャルディスタンスを無視

陽子さんの夫、和夫さん(58歳)は外資系企業に勤務しており、帰宅が夜中になることもある過酷な職業。結婚当初、陽子さんは温かい食事とお風呂を用意するため、どんなに遅くとも起きていたのですが、和夫さんの反応は感謝ではなく激怒。

「余計なお世話だ。お前が待っていると思うと仕事に集中できないじゃないか!」と吐き捨て、家事や育児を一手に背負う陽子さんに「頼んだ覚えはない。家のことはお前が勝手にやってるんだろ!」と逆上し、さらに「お前の気が強すぎるから、今まで何もできなかったんだ!」と攻撃するありさまでした。和夫さんのモラルハラスメントを長年、我慢し続けたところ、コロナ禍に突入したのです。

5月中旬、緊急事態宣言が解除されれば元に戻るという陽子さんの淡い期待に水を差したのは、風光明媚(めいび)な山あいのレストランでの出来事でした。目の前に広がる木々と湖、小鳥のさえずりを楽しみつつ、朝食をいただける人気店。夫婦で外食するのは、緊急事態宣言が出された4月以降初めて。陽子さんはこの日を待ちわびていたのですが、「新しい生活様式」を守る必要があるので、完全に元に戻るわけではありません。

レストランで人気なのは当然、窓側の席。まだ空席があるにもかかわらず、夫婦は窓側とは反対の壁側の席を案内されたのです。「空いているじゃないか!」と和夫さんが声を張り上げたのですが、2席に1席を空けるというのが店の方針でした。和夫さんが何度同じことを連呼しても、店員は「そういう決まりなので」の一点張りで、らちが明かない状況でした。

そんな中、店員や他の客から送られる「ソーシャルディスタンスを守らないなんて」という痛々しい目線。和夫さんは針のむしろのような状態に耐え切れず、「それならいい! 本当にお前ら何も分かっていないな!!」と吐き捨てると、食事もせずに店を後にしたそうです。

陽子さんは和夫さんを静止できなかったことを悔やみ、恥ずかしい気持ちにさいなまれたそう。「みんなが第2波、第3波が来ないよう注意しているのに…主人は『自分は特別』というタイプですが、この期に及んでも変わらないなんて。何より、主人と同じタイプだと思われたのは心外です!」。陽子さんは苦しい胸の内を明かしてくれました。

減収で金の切れ目が縁の切れ目

「主人の場合、6月から20%カットだそうです」。和夫さんの勤務先はコロナの影響を受け、本社は3分の2の社員を解雇し、会社の存続に必死になっているとのこと。「日本(支社)は解雇せず、今いる社員をどうにか守りたい」と、痛み分けで全社員の給与削減が決まったそうです。

現在、和夫さんの家計負担は毎月8万円の家賃と4万円の生活費。しかし、和夫さんは「6月から厳しいから生活費は無理だ」と一方的に言ってきたのです。それは、陽子さんの給料で和夫さんの生活費を支払うことを意味するので、金銭的には、和夫さんとの結婚生活を続ける意味が薄れます。

陽子さんの職業はテーマパークの嘱託職員(年収600万円)。「本当はお墓のためにためておいたんですが…」と自嘲気味に言いますが、和夫さんに内緒で500万円を自分名義で確保していました。退職金はないものの実家が空き家になっており、最低限のリフォームを行えば、家賃なしで居住することが可能。筆者は「生活水準は現在と大差ないのなら、あとは気持ちの問題ですよ」と助言しました。

「主人とやり直そうという気持ちも、多少持っていました。しかし、主人は何も変わっていない…今回のコロナで分かったことです。離婚することに決めました」

5月下旬、和夫さんの収入が元に戻るのを待たず、家庭裁判所から調停の申立書を取り寄せたのが、筆者が把握している陽子さんの近況です。

妻が愛想を尽かすのが早まった

本来、有事というのは夫婦の絆を再構築することができる希少な機会です。離婚寸前の夫婦が、災害による避難、病気による看病、けがによる入院などによって配偶者のありがたさを再認識し、やり直す方向へ転換したケースを筆者は数多く見てきました。

コロナ禍はどうでしょうか。人生最大級の有事に遭遇することで夫が反省し、心を入れ替え、言葉や態度を改めれば、コロナ離婚には至らないでしょう。これは妻を第一に考え、感染対策に協力し、社会貢献を継続している場合です。しかし、夫が自分第一で、感染対策を無視し、自粛せずに外出し続けたら…妻は「何があろうと夫が変わることはない」ことに気付き、復縁の余地はないという結論を出します。

今まで、和夫さんのような非家庭的な夫が許されたのは、最低限の生活費を渡してくれたから。コロナショックは人命を奪うという直接的影響だけでなく、明日の金銭を失うという間接的影響も甚大です。和夫さんのケース以外にも、職場休業による給与カット、在宅勤務による残業代カットなどの事態が起こっています。妻の頬を札束で引っぱたくことを繰り返してきた夫の収入が大幅に減ったら、どうなるでしょうか。

金の切れ目が縁の切れ目。生活費を減らされるなら、これ以上我慢したくない。妻への不義理はスナックのツケ払いと同じ。いつまでもツケを解消しないとママの不満が爆発し、出入り禁止になりますが、それが夫婦でいうところの離婚です。妻は我慢の限界に達し、結婚生活を続けることを諦め離婚へ踏み出すのです。しかも、コロナによって妻が爆発するタイミングが早まっているので、注意が必要です。

(露木行政書士事務所代表 露木幸彦)

 

ライター:

露木幸彦(つゆき・ゆきひこ)
露木行政書士事務所代表

1980年12月24日生まれ。いわゆる松坂世代。国学院大学法学部卒。行政書士・ファイナンシャルプランナー(FP)。金融機関の融資担当時代は住宅ローンのトップセールス。男の離婚に特化し行政書士事務所を開業。開業から6年間で有料相談件数7000件、公式サイト「離婚サポートnet」の会員数は6300人を突破し、業界最大規模に成長させる。他で断られた「相談難民」を積極的に引き受けている。自己破産した相手から慰謝料を回収する、行方不明になった相手に手切れ金を支払わせるなど、数々の難題に取り組み、「不可能を可能」にしてきた。朝日新聞、日本経済新聞、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンラインで連載を担当。星海社の新人賞(特別賞)を受賞するなど執筆力も高く評価されている。また「情報格差の解消」に熱心で、積極的にメディアに登場。心理学、交渉術、法律に関する著書を数多く出版し「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷、いずれもメタモル出版)「婚活貧乏」(中央公論新社、1万2000部)「みんなの不倫」(宝島社、1万部)など根強い人気がある。仕事では全国を飛び回るなど多忙を極めるが、私生活では30年以上にわたり「田舎暮らし」(神奈川県大磯町)を自ら実践し「ロハス」「地産地消」「食育」の普及に努めている。公式ブログ(https://ameblo.jp/yukihiko55/)。

 

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