今年の夏も猛暑が予想されていますね。
さらに今年は、コロナの影響でマスクをつけながらの、暑さ対策が必須となり、いつもより工夫が必要になりそうです。
そして、暑さ対策と同時に重要なのが、水分補給ではないでしょうか。
この時期は、自分が意識している以上に身体が水分不足になってしまいます。
こまめな水分補給を心がけていきたいところ。
そして、どうせ水分補給をするなら、ダイエットも兼ねてできたら、こんなにうれしいことはありませんよね。
ダイエットには水より麦茶?
ダイエットするなら水より麦茶を飲んだ方が効果的?
普段からダイエットを意識しているみなさんは、どんな飲み物で喉をうるおしていますか?
意識して「水」を飲んでいる人が多いのではないでしょうか。
水は
- 基礎代謝の向上
- デトックス
など、ダイエットに効果的だと言われています。
ですが!
水は空腹時に大量に飲んでしまうと、胃の粘膜を薄くしてしまい、胃痛を引き起こしてしまう原因になってしまうらしいのです。
そこでダイエットに、おすすめなのが「麦茶」です。
なんと麦茶には、胃痛を和らげる効果もあるのだとか。
お水を「麦茶」に変えるだけで、水よりも体に優しい効果がありそうです!
ご存知でしたか?麦茶ダイエットの効果
暑い夏の日、冷蔵庫から、冷えた麦茶をとりだしてごくごく飲む。
そんな、夏の思い出とともに、なんとなく飲んでいた麦茶ですが、実はダイエットにとても効果的なのだそうです。
麦茶には、以下のような効果があると言われています。
1.血行促進効果
麦茶に多く含まれる「ピラジン」の働きで血流がよくなり冷え性の改善が期待できます。
同様に、「GABA」という成分の血圧降下作用によりサラサラ血液になり、代謝アップも見込めるそうです。
ダイエットと血圧は無関係にも感じますが、血圧が高いと痩せにくいのだそうです。
親世代にもおすすめしたい、麦茶効果のひとつですね。
2.抗酸化作用
麦茶に含まれる「Pクマル酸」が、肥満や糖尿病を代表とする生活習慣病を予防。老化を促進する原因となる活性酸素をやっつけてくれます。
3.むくみの改善
麦茶に豊富に含まれる「カリウム」
こちらは、むくみを改善してくれる働きがあります。
日ごろから、塩分の多い食事をとっていると、血液中の塩分濃度が増してしまいます。
そして体は、その塩分をなんとか薄めるために水分をためこむようになってしまいます。
そんなときに、起こるのが「むくみ」です。
カリウムには、むくみの原因の余計な塩分を排出してくれる効果があるのです。
4.適正に水分を保つ
麦茶に含まれる大麦はリンパの流れを良くし、老廃物を排出させてくれます。
コーヒーや緑茶は、カフェインの影響で水分を多く排出しすぎてしまい、体内の水分を不足させてしまいます。
しかし麦茶はノンカフェイン。
老廃物を排出させながらも、体内の水分を適正に保ってくれるのです。
夏にはうってつけの飲み物といえるでしょう。
麦茶ダイエットのやり方
それではさっそく、ダイエットを意識しながら、麦茶を飲んでみましょう!
「麦茶ダイエット」とは、お水を飲むときと同じ要領で、1日に1.5リットル~2リットル程を毎回コップ1杯ぐらいずつ何回かに分けて飲むだけです。
飲む時間に決まりはないので、寝る前・寝起き・気付いた時、いつでもOKです。
ただし、冷えた麦茶は身体を冷やしてしまうので、冷え性の人は常温または温かくして飲むといいでしょう。
また、便秘に悩んでいる人は、朝起きてすぐに、煮出した熱い麦茶を飲むと効果的。
起床後に温かい麦茶を飲むことで、腸が刺激され、便通が促されるのです。
麦茶は傷みやすい? 麦茶の消費目安
ペットボトルの麦茶でも、煮出した麦茶でも同様のダイエット効果が得られるようです。
コストを考えると、煮出して作るほうがお財布にやさしそうですね。
ただし、麦茶は意外と傷みやすいので、そこには注意が必要です。
特に夏場は室内に置いておくと半日ほどで悪くなってしまうので、麦茶ポットは冷蔵庫にしまう習慣をつけましょう。
すぐに飲んでしまえば問題ありませんが、保存する場合は冷蔵庫で4日を目安にしてください。
ダイエットするなら水より麦茶を飲んだ方が効果的
とっても身近で親しみやすい麦茶にはダイエットを後押しする成分がたくさん含まれています。
上記で紹介した以外にも、亜鉛やケイ素が含まれており、これは美肌効果や、虫歯や歯周病の予防にも効果があると言われています。
今まで、美容と健康のために水オンリーだった人も、麦茶をためしてみたくなったのではないでしょうか?
最後に、麦茶は平安時代から日本人に愛されている飲み物だそう。
美容と健康に優れた飲みものだからこそ、長く飲み続けられているのかもしれませんね。
夏だけとは言わずに、ぜひ一年を通して飲むようにしたいものです。