【第6回】コロナ禍でみつけた幸せの種

投稿日:2020-06-26 更新日:

こんにちは!小学生の女の子と男の子を育てる、看護師のminamamaです。

やっと自粛は解除されたもののコロナ渦で少し暗い世の中に傾いていますが、ちょっと心温まる出来事がありましたので“幸せの種”と称して紹介させて頂きたいと思います。

病院内は日々変化する対応に追われ、本当に大変。

私は看護師なので自粛といってもテレワークはできず、現場に行かざるを得ない勤務形態です。
小学校4年と5年の子どもを2人、朝から夕方まで自宅て留守番させることの不安は少しありました。

病院では、コロナの感染拡大に備えて新たに外来が設置され、通常の検査や手術を一部制限したり、電話やタブレットでの診察で接触を防ぐなど、日々変化する状況に現場は対応に追われていました。

そんな状況の中でも治療の為に通院しなくてはいけない患者さんもたくさん居ます。

特に化学療法や輸血などを必要とする患者さんは免疫力が低下している方が多く感染に怯えながらも通院をやめることはできません。

普段からマスクや消毒が手放せない患者さんばかりです。
コロナの影響マスクや消毒液を求めて朝から長い行列ができていたり、とんでもない高額で販売されたり、在庫がなくいつ配送されるか未定となっていたりとても心配だったと思います。
 

院内でも防護服やゴーグル、マスク、消毒液は不足し、数を制限して使用していました。

テレビで医療崩壊が囁かれ危機的状況が続く中、いつものように外来にいらしたある患者さんから、「これ皆さんで使ってください」と差し入れを頂きました。

マスクと消毒液、それに心のこもった温かいお手紙が入っていました。こんな大事なもの頂いていいんですか?と聞くと、「はい!いつもお世話になっていますから」と笑顔で返してくれました。

こんな大変な時に、わたしたち医療関係者を気遣ってくれる優しい気持ちに思わず胸が熱くなりました。

毎日、自分の無力さや未熟さに砕けそうになる事もありますが、いつも力をくれるのは患者さんや支えてくれる方々の優しさや励ましです。

どんな事があっても立ち向かう勇気と思いやる心で未来に幸せの花を咲かせられたらいいですね。

-ライフスタイル, 仕事
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この記事を書いたライター
minamama
都内で働く看護師ママ。
影の薄い夫とやんちゃな小学生2人の4人家族。
家事と育児の合間に絵を描くのが唯一の楽しみ。夢は世界に羽ばたく絵本作家。座右の銘は「何とかなるさ」。

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