我が家では、1歳後半からお手伝いをさせています。
小さい頃は、親のやっている事をなんでも真似したがるので、お手伝いでも喜んでやってくれます。
子どものお手伝いは、手間も時間もかかるので、まずは、ちょっとしたお手伝いからのスタートさせるとよいでしょう。
あっという間に出来るお手伝いからスタート
我が家のお手伝いのスタートは、煮干しやカツオ節を鍋に入れる事からはじめました。これだと2秒で終わります。
そして、料理の基本にも関わる「出汁を取る」ということを体験して覚えていく事が出来ます。
また、「今日は、〇〇ちゃんが煮干しを入れてくれたからお味噌汁が美味しいねー」と食事中の会話も盛り上がり、自信にも繋がります。
急ぎの時は、だしの素でもOKです!
出汁づくりのお手伝いが出来るようになると、
- じゃがいもを洗う。
- ゆで卵の殻をむく。
- レタスを食べやすい大きさにちぎる。
など、少しずつ出来る事を増やしていくと、自分も家族の中での役割を実感し、達成感や満足感、やりがいを感じるはずです。
さらに、家族が喜んでくれる事で、思いやりなども学んでいきます。
我が家のお手伝いルール
お手伝いを頑張るのは子ども達だけではありません。
親も忍耐強く見守るなど、努力しなければいけない事がたくさんあります。
我が家が守ってきたルールをご紹介します。
時間や余裕のない時にはお手伝いを最低限にする
子どものお手伝いは、準備と時間と気持ちの余裕が必要です。
最低限のお手伝いにとどめましょう。どうしてもやりたいと駄々をこねる時は、「お手てを拭くタオル取ってー」とお願いしたりするのも良いと思います。
また、きっぱりとお手伝いをさせないと決めておいても良いと思います。
子どもが潤滑に出来るように準備をする
子どもは大人の様に出来ません。
少し手間になりますが、子どもの成長に合わせて準備をしておいてあげる事が大切です。
水でびちゃびちゃにしそうなら、タオルを事前に敷いておくなど、いろいろな工夫が必要です。
叱らない忍耐
一番大事なのは、子どもがどんなに失敗しても叱らないということ。親には忍耐が必要です。
つい、口を出してしまったり、力を貸してしまったりしますが、そこはグッと我慢して下さい。
子どもの力でやれるところまで見守ってあげて下さい。
娘は、小さい頃からのお手伝いの積み重ねで、小学生になった今では、野菜を切れるようになり、きんぴらのような簡単な品は作れるようになりました。
今では食事づくりの戦力となっています。
何より、自分で作ったものは美味しいと、いつもニコニコ笑顔の娘です。
執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。