【母乳育児のお悩み】何歳までお乳をあげているの?

投稿日:2021-04-18 更新日:

母乳育児のお悩み何歳までお乳をあげている
1歳前後になると、卒乳や断乳という言葉が周りから聞こえてくるようになります。

周りから「断乳している」「卒乳した」という言葉を聞いては、焦ったり、不安になったりするママは多いと思います。

中には、ママの「二人目の妊娠」「職場復帰」「病気」などの理由で、断乳という人もいると思います。

母乳育児は、人によってそれぞれです。

さて、母乳はいつまであげるべきなのでしょうか?

兄は2歳、妹は6歳で卒乳

私は、兄(現在10歳)、妹(現在7歳)ともに母乳育児でした。

兄は、妹の出産の1カ月前(2歳2ヵ月)までお乳をしていました。

臨月になった私は、しんどさなどもありましたが、「無理にやめさせる事はない。本人が納得いくまですればいい。」が私の考えでした。

兄は長女の出産1カ月前に、突然、卒乳しました。

妹の誕生を何か感じたのかも知れないし、僕はやり切った!と納得したのかもしれません。

嬉しいような寂しいような、そんな兄の卒乳でした。

妹も兄と同じように「本人が納得するまですればいい。」と育て、小学1年生の半ば程まで、寝る時だけ添い乳をしていましたが、ある日、突然に卒乳となりました。

批判的な意見もあった

「え!?まだお乳しているの!?」と批判的な言い方をする友人もいました。

やはり「断乳すべきか」と悩んだ時期もありましたが、「お乳を求めるのも、きっと本人に理由があるはず。この子にとって、お乳は安全で安心できる場所であるに違いない。だったら、やはり本人が納得するまでさせてあげよう!」が私の結論でした。

結果、兄も妹も「本人が納得するまでお乳をする」事が出来ました。

これが、今の私にとっては凄く誇りとなっています。

何より、本人達の意志で、満足した卒乳になったのではないかと思っています。

何度か「甘えん坊さんになるよ」「まだ赤ちゃんのまま?」など言われ、不安になる事もありました。

しかし、その言葉とは反対に、兄は優しく思いやりのある子に成長し、妹はしっかりした笑顔の可愛い子に成長しました。

何より、二人とも母をとても大事に思ってくれます。

余談ですが、まだ小1の娘が寝る時だけ添い乳をしていた頃、乳癌検診の触診をしてもらってもらったことがありました。

先生はいきなり「えええ!」と大きな声。

そして、私のカルテを見るなり「母乳出てますよ!赤ちゃんいないですよね?えええ!」とかなり驚かれました。

私もまさか添い乳だけの生活で、まだ母乳が出ている事にかなり驚きました。

長男の出産から考えると、私は8年間、母乳が出ているという事になり、なんだか笑えました(笑)

これも貴重な経験です。

母乳育児に正解はない

母乳育児に正解はない
ひと昔前は、「1歳になったら断乳」という時代があったと聞きます。

もしかしたら、実母や姑の意見に惑わされている方もいるかもしれません。

私の考えですが、母乳育児は「ママがどう納得するか」が大切だと思っています。

無理に断乳せず、寝る時の添い乳だけは続けるのも良いと思いますし、完全に断乳でもいいと思います。

大切なのは、周りが断乳したから断乳ではなく、「ママが納得し、子どもの成長の流れに任せる」という事だと思っています。

我が家は、ママも子どもも共に納得し、母乳育児を終えられて事に、とても満足しています。


執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。

-ライフスタイル, 未分類
-, ,

この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

関連記事

子どもの五感が磨かれる「朝ごはん」とは?

朝ごはんが脳にとっても大事ということは早寝・早起き・朝ごはんの推進を通じて皆さんもよくご存知だと思います。 その朝ごはんにひと手間かけるだけで、子ども達の五感が磨かれるということをご存じですか? ポイ …

かつて少女だったすべてのアラサー・アラフォーに捧げる懐かしの90年代「りぼん」の漫画

かつて少女だったすべてのアラサー・アラフォーに捧げる懐かしの90年代「りぼん」の漫画

我が家は、小4になるまで少女漫画禁止という掟がありました。 そして、ようやく4年生になって解禁された少女漫画! むさぼるように読みました。 ちなみに、少女漫画熱がピークの頃は「りぼん」「なかよし」「ち …

Q,家事、子育て、仕事と朝から晩まで忙しくて…時短メイクでもキレイに見せたい

「メイクもスキンケアも時間があるならゆっくりやりたい!」 しかし実際は”育児に、仕事に、家事に、やらなければならないことたくさんあり、時間がかけられない”という方も多いのではないでしょうか。 今回はダ …

「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?

「わらべ歌」と聞くと何を思い浮かべますか? 昔からの歌や遊びだと思う人もいれば、切なく感じる人、怖い印象を持っている人もいるかもしれませんね。 実は、この「わらべ歌」の中に意外と知られていない子どもへ …

【嫁姑問題】姑の自分勝手さ、理不尽さに我慢の限界!!

いつの時代も嫁を悩ます『嫁・姑問題』。 あなたは姑さんとの関係は良好ですか?何か不満があった時、旦那様はあなたの味方をしてフォローしてくれますか? 姉妹サイト「ママニティ」の人気コーナー”おしえて!マ …