私たちの周りには、子どもの想像力を刺激するおもちゃがたくさんあります。
最近のおもちゃも多様な工夫がされていて素晴らしいですよね。
ですが、無料で、しかも想像次第でいろんな遊びが出来るものを見つけました!
それは秋の公園にあります!
ただの落ち葉が素材に変わる!
公園に行くと遊具が楽しい!
もちろんそれも楽しいですが、秋だと豊富に出来る事があります。
それは、落ち葉や枯れ枝を使った「お絵描き」です。
枯れ枝は、全てが同じ形でありません。
真っすぐに近いものもあれば、少し曲がっていたり、極端に曲がっていたりするものもあります。
それをうまく組み合わせてひとつの円を描いてみたり、列車を描いてみたり、一本一本の形を見ながら、子どもと一緒に考えて行きます。
中には「こんなおもしろい形を見つけたよ!なんでこんな形になったんだろうね?」というものがあり、発見もたくさんです。
ちなみに、私の娘は「小人がずっと同じ場所に乗っていたから、そこだけ曲がったんじゃない?」と、とってもファンタジーな想像を働かせてくれました。
一緒に作る楽しさと達成感!
私は、娘と「女の子」を作ろうと決めました。
そこから素材集めが始まります。「まずは、お顔を作ろう!枝を集めよう!」と、ふたりでいろんな場所に行き、枝を見つけます。
次に、たくさん獲った枝の中から、輪郭にふさわしい枝を選出し、並べていきます。これが結構うまく形になるんです。
次は髪の毛。
落ち葉を集めよう!と落ち葉集めに出かけます。
その中にも娘のこだわりがあり「こんな色の髪にしたいから、こんな色の落ち葉を見つけよう!」と、娘の中には完成図がはっきりとあるようでした。
落ち葉も、虫に食べられた穴があいているものや、ちぎれてしまったもの、少しだけ赤いもの、など、いろんな落ち葉があります。
素材集めが終わると、次は作品づくりが始まります!
途中、「もっとこうしたら良くなるかもしれない!」とアイデアがどんどん沸いてきます。それを二人で共有させながら、素材集めを繰り返し、1時間くらいかけてやっと完成です!
その喜びは、普段の公園では感じた事のない気持ちです。
何より、一緒に作ったという共通の体験を通しての達成感は、きっと大人になっても心に残っていることでしょう。
いつもの公園も遊び方を変えると、1時間があっという間に過ぎました。
秋の公園、そこは想像力の素材がたくさん詰まった宝の場所です。
是非、お子さんと一緒に体験してみて下さい。
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。