結婚しても、さまざまな理由で離婚をしてしまう夫婦がいます。
今や、離婚も珍しくなくなっていますが、将来離婚をすることになってしまうかどうかは、なんと、結婚前にある程度はわかるらしい!
今結婚している人は、夫との交際について思い返してみて。
今、結婚を考えている恋人がいる人も要チェックです!
離婚危険度が高めカップルの特徴1:豪華・派手な結婚式を挙げたカップル
エモリー大学の研究によって明らかになったのは、結婚式の豪華さと離婚の関係性。
婚約指輪を除いて結婚式にかけた金額が多いカップルは、少ないカップルに比べて離婚率が高かったというのです。
派手な結婚式を挙げると、出席した人たちは、「本当に結婚がうれしいんだなあ」と感じたり、「相思相愛だなあ」と思ったりするもの。
当の本人たちにとっても、そこが絶頂になってしまうのかもしれません。
離婚危険度が高めカップルの特徴2:身近に離婚した人がいるカップル
離婚の連鎖、という言葉を聞いたことはありますか?
親が離婚をしていると、その子どもも高い確率で離婚をする、というものです。
遺伝子レベルでの遺伝によっての連鎖ではなく、おそらく、離婚が身近にある環境に身を置くことでの連鎖でしょう。
身近な人が離婚をしていることで、結婚に前向きになれずに夫婦仲が険悪になってしまったり、離婚に対してのハードルが低くなっていたりといった理由が考えられます。
もちろん、周囲に離婚経験者がいても幸せな結婚生活を続けることができる人もいます。
ですが、確率が高くなることは否定できないようで、社会学の学会誌にも掲載されたそうです。
離婚危険度が高めカップルの特徴3:金銭感覚が異なるカップル
カンザス州立大学の研究によって、新婚時代にお金に関するケンカをした場合、離婚する可能性が高いという結果が出ています。
新婚旅行、生活費など、結婚生活をスタートさせてすぐにお金に絡むケンカをしてしまうカップルは先が思いやられる、と言っていいでしょう。
交際期間に恋人との金銭感覚の違いを感じたら、「これはちょっと要注意」と思ったほうが身のため……かも。
お金の切れ目は縁の切れ目。
金銭的な価値観をすり合わせることができないと、縁を結び続けることは難しいでしょう。
離婚危険度が高めカップルの特徴4:飲酒習慣が異なるカップル
価値観の違いという点で、金銭面以外に挙げるとすれば、飲酒に関する価値観の違いです。
夫婦のどちらか一方が、お酒が大好きで、どちらかがお酒は苦手、という場合、離婚確率は高くなるという研究結果が出ています。
「お酒のせいで離婚?」と思いがちな結果ですが、お酒に直接離婚の原因がある訳ではなさそうです。
というのも、夫婦そろってお酒をたくさん飲む場合は、離婚確率が高くなることはなかったから。
お酒のせいではなく、「お酒を飲む習慣」「飲酒への価値観」の違いが、離婚を引き寄せていると言えるでしょう。
離婚危険度が高めカップルの特徴5:交際期間が短いカップル
交際ゼロ日婚、という言葉が出てきたように、最近では、短い交際で結婚を決めるカップルも多くなっています。
ですが、エモリー大学の研究では、交際期間の長さと離婚確率は反比例するという結果が出ているとか……。
3年以上の交際をして結婚したカップルと、1年未満の交際で結婚したカップルを比べると、前者の長期間交際をしたカップルのほうが、離婚率は39%も低かったそうです。
ビビッときて、勢いに乗って結婚!
それもいいけれど、少し慎重にならないとリスクも大きいのかもしれませんね。
離婚危険度が高めカップルの特徴6:年齢差があるカップル
年の差婚。
芸能界でも、ちょっと驚いてしまうほどの年齢差のカップルが誕生することがありますね。
アトランティック誌に掲載されたエモリー大学の研究では、年の差が10歳離れているカップルは、同年代カップルに比べて離婚する可能性が39%高く、20歳差になれば95%高くなるといいます。
ジェネレーションギャップが、はじめは新鮮に感じられても、徐々に夫婦の間に溝を作っていってしまうのかもしれません。
年齢差があると、無意識のうちに“モラハラ”をしてしまうリスクも高くなるなど、対等な関係性を築くのに少し苦労することも考えられるでしょう。
離婚危険度が高めカップルの特徴7:年齢の若いカップル
10代、20代前半で結婚をしたカップルは、結婚年齢が高かったカップルに比べて離婚確率が高いという結果があります。
年齢が若ければ、「離婚して人生をやり直す」という思考に移りやすいのかもしれません。
若気の至り、で結婚してしまって離婚、というケースもあるのかも……?
離婚危険度が高めカップルの特徴8:婚前契約について考えたカップル
お互いに、あるいはどちらか一方が、結婚に際し、「婚前契約書」を交わすことを提案した場合も、離婚確率は高くなると言います。
婚前契約は、最近日本でも少し耳にするようになってきました。
夫婦としての在り方を結婚前に考えることは良いことのように思えますが、婚前契約として、あらゆる夫婦生活をルール化することで、心地良さを生む“余白”のようなものがなくなるのかもしれませんね。
いかがでしたか?
未来に向けたヒントにしてみてくださいね。