
突然ですが、夫婦のセックスレスが増えているのをご存知ですか?
日本の年間の性交回数は、週に1回程度で世界の平均の半分以下なんだそう。
海外と比べると少なく感じますよね?
日本のセックスレス化は年々進んでおり、少子化への深刻な問題にもなっています。
夫婦のセックスレスは年々増加

日本家族計画協会の調査によると、16~49歳の結婚している男女のうち、1カ月間性交渉がない人の割合が過去最高の47.2%だった事がわかりました。
10年前に比べると、12ポイントも悪化しているのだそう。
過去の結果と比べると、夫婦のセックスレスが増加しているのがわかりますよね。
では、その理由とは一体何なのでしょうか?
仕事で疲れているのが大きな理由

男性側は「仕事で疲れている」が6年前のほぼ倍と圧倒的に多く、女性側は、「面倒くさい」と答えた人が多かったそう。
他には「出産後何となく」や「家族のように思えるから」といった意見もありました。
共働き家庭の増加で夫婦の疲労感や一緒に過ごす時間が減っているのも、理由の1つではないでしょうか。
日本の寝室事情も関係している?

姉妹サイトママニティの読者アンケートで”夫婦の寝室事情”を調査したところ、「家族全員で寝ている」また「夫だけ別室で寝ている」という方が大多数でした!
海外では小さいうちから子どもを1人で寝かせ、夫婦は別室寝る、という話はよく聞きます。
しかし、日本では子どもが小さいうちは親と一緒に寝ていないと育児放棄しているのでは?という考えが根強いかと思います。
やはり、子どもと一緒に寝るようになると「そんな気分にならない。」と、セックスの回数が減っていくという夫婦も多いのではないでしょうか。
セックスレスは少子化にも影響
このまま夫婦のセックスレスが増加すると、少子化問題もより深刻になってきます。
少子化は、婚姻の減少や女性の晩産化など様々な原因がありますが、セックスレスもその内の1つではないでしょうか。
セックスレス解消の為には、家事や育児は分担する、夫婦間のコミュニケーションを取るようにするなどして、意識的に夫婦の時間を作る事が大切かもしれません。
【参考】
産経ニュース、RecordChina

牧ひとみ
てんかんと発達特性を持つ小学生姉妹の母。
フリーでWEBやDTPデザインのお仕事と、障がいのある子もない子も共に学べる「なっつの木」を主宰。
好きなものはフクロウとくびれのないぬいぐるみ。
http://nattunoki.com/