男性と同じように女性も社会に出て働く時代。
何か資格を持っていることで、必要とされる度合いが変わることがあります。
学校に通わず、独学で取得を目指すことができる資格もたくさんあります。
今回は、独学での資格取得も期待できる上、女性におすすめできる、そんな資格を3つ紹介します!
女性におすすめの資格1:日商簿記3級・2級
パートをはじめ、求人条件の中に、「簿記3級・2級を持っている方優遇」というフレーズを見かけることが少なくありません。
実は、簿記の資格を持っていると、仕事を始めるときに、その選択肢を増やすことができるのです。
メジャーかつ割と独学取得がしやすい資格であることもあって、“簿記の資格を持っている=給与が高くなる”とはなりにくいこともあります。
ですが、その資格を持っているということは、その分だけ勉強したという努力の証にもなりますし、持っていない人に比べれば知識があると評価されるので、採用には有利に働くでしょう。
簿記の知識がある場合、事務能力アリと評価してもらえる可能性もあります。
ちなみに、最近では日商簿記2級の難易度が上がっているので、独学で簡単に取れるとは言いにくくなっています。
*日商簿記取得に向けた独学での勉強方法*
書店へ行くと、簿記に関するテキストや問題集がたくさんあります。
それを使って勉強をしていきましょう。
簿記では、桁の大きな計算をしていくことになります。
たいていは電卓を使用することになるでしょう。
使いやすい、そして、税の計算などが簡単にできる、使用感が良く機能性の高い電卓を使いましょう。
独学のポイントは、繰り返し問題を解き、“身体で覚えていくこと”です。
女性におすすめの資格2:登録販売者
登録販売者とは、営業や販売業をする際に役立つ資格です。
ちなみに、この資格を持っていないと、一般用医薬品を販売することができません。
資格を持っていることで、営業・販売者として働くことができる範囲を広げることができるようになります。
登録販売者は、販売系の資格としては飛びぬけて需要があるのもポイントです。
また、登録販売者としての実務を3年ほど積むと、「店舗管理者」になることができる資格を有することができます。
その先には管理職へと進む道が開く場合も。
キャリア形成という点から見てもおすすめの資格でしょう。
*登録販売者取得に向けた独学での勉強方法*
この資格は、文系の試験となります。
つまり、暗記が必須ということです。
テキストで一通り知識を頭に入れたら、ひたすら演習問題を解いて、知識を脳に定着させていきましょう。
書店などでテキストや問題集をそろえることができます。
医薬品に関する部分は覚えることが多いので、気合いを入れて!
女性におすすめの資格3:宅地建物取引士(宅建)
この資格は、事務職に役立つ資格です。
「名前は聞いたことあるけれど、どんな資格なの?」という人も多いかもしれませんね。
不動産屋などに行き、賃貸物件などを契約するとき、その建物の重要事項を説明してくれる専門の人がいます。
その人こそ、宅地建物取引士。
この資格を持っている人に説明をさせることが、不動産屋には義務付けられているのです。
事務と法律の両方の知識を持っている人、という感じです。
不動産屋の求人条件で“宅建”とあれば、そういった仕事を求められていることになります。
それ以外の業界では、事務職としての仕事をすることになることが多いでしょう。
おすすめの理由は、仕事の幅が広がるとか、仕事がなくならない、ということだけではありません。
この資格を持っていると、法律にも詳しくなります。
法律を知らないより、知っていたほうが得になることってたくさんありますから、毎日の生活において有利に作用するでしょう。
ちなみに、人気ゆえか、年々難易度が高くなり、試験のボリュームが増えているので、気合いを入れた勉強が必要です。
*宅地建物取引士取得に向けた独学での勉強方法*
人気の資格のため、書店などでたくさんの教材が並んでいます。
その中から優れた一冊を選び、使いましょう。
宅建の試験は、「暗記6割・理解4割」と言われています。
暗記ばかりではダメで、法律など根本的理解が必要。
そのあたりの説明が丁寧なテキストを選ぶといいでしょう。
資格取得をして、ステップアップを目指してみませんか?