皆さんは、親が就労等で自宅を留守にしている時、小学生の子どもが放課後に利用できる「放課後児童クラブ」というものをご存知でしょうか?
放課後児童クラブ、別の言い方をするなら「学童保育」です。
この放課後児童クラブは最近、「利用したくても利用できない」とう、いわゆる待機児童が増えている点が問題になっています。
私も、長女が低学年の頃は毎日の様に利用していたので、「もし使えなくなったら」と思うと他人事ではありません。
厚生労働省の2020年12月23日に発表したデータによると、放課後児童クラブの待機児童数は15,995人【前年比 2,266人減】(※2020年7月1日時点でのデータ)。
もし、放課後児童クラブに入れなかったら、私たち親は長時間の仕事を続けられなくなるのでしょうか?
いいえ。
放課後児童クラブに入れなかった時を想定して準備しておくことで、なんとか乗り越えられる可能性が十分にあります。
学童に入れなかった場合の対策1.民間の学童保育を探す
都市部を中心に民間による学童保育が増えています。特色・サービス・費用ともにピンキリなので、いくつか候補を挙げておくと良いでしょう。
ネイティブの先生が常駐している英語の学童なんてものもあります。
学童に入れなかった場合の対策2ベビーシッターやファミリーサポートを活用
子どもの安全を考えると、多少費用はかかっても、誰かが傍にいると安心ですよね。なお、ファミリーサポートはサポーターが少ない地域だと取り合い状態になるので注意が必要です。
学童に入れなかった場合の対策3.送迎つきの習い事に通わせる
費用はかかりますが、送迎がある習い事や塾に子どもを通わせられたら学童保育の代わりになります。ただし、子どもの負担にならない場所を選びましょう。
学童に入れなかった場合の対策4.共働きのママ友と協力体制を構築する
共働きのママ友と協力することも一つの手です。残業等で帰宅が遅くなってしまう時に、お互い協力して子どもを預け合える関係だと、いざという時に心強いです。
小学生になって学年が上がってくると、子どもは徐々に1人でお留守番もできるようになります。
子育てする上で心配事は尽きませんが、周囲の力を借りながら子どもの成長を見守っていきましょう。