日本の消費税が10%へ!世界と比較してみる消費税事情は?

投稿日:2019-12-14 更新日:

日本の消費税が10%へ!世界と比較してみる消費税事情は?
2019年10月から日本の消費税は8%から10%へと変わりました。

2014年に8%へと引き上げてから約5年ぶりの増税となります。日本の消費税は徐々に上がり続けているために、どことなく「高額」なイメージを持つ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は日本の消費税は世界各国と比べて高いのか、また各国にあるユニークな税金事情をご紹介していきましょう。

日本の消費税について

日本消費税増税
消費税とは、商品・製品、サービスなどを購入する際に課税される税のこと。

消費者が負担し事業者が納付します。

1989年に3%から導入がスタートした消費税は、1997年に5%、2014年には8%、そして2019年から10%へと引き上げられました。

景気の変動にもあまり左右されずに税収が見込める消費税は、比較的安定した財源として確保することができます。

消費税の使い道としては、近年問題視されている「少子高齢化」によって膨れ上がった社会保障制度を維持するために充てられます。
そして今回の増収分には幼児教育・保育無償化にも充てられるので、子育て世帯への負担を軽減する狙いがあります。

今回10%の増税に伴い、「酒類・外食を除く、飲料食品、新聞定期購読料は8%のまま」という軽減税率制度が導入されています。

これは消費者の家計切迫、買い控えを考慮した政策と言われています。

世界の消費税ランキング

世界の消費税事情

消費税が高い国のランキング

それでは世界各国の消費税の多い国をランキング形式にてご紹介いたします。(平成30年4月度)
上位はヨーロッパに集中していますが、スウェーデンやノルウェーなどの北欧諸国では医療や教育などの制度を手厚く充実させるために使われています。

第1位 27% ハンガリー
第2位 25% クロアチア
第2位 25% スウェーデン
第2位 25% デンマーク
第2位 25% ノルウェー
第3位 24% アイスランド
第3位 24% ギリシャ
第3位 24% フィンランド
第4位 23% アイルランド
第4位 23% ポーランド
第4位 23% ポルトガル
第5位 22% ウルグアイ
第5位 22% スロベニア
第5位 22% イタリア

消費税が安い国のランキング

逆に消費税が安い国はどこなのでしょうか。1位から5位までをご紹介していきます。

第1位 5% 台湾
第1位 5% カナダ
第1位 5% ニウエ
第2位 6% マレーシア
第3位 7% シンガポール
第3位 7% タイ
第3位 7% パナマ
第4位 7.5% バハマ
第5位 7.7% スイス

 

日本の消費税は安いの?高いの?

世界の消費税安い国
それでは日本は世界各国からみると何位なのでしょうか。

第5位のスイスに続いて、第6位のリヒテンシュタイン(8%)第7位はフィジー(9%)、に続き第8位の位置につけています。

また第8位の10%の国は日本の他に、韓国、カンボジア、ベトナム、オーストラリアなどがランクインしています。

このような結果から、日本の消費税はまだ低い方だと考えられます。

各国のユニークな税金

他国には思いも寄らないユニークな税金が課せられています。そんなユニークな税金を導入した背景にはその国が抱えている問題や特徴などがわかります。

アメリカ「ソーダ税」


2015年からカリフォルニア州バークレー市で導入された「ソーダ税」は、砂糖が含まれた炭酸飲料に税金が課せられるとうもの。アメリカでは肥満、糖尿病、虫歯などが社会問題となっている背景があり、「ソーダ税」はそれらを解消する目的で作られた政策です。

イタリア「ポルノ税」

イタリアポルノ税
2008年イタリアではポルノ関連の雑誌、映画、ビデオ、新聞などに対して一律25%という高税率の税金が課せられています。
イタリアのポルノ産業の総売上は、10億ユーロ(約1110億円)に上り、イタリア政府としては大きな収入源となりました。

イギリス「渋滞税」

イギリス渋滞税
2003年イギリスではロンドン市内の慢性化した渋滞、交通状況を改善する目的で「渋滞税」を導入しました。
あらかじめ決められている特定のエリアや時間帯に自動車で通行すると課金されます。環境にやしいハイブリッドカーや電気自動車などは免除となります。イギリスでは渋滞税を導入後、樹体は30%程度、交通量は15%解消という成果を挙げました。

中国「月餅税」

中国月餅税
日本でも馴染みのあるお菓子「月餅」は中国だと税金が課せられる対象となります。月餅は中国では旧暦の8月15日(新暦では9月~10月頃)の中秋節に食べたり、または贈答用としても贈る習慣があります。
国内の消費量も多いため、政府の財源確保を目的とした「月餅税」が2011年から導入されました。

いかがでしたでしょうか。

今回は日本の消費税と比較した世界の消費税ランキングや、各国のユニークな税金事情をご紹介いたしました。

これをきっかけに日本の税金について興味を持ってもらえると嬉しいです。

35style編集部

-マネー
-,

関連記事

産後ダイエット食事制限

市販薬でも控除になる!? レシートを捨てずにお得生活!

2017年1月から始まった「セルフメディケーション(自主服薬)税制」。 活用している人、いますか? 従来の医療費控除は、年間の医療費が10万円を超えた場合、または総所得額が200万未満の場合、総所得額 …

「お金の話」を嫌がる人にお金は回ってこない

photo by Y’s harmony/Fotolia 「万人に好かれるように行動する“いい人”の人生は、窮屈で不自由で、つまらない!」と説く書籍、『「いい人」をやめれば人生はうまくいく …

「従業員持株会」への投資で資産形成するのは止めよう

あなたが働いている会社には「従業員持株制度」はありますか? 従業員持株制度と は、従業員が毎月一定の金額を拠出し、共同で自社株を買い付けていく仕組みのことです。 上場企業のほとんどで導入されていますし …

「つみたてNISA」、迷ったときに誰に相談する?

「つみたてNISA」の商品選びで悩んだとき、誰に相談すればいいでしょうか。前回、専門家に相談するのも良い方法だ と書きましたが、専門家とは誰を指すのでしょうか。 今回は、この点を考えてみます。 銀行の …

ママ仕事復帰

【人生100年時代の働き方】第5回: 専業主婦はもう古い!?これからの時代、主婦は働くべき?

最終回は働き方についてです。女性は家事・育児・介護など「家庭責任」を負うことが多く、働くこと、収入を得ることがサブ的になりがちです。 人生100年時代を乗り切れるよう、働き方も変えていく必要があるかも …