“何となく”調整していませんか? コンロの「強火」「中火」「弱火」には決まりがある!

投稿日:2019-12-10 更新日:

ガスコンロの火加減を、つまみの位置で「何となく」調整している人も多いのではないでしょうか。正しい火加減について専門家に聞きました。

正しい火加減の設定方法とは?

料理のレシピでよく見かける、「強火で3分炒める」「中火から弱火にする」「弱火でコトコト煮る」などの「火加減」。しかし、「強火」「中火」「弱火」の違いが分からず、ガスコンロのつまみの位置で「何となく」調整している人も多いのではないでしょうか。

しかし、ネット上では、火加減はつまみの位置で決めるものではなく、「炎の大きさと鍋底との関係」が基準になるとの情報もあります。正しい火加減を設定する方法について、東京ガス「食」情報センター副所長の杉山智美さんに聞きました。

炎が鍋底全体に当たるのが「強火」

Q.火加減は、つまみの位置ではなく、「炎の大きさと鍋底との関係」が判断基準になるというのは本当ですか。

杉山さん「本当です。つまみの位置は『ガスの出る量』を調整するものなので、つまみだけに注目しても適切な火加減ができるわけではありません。火加減は鍋底の大きさを見ながら、鍋底と火の大きさを調節して行うのが適切です」

Q.「強火」「中火」「弱火」はそれぞれどのような状態ですか。

杉山さん「強火は、炎が鍋底全体に勢いよく当たる状態です。中火は、炎が鍋底に当たるか当たらないかくらいの状態です。弱火は、炎が鍋底に当たらないくらい小さい状態です」

Q.鍋の大きさも火加減の判断基準に影響するのでしょうか。

杉山さん「影響します。調理する際には、鍋の底から炎がはみ出さないようにすることが大切です。炎が鍋底からはみ出すと、鍋に伝わらない熱の量が増えてもったいないからです。そのため同じ強火でも、大きなフライパンと小さな鍋とでは、炎の大きさを変える必要があります」

Q.「強火」「中火」「弱火」の火加減を正しく使いながら、料理をおいしく作るコツを教えてください。

杉山さん「炎の大きさと鍋底の関係が重要なのはもちろんですが、鍋やフライパンの中にある具材の状態をしっかり見ながら火加減を調整してください。おいしく調理するには、視覚(火の通り方を目で見る)、聴覚(『ジュー』という音などで確かめる)、嗅覚(焼けてきた匂いなどで確認する)など五感をフルに働かせることが一番のポイントです。鍋底だけでなく、全体を見ながら料理を楽しんでください」

きちんとした火加減を覚えれば、「中火の火加減が分からず熱が通り過ぎてしまった」という失敗もなくなり、省エネにもつながります。正しい火加減で日々の料理をよりおいしく作りましょう。

(オトナンサー編集部)

▼家事が楽になる「魔法の家事ノート」アプリはこちら▼
魔法の家事ノート

関連記事

鉄分に食物繊維、ミネラルも “東洋のスーパーフード”ナツメが魅力的な理由

漢方薬の材料としても使われる植物「ナツメ」。ことわざで「1日3粒食べると老けない」とされる、その魅力はどのようなものでしょうか。おいしい食べ方も合わせて紹介します。 スナック風にした「ナツメチップ」は …

「キレイキレイ薬用ハンドジェル」を50名様にプレゼント!

みなさま、毎日の家事おつかれさまです!寒さも厳しくなって、家事をするのも大変ですよね…「魔法の家事ノートアプリ」では、そんな家事をがんばるみなさまを応援するべく、冬のプレゼントキャンペーンを開催中です …

「靴に10円玉を入れると臭いが消える」は本当なのか

毎日は洗えないため、蓄積する臭いが気になる靴。その手軽な消臭方法として「10円玉を靴の中に入れる」というものを耳にしますが、実際のところ効果はあるのでしょうか。 (毎日は洗えないため臭いが気になる靴) …

「薬をお茶で飲んではいけない」は本当なのか

「薬はお茶で飲んではいけません」――。家庭や学校、病院などでそう教わってきた人も多いはず。しかし、それは真実なのでしょうか。医師に取材しました。 薬をお茶で飲むことに問題はないのか   「薬 …

通勤ダイエット成功のカギは「ゆがまない生活」にあった!

「ジムに通ってダイエットしたいけれどお金も時間もない」――。そんなビジネスマンの方に、お金をかけず通勤や仕事のついでにできる簡単なダイエットをご紹介します。肩肘張らずに日々の動作をほんの少し変えるだけ …