子どもに無理して理由を聞かない育児

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子どもが泣いて、その場から動かなくなりフリーズ・・・。

こういった光景は子育て家族ではあるあるですよね。

子どもに理由を聞いても話してくれない。

そんな時、どうしていますか?

無理やり理由を聞きますか?
理由を聞かずに強制的に連れて行きますか?

話さなくても理由はわかる!

子どもがフリーズした時、親はなんとなく嫌な理由を想像します。

「帰りたくないの?」
「これが嫌いなの?」
「お腹痛いの?」

でも、子どもは答えてくれない。

そんな時、簡単に子どもの意志を聞く方法があるんです。

我が子のフリーズも、この方法で何度も解決しました。

「何も話したくないなら話さなくていいよ。今からのママが言う事を聞いてね。」
「ジャジャン!第一問です!帰りたくなくて泣いている人、手をあげて!」

あくまでも、遊びのようにクイズ形式な問い方をします。

すると、子どもの気分が少し変わってくれるのではないかと思っています。

「ジャジャン!第二問です!○○ちゃんともっと遊びたくて泣いてる人、手をあげて!」

この方法だと、結構な割合で手をあげてくれるんです。

しかし、何問か続けても反応がない場合、一番怪しいと思う理由を、もう一度繰り返します。

すると、手をあげてくれる場合が多いです。

さらに、こちらが質問した内容に理由が該当しない場合はしびれを切らすか、子どもの方から話してくれたりするんです。

理由がわかればこっちのものです。

「そうか。もっと遊びたいのね。でもね、晩御飯の準備をしないといけない時間になったの。だから、また今度遊ぼうね。」と話をすると、子どもも納得してその場から動いてくれたりします。

嫌がる理由がわかると、ママの気持ちにも余裕が生まれてきますよね。

いつかは自分から話してくれる。

フリーズしてしまう時期は、自我が発達している証拠だと思います。

また、自分の気持ちのモヤモヤをうまく言葉に出来ない事も理由のひとつだと考えられます。

だからこそ、ママが気持ちを代弁する。

さらに、代弁するだけでなく、少しでも子どもが意志を出す。

この切り返しで、いつか自分からうまく理由を話してくれると信じています。

このクイズ形式の「無理して理由を聞かない育児」おすすめです。

ママの気持ちも楽になると思います。


まゆみ

二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援をはじめ、高知県内外各地で子育てイベントを開催しています。
子育て応援「ZEROSAI」

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この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

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