みなさんは、結婚相手との相性は良いと感じていますか?
中には新婚当初から、ずっと仲良しの夫婦もいれば、夫婦仲が悪化して、結婚を後悔する夫婦もいることでしょう。
でも離婚をしたり、険悪な雰囲気で結婚生活を続けたりはできれば避けたい事態ですよね。
現在の夫婦の相性や夫婦仲の実態は、どのようになっているのでしょうか?
相性に違和感があると感じている夫婦は全体の2割超え!
大阪歯科センターが実施した、全国の30歳~69歳の既婚者2,000名を対象にした「夫婦の噛み合わせに関する調査2017」で、夫婦の相性の実態が報告されました。
この調査では、多くの夫婦が、夫婦の相性が良く、「しっくり感がある」と回答しています。
一方で、夫婦の相性に「違和感がある」と回答した人は全体の22.5%もいました。
これは、無視できない割合です。
また、調査によると「結婚前から」夫婦の相性に違和感を持った人もいる事がわかりました。
特に、30代女性は約3割が「結婚前から」違和感があり、「結婚後半年以内」と合わせると6割近くにもなるのだとか。
この調査で「なるほどなあ」と感じたのが違和感という言葉です。
夫に対してさすがに「嫌悪感」や「憎悪」などは抱かなくても、「違和感」となると思い当たる節がみなさん、あるのではないでしょうか?
筆者の知り合いの場合は、結婚前から相手に違和感を抱いており、結婚式当日には母親から「結婚をやめたら?」と言われてしまうほどだったそうです。
(まわりにもわかるほど、しっくりきていなかったのでしょうか。)
結婚してから10年がたち、その違和感はいまだ続いていて、むしろ嫌悪感に変化しているそうですが、こどもが3人いるので離婚はしたくないそうです。
このように、結婚前から違和感がある夫婦や、相性が良く仲良しだった夫婦も、違和感を持つ事により、夫婦仲が悪化していく可能性があるようです。
それでは、ずっと相性の良い仲良し夫婦でいられる為に、今から出来る事はあるのでしょうか?
お互い違和感なく、しっくり夫婦でいる秘訣
仲良し夫婦でいられる秘訣は家庭それぞれですが、特に、夫婦の会話やスキンシップ等のコミュニケーションは大切なようですね。
見つめ合いながらの会話やスキンシップを頻繁にする事で、「絆ホルモン」や「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシン(神経ホルモン)が分泌される事がわかってきたそうです。
オキシトシンが十分に分泌されていると、心の安定や幸福感が感じられるとか!
その結果、夫婦関係が良くなり、夫婦の絆も深まると言われています。
あえて狭いスペースに夫婦で並んで座ったり、寝る前に相手の肩や腰のマッサージをしてあげる等、さりげないスキンシップを頻繁にすると、オキシトシン効果がありそうですね。
夫婦が、いつまでも相性「しっくり」の仲良し夫婦でいる為には、結婚相手を尊重して、コミュニケーションを大切にする等、お互いに努力や工夫を継続させる事が必要かもしれませんね。
「この人と結婚しよう」と思った自分を信じて、違和感を乗り越え、夫婦の強い絆に変えていけたらいいですね。
夫と意見が合わない、もう離婚したほうがいいの?
夫婦の相性ってどうなの?と悩んだら…
【参考】
ママニティ、nifty、夫婦の噛み合わせに関する調査2017、All About、NAVER、cafeglobe、浮気・夫婦問題の悩み相談、ナースのヒント