みなさんは、パートナーとスキンシップをとっていますか?
ほとんど手も触れない!という人もいれば、毎日ハグしたり、でかける前にキスをしたりと、十分にスキンシップをとっている人もいるのではないでしょうか?
では、結婚後や子どもが生まれてから、そして子どもの前でのスキンシップのとり方については、どのように考えられているのでしょうか。
重要視されている夫婦間のスキンシップ
日本というお国柄、あまり人前でイチャイチャするのは…と思われがちですが、最近では、スキンシップをとることで、愛情ホルモンや絆ホルモンが分泌されるなど、パートナーとのスキンシップは良い効果があると知られてきています。
ベビーシッターサービスのキッズラインが夫婦関係について、子育て中の男女351名に調査をおこないました。
パートナーとの結婚後、気持ちに変化があったかどうかを聞いた内容では、
「結婚前と変わらず好き」と答えた人は39.3%
にのぼったそう。
約6割の人が、結婚後も相手を好きでいることが明らかになりました。
また、「目に見える愛情表現は必要」と考えている人は92.6%という結果に。
スキンシップを重要視している人はとても多いようすがうかがえます。
子どもの前でスキンシップ、OK?
子どもの前でのふれあいを見せることについてはどのような意見があるのでしょうか。
週刊誌の女性セブンによるアンケートでは、興味深い結果が出たようです。
このアンケート調査は、全国20~70代の男女354名に「子どもの前での夫婦のスキンシップ」について聞いたもの。
・子どもの前でのスキンシップに反対という人は31.1%
という結果でした。
また、「実際に子どもの前でスキンシップをとったことがある」と答えた人は40.1%となり、スキンシップに寛容な意見が多いようです。
子どもの前でスキンシップOKな人は意外と多いのですね。
子どもの前でスキンシップ、専門家の見解は
スキンシップを子どもに見せることについて、専門家の間では賛否両論あるようです。
「夫婦でスキンシップがある家庭は、子どもとのスキンシップも多く子ども自身の心が定する」という結果も出ているそう。
夫婦の関係が良好であると、家族も円満になるのだとか。
子どもの年齢によっては気を付けたほうが良いという見解も
0~6歳ごろの幼児期は母親の愛情が必要な時期であるため、父親に取られたと不安に感じてしまうこともあるそう。
また、12~18歳の思春期は、親がスキンシップをとることに嫌悪感を抱きやすい年頃。
自立心や自主性が芽生えるなかで、家族の中での孤独感を強める可能性を指摘しています。
両親に「性」を感じたくないという思いも強いのではないでしょうか。
このように、スキンシップひとつでも、子どもに与える影響は大きいようです。
また、腕に触れるなどの軽めのスキンシップと、キスとでは、子どもの受ける印象が違うようにも感じます。
パートナーと二人の世界に浸ってしまうのではなく、ある程度の節度は必要なのかもしれません。
子どもの成長を見守りつつ、家族の絆が深まるふれあいができると理想的ですね。