6歳までが勝負!?基本脳と新しい脳

投稿日:2021-05-07 更新日:

6歳までが勝負!?基本脳と新しい脳
生まれたばかりの赤ちゃんの脳は未熟ですが、睡眠・呼吸・食欲など、人間の基本となるものは、しっかりと持って生まれてきます。

これは、脳の中に、人間の基本となる部分がしっかりと備わっている証拠だと思います。

この、生活していく中で、基本となる部分を動かしている脳を「基本脳」

そして、親の言動や関わり方、子どもの環境などで成長していく部分を「新しい脳」と、私は呼んでいます。 生活に大切な基本脳

基本脳は、人間の生活の基本となる部分、五感が大きく影響していくように思えます。

五感を刺激するためには、まずは、しっかりと基盤となる生活が大事だと私は考えます。

1.規則正しい生活

早寝早起きをし、三食きちんと食べる!ということを規則正しく繰り返す事で、子どもの基盤となる基本脳がグングン成長していくと私は思います。

「なんだ、これだけ?」と思うかもしれないですが、当たり前の事を継続していくのは大変です。
大人の生活リズムに子どもを合わせる日もあるかもしれませんが、また、翌日から元に戻すなどして、大人に子どもが振り回されないように心がけてあげたいですね。

2.思いっきりたくさん遊ぶ

子どもは「寝る」「食べる」「泣く」「遊ぶ」が仕事だと思います。

「やりたい!」という事を思いっきりさせてあげる事で、脳の五感が幸せを感じ、いつも以上にたくさんの刺激を受け入れ、成長しているように感じるんです。

いきなり公園で「裸足になってもいい?」と言ったりします。「ダメ!」と言っていた時期もありましたが、「いいよ」と認めてあげるだけで、その後の子どもの笑顔がいつも以上に輝いて見えます。

これらの事を思いっきり出来るのは、学業の始まる6歳までだと私は思っています。

6歳までに基本脳にたくさんの五感という刺激を与えてみましょう。

学ぶ力が身につく新しい脳

新しい脳は、身近にある新しい事をグングンと吸収していきます。

特に、幼児期は、周りの大人の言動が、多いに影響している気がします。

言葉を引き出す会話づくり


以前にも書いた事があるのですが、子どもの言葉(表現)を引き出す会話づくりを心掛けてみましょう!

ご飯を食べた時に「美味しいね。」と言うだけではなく、「どんな味がする?」「どんな所が好き?」など、声を掛ける言葉を工夫するだけで、子ども達は、自分の中の表現できる言葉を使って必死に考えます。

まだ、おしゃべりが出来ない子ども達にも「ちょっと甘くて美味しいね。」と、少しだけ味の感想を付け加えてあげるだけで、新しい脳に素敵な表現がプラスされていきます。

絵本を読む時も「なんでクマさん泣いちゃったのかな?」と質問すると、子どもは思いやりを感じる事が出来るんです。

たまに、「うるせー」と、言葉遣いの悪い子どもを見かける事があります。

幼児は、自分から「うるせー」という言葉を生み出したりしません。

必ず、その言葉を使っている大人が周りにいるはずです。このように、子ども達は、周りの大人をじっと見て、聞いて、その仕草までも真似をしています。

本当に子どもの学ぶ力って凄いですよね。

その学ぶ力を良い方向に導いてあげられる大になりたいですね。

※あくまで私個人の考え方、私の経験に基づいた育児での心がけをご紹介しています。研究結果のデータを引用しているわけでないので、効果を保証するものではございません。


執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。

-ライフスタイル

この記事を書いたライター
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援スタート。
女性、主婦の立場への風当たりの強さを感じながら「価値のある主婦」でありたい!と奮起。
現在は、主婦である強みを生かし、自治体や企業等とコラボ。キャリア講演、子育て講演、子育てコラムなど東京プチ田舎生活中。

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